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ホンダ シビックの大本命、ハイブリッドがついに登場。エンジンモデルに差をつける上質な完成度に注目 ...

2022-4-14 10:00| post: biteme| view: 330| コメント: 0|著者: 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業

摘要: 11代目シビックの本命ハイブリッドが追加 かつてシビックはホンダにとって非常に重要なモデルだった。1972年登場の初代から2000年登場の7代目までは特に。01年のフィット登場後は、国内で最も売れるホンダ車の登録車 ...

ホンダ シビックの大本命、ハイブリッドがついに登場。エンジンモデルに差をつける上質な完成度に注目

11代目シビックの本命ハイブリッドが追加

かつてシビックはホンダにとって非常に重要なモデルだった。1972年登場の初代から2000年登場の7代目までは特に。01年のフィット登場後は、国内で最も売れるホンダ車の登録車はフィットになった。それ以降もシビックはグローバル市場で依然として重要なモデルであり続けたが、8代目ではセダンのみが売られ、9代目は売られないなど、日本市場ではやや宙ぶらりんな存在となった。10代目になって日本でも再び販売されるようになったが、大して売れなかった。

そして21年、11代目が登場。ボディ形状は5ドアハッチバックのみ、1.5L直4ターボエンジン搭載モデルのみというこぢんまりした構成で発売された。奇をてらわない5ドアハッチバックの王道をいくスタイリングで、ディテールも現行のフィット、ヴェゼル、ステップワゴン(発表のみ)あたりと同じように、デコラティブ路線ではなくすっきりとシンプルになった。

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とりたててスポーティーではないものの、乗り心地がよく、実用車として十分な動力性能が備わっており、パッケージングに優れ、車室も荷室も広い。乗ってすぐにこれは素晴らしいハッチバックだと感じた。しかし売れゆきはあまりかんばしくない。乗用車販売は依然コロナ禍の影響を受け、半導体不足に悩まされており、本来の実力通りの売れ行きを見せているモデルは少ない。とはいえ月販目標1000台に対し(この目標自体が往年のシビックを思うと寂しいが)、発売翌月の10月こそ1218台(30位)とクリアしたものの、11月から2月まで1000台を割り続け、3月にはとうとう自販連ランキングの圏外(50位に入っていない)となった。

あれほどバランスの取れたモデルが売れないなんて、日本ではどんなによくできていてもハイブリッドがないとオハナシにならないのかもしれない。というわけでシビックに本命のハイブリッドが追加された。昨年のシビック発売時に後からハイブリッドが追加されることがアナウンスされていたので、ここまでの販売台数の低調は、ハイブリッドを選ぶにせよICEを選ぶにせよ、ハイブリッドが出てから比較して決めようという人の買い控えの影響もあったはずだ。

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完成度の高いハイブリッド搭載でシビックは売れるのか

ホンダはハイブリッドをe:HEV(イーエイチイーブイ)と呼ぶ。e:HEVの見た目はICE版シビックとほとんど変わらない。前後のエンブレムがブルーになるほか、フロントグリル、ドアミラー、ピラーなどがマットブラックからグロスブラックに変更され、リアバンパーの形状がわずかに異なる程度。元々フォルムもディテールも抑制的でハッチバックにしてはおとなっぽいグッドデザインだと思うので、変えないでくれてありがとうホンダという気持ちだ。

新開発の2L自然吸気エンジンに、おなじみの2モーターを内蔵したCVTを組み合わせたパワートレーンが採用された。i-MMDと呼んでいた時期を含めるとe:HEVもすでにさまざまなモデルに搭載されてきたが、後から出てくるモデルほど洗練されている。最新版のシビックe:HEVは、まずエンジンが最大熱効率41%と高効率。「ハイブリッドのキモはエンジンである」と開発陣が主張するように、エンジンの発電能力が優れていればこそ、インサイトに対し出力を39kWアップしたモーターが真価を発揮するというもの。

アップダウンの激しいクローズドコースで試乗すると、電動車特有の低速からの豊富なトルクによって登り坂で強い蹴り出しが感じられ、走らせていて面白い。エンジンは適宜オン/オフを繰り返すが、負荷をかけるとかかり、低減すれば止まるという原則にのっとっており、なぞのタイミングでかかって興ざめということはない。

始動時の音と振動もよく抑えられていて気にならず、他社のハイブリッドに対するe:HEVの利点である電動感を楽しむことができた。スポーツモードを選ぶと、加速時にエンジンの原音にアクティブサウンドコントロールによるスピーカーからの擬似音を足して、高揚感のあるエンジン音が聞こえる。アクティブサウンドコントロールは、室内騒音をマイクで検出して逆位相の音を出して室内を静かにするアクティブノイズコントロールとしても機能する。ノイズを消して気持ち良い音だけ増幅して流すということだ。

今回、シビックe:HEVプロトタイプを試乗し、e:HEVというシステムの使い方の自由度を感じた。もちろんハイブリッドである以上、効率を上げるという大きな目的のためのシステムだが、同時にパワーブーストに活用しており、さらにパワートレーンとしての上質さが盛り込まれていた。シビックはベーシックなICE版に対し上質なe:HEV版という明確なキャラクター分けをしてきた。さらに今年のどこかのタイミングでタイプRという尖ったスポーツモデルが加わることで、シリーズは完結する。ともあれ販売上最も重要なe:HEVの完成度が非常に高いと感じた。これでも売れなかったら、それはシビックe:HEVのせいじゃなく5ドアハッチ自体がオワコン化したということだろう……と言いたくなるくらいに。

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スペック例(ガソリンエンジンモデル参考値)

【 シビック EX(CVT)※ガソリンエンジンモデル参考値 】
全長×全幅×全高=4550×1800×1415mm
ホイールベース=2735mm
駆動方式=FF
車両重量=車両重量=1370kg(CVT)/1340kg(MT)
乗車定員=5名
エンジン=1.5L 直列4気筒ターボ
最高出力=134kW(182ps)/6000rpm
最大トルク=240Nm/1700-4500rpm
トランスミッション=CVT
燃料=プレミアムガソリン
WLTCモード燃費=16.3km/L
サスペンション=前:マクファーソン式
        後:マルチリンク式
最小回転半径=5.7m
タイヤサイズ=前後:235/40R18(アルミホイール)
価格=353万9800円

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