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宇宙人風の見た目以外、サイズも燃費も価格も隙のないヤリスクロスの登場で身内もライバルも赤信号!? ...

2020-9-23 11:55| post: biteme| view: 689| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦

摘要: ライバル不在のサイズ感と予想以上に安かった価格 「格上のC-HRも喰いそうだし、下のライズからも客を取りそうですよね?」と試乗会で問い掛けた時、チーフエンジニアの末沢泰謙氏は苦笑いしつつも「さぁどうでしょ ...

宇宙人風の見た目以外、サイズも燃費も価格も隙のないヤリスクロスの登場で身内もライバルも赤信号!?

ライバル不在のサイズ感と予想以上に安かった価格

「格上のC-HRも喰いそうだし、下のライズからも客を取りそうですよね?」と試乗会で問い掛けた時、チーフエンジニアの末沢泰謙氏は苦笑いしつつも「さぁどうでしょうか?」と答えた。

発売前から業界マスコミが「絶対売れそう」と言い切るヤリスクロスだが、最大のセールスポイントは絶妙なサイズ感にある。現状全長4.1m台のコンパクトSUVは「VW Tクロス」ぐらいしかなく、国産勢はライバル不在。なにかとデカくなるSUVにあってこの点絶対有利。

具体的にいま国内で最も売れるほぼ全長4mジャストの「トヨタ ライズ」より大きく、かつてトップセールスを競った全長4.2m強の「ホンダ ヴェゼル」や「トヨタ C-HR」、今年追加の「日産 キックス」よりボディは小さい。それでいてリアシートはC-HRより広く、ラゲッジ容量も390Lと広い。コンパクトさとそれを超えるスペース効率の点で最初からライバルに勝っているのだ。

もう一つの「売れる」理由は、ベースとなったハッチバック「ヤリス」の人気の高さ。今年2月に発売され、国内登録車ランキングでは既に4、5、7、8月と販売トップを取っており、中でも走りと、そこから考えられない低燃費と質感の評判が高い。そのSUV版だからまず外さないだろうというわけだ。

さらに追い風なのは予想以上に安い価格設定。いくら商品が良くても価格と合わないとダメだが、発表されたトヨタセーフティセンス付きグレードは189万円台から。格上C-HR(238.2万円~)、ヴェゼル(211.3万円台~)より大幅に安く、それでいて扱い易くコンパクトで広いんだから、そりゃ黙っても売れるでしょ? ってな図式なのだ。

オジサン世代に響かない宇宙人風デザインと安っぽいインテリア

とはいえ実際どうか。ズバリ小沢の懸念は斬新すぎるエクステリアとインテリアだ。

見た目はぶっちゃけ新しすぎる。骨格はハッチバックと共通だが、外板パネルは一切なく、ヤリスがもつ端正さはほとんどない。全幅は1.765mと5ナンバーを超え、フェンダーは艶めかし大きく膨らんでいる。

なによりマスクがかなり個性的だ。今まで以上にプレスラインを極力排したフェンダーやバンパーデザインもあり、顔は宇宙人っぽい。ボディラインも古典的SUVらしからぬヌメヌメ感で包まれており、王道のSUVデザインといえばライズの方だろう。果たして保守的なオジサン世代にどこまで響くか?

逆にインテリアは驚いた事にハッチバックと基本的に同じ。インパネセンターとリアシートの座面高こそ違うが、このあたりはコストに厳しいトヨタらしい割り切りだ。よって正直乗ると特別感はなく、斬新なエクステリアのようなインパクトはない。

キックス他のライバルは燃費も価格も勝てそうにないが…

一方、走りは確かに凄い。そもそもヤリスからして乗り心地、ハンドリング、静かさはクラスを超えていたが、そのアドバンテージをしっかり保っている。

中でも電池性能が従来比で2割は上がった新世代の1.5Lハイブリッドの出来が凄く、走り出しから電動感高し。システム出力は116馬力と平凡だが、141Nm(※FFの場合)の電動モータートルクが効いて発進から力強い。

乗り心地もハッチバックほどの路面のザラザラ感はなく、硬めだが良好。さらにメーカー計測実燃費が驚きで、横浜みなとみらいと大黒ふ頭を往復してリッター25km超え! いくらコンパクトとはいえSUVでこの燃費性能はぶっちぎり。ぶっちゃけEV要らずだ。

120psのノンターボ1.5リッターガソリンの方も悪くなく、発進用に1速ギアを設けたダイレクトシフトCVTのおかげでスタートからかったるさとは無縁かつ高速域の伸びもいい。実燃費もハイブリッドと同じ区間を走ってリッター20km超え。これまた予想以上だ。高速渋滞時に完全停止するアダプティブ・オートクルーズも基本標準装備する。

実際問題、現在国内で200万円以下から買えるSUVで、ヤリスクロスほどの使い勝手と走りの質と低燃費性を備えたクルマはない。リアシートは決して広いとは言えないが、1つ上のクラスでさほどリアが広くないSUVが続出しているのも追い風。ヴェゼル、キックスには負けるがC-HRには負けない。

なにより最大のアドバンテージは、再び世界最高レベルのパワー&燃費バランスを備えた1.5Lハイブリッド。もしやヤリスとヤリスクロスは、かつての初代、2代目プリウスに匹敵する低燃費アドバンテージを備えているのかもしれない。

もちろんこのデザインが苦手な人が日産 キックスほかに流れる可能性はある。だがあちらは最低でも276万円から。ヤリスクロスのハイブリッドは228万円から。マトモに比べると勝負にならないのが現実なのである。

スペック例

【 トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド G 】
全長×全幅×全高=4180×1765×1590mm
ホイールベース=2560mm
車両重量=1170kg
乗車定員=5名
駆動方式=FF
エンジン=1.5L 直列3気筒DOHC
最高出力=67kW(91ps)/5500rpm
最大トルク=120Nm(12.2kg-m)/3800-4800rpm
使用燃料=レギュラーガソリン
モーター最高出力=59kW(80ps)
モーター最大トルク=141Nm(14.4kg-m)
トランスミッション=電気式CVT
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:トーションビーム式
タイヤサイズ=前後:205/65R16
WLTCモード燃費=30.2km/L
価格=239万4000円(消費税10%込)


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