スタイルのQ3スポーツバック、ユーティリティのQ39月上旬、箱根で編集が新型アウディ「Q3」に試乗しましたので、レポートします。 新型アウディ「Q3」「Q3スポーツバック」は、2020年7月7日に8年ぶりに第2世代へフルモデルチェンジしたアウディのコンパクトSUVで、既に全国のアウディディーラーで8月19日より販売が開始されています。また、Q3スポーツバックは、アウディ初のコンパクトクロスオーバーSUVで、Q3より4.5cm低い車高のクーペスタイルが特徴です。 グレードは、Q3とQ3スポーツバックともに基本的に1.5LガソリンのFFと2Lディーゼルの4WDで構成され、装備の違いで以下の構成となっています。 Q3 Q3スポーツバック 今回試乗した車両は、2Lディーゼル4WDのQ3と、1.5LガソリンFFのQ3スポ―ツバックの2台。 車両に近づくと、最近のアウディのトレンドでもあるシャープなキャラクターラインと、特に張り出したブリスターフェンダーの造形が目を引きます。そのフェンダーラインは高い位置にあるので、膨張色の車両は約4500mmの全長と全幅1840mmのサイズよりもさらに大きく見えるかもしれません。Q3スポーツバックはQ3より低い車高とルーフ後端からからゆるやかに下がっていくデザインで、クーペライクなプロポーションになっています。 Q3スポーツバックとQ3の足回りは共通セッティング乗り込むと、ベースの「A3」より高められたルーフで広い室内が確保されていることに気づきます。後席頭上もA3よりQ3、Q3スポーツバックともに余裕がありますが、後席とラゲッジルームはQ3より若干Q3スポーツバックの方がタイトですので、デザインとユーティリティで悩むのも楽しいのではないでしょうか。 はじめにQ3の2Lディーゼル4WDで箱根の山を走ります。TDIディーゼルエンジンは、アイドリング時にはディーゼル特有のノイズが車外に聞こえてきますが、走り出すと低速域ではトルクフルでスムーズなイメージです。回転を上げると音も大きくなりますが、1700kgのボディにパワー不足は感じませんでした。クワトロ4WDは、ウエットなタイトコーナーで少々粗くアクセルを踏み込んでも、車両の挙動を乱すことなく終始安定した走りで安心感があります。 次にQ3スポーツバックの1.5LFFでターンパイク箱根へ向かいます。先程のディーゼル4WDより約180kg軽い1530kgのボディは軽快感を感じます。ワインディングではSUVの車高の高さを忘れるフットワークの軽さと、1.5Lとは思えないトルクでFFモデルにアドバンテージがあるように感じました。 サスペンションセッティングは、ディーゼル4WDとガソリンFFでは車重に合わせて異なるスプリングレートと減衰力が設定されていますが、Q3とQ3スポーツバックのセッティングは同一の仕様になっています。どちらも低速域での粗い路面では少し硬く跳ねる感覚がありますが、速度を上げるとフラットになっていく印象でした。 Q3、Q3スポーツバックは、A3より価格は少々高くなりますが、SUVのスタイルとユーティリティで活躍の場を拡げそうです。 スペック例【 アウディ Q3スポーツバック 35 TFSI S line 】 |
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