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新型アウディA1の1.5Lターボ版は初代よりも簡素でダイレクト感のある走り味

2020-1-7 07:00| post: biteme| view: 650| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之

摘要: ミニを意識していた初代とは明らかに違う 久々にマジでアウディ欲しいと思いましたわ。それは新型A1。初代は今から8年前の2011年に日本に上陸したプチアウディで、走りはもちろん内外装ともに上質だったんですが、 ...

新型アウディA1の1.5Lターボ版は初代よりも簡素でダイレクト感のある走り味

ミニを意識していた初代とは明らかに違う

久々にマジでアウディ欲しいと思いましたわ。それは新型A1。初代は今から8年前の2011年に日本に上陸したプチアウディで、走りはもちろん内外装ともに上質だったんですが、若干小さすぎ&凝りすぎ。A1の名に恥じない全長4m以下のサイズでしたが、特に最初に出た3ドアはリアの狭さもあって実質クーペ的。一方エクステリアは、当時のアウディデザインもあって丸さを強調、可愛らしさが先立ってました。

小沢的には当時バカ売れのミニを意識し、敢えてデザインも濃厚にしたと勝手に分析。もっともその分、個性的な女性に受けそうな気がしましたし、実際世界で90万台、国内で3万台を販売とコンスタントにヒット。特に国内では後に追加された5ドアモデルが売れていたはず。ところが、今回もベースのプラットフォームはVWポロと共通なんですが、かなりのイメチェン。思いっきりグローバル展開するMQB採用なこともあってか非常にジェネラル。幅広いファン層に受けるテイストに仕上がってます。

ボディは5ドアハッチバックのみ。全長×全幅×全高は4040×1740×1435mmと思ったより大きくなってませんが、先代比で55mm長く、10mm高く、全幅はキープ。居住性に大きく関係するホイールベースは2465mmから2560mmに伸びてます。そしてなによりデザインテイストが全然違う。初代は小沢の心の師匠が「ゴディバのチョコレートだ!」と言いましたが、今回はプチアウディクワトロ風。それも1980年代にWRCで活躍した硬派なスポーツクワトロがモチーフ。全体はそれなりに丸みを帯びてカワイイのですが、要所要所にエッジが効いててボクシー。

具体的には鋭利さを感じさせるシャープな6角形グリルはもちろん、左右に睨みの効いたLEDヘッドライトが付き、その上には3つのスリットが。完璧にラリー車のディテールで、前後フェンダーの張り出し、Cピラーの太さもスポーツクワトロのイメージ。女性にも好かれると思いますが、男性を意識したデザインに仕上がってます。

内装にはボクシーなランボルギーニテイストも

乗りこむとこれまた初代とは全然違うムード。アウディらしいデジタルコクピットで、運転席前は完全にアナログ機構を省いた10.25インチのデジタルディスプレイ、センターにも10.1インチのセンターディスプレイを配置。ソフトウェアは当然アウディのMMIで、スマホ同様に「ナビ」「電話」「メディア」などを選ぶ方式。慣れたら便利です。ちなみにオプションでスマホチャージシステムが付けられます。

一方、驚いたのは助手席前を中心とするインパネデザインで、六角形を多用した角張りテイスト。そしてこれが小沢の勝手な連想ですが、ちょっと同じVWグループのランボルギーニっぽいんです。つまりそれくらいボクシーということであり、女性的だった初代とはここも結構違います。また初代はメーター回りにソフトパッドが使われていましたが、今回それはナシ。その辺の割り切りも進んでいるようです。

ちなみに車内スペースは、ホイールベースが95mm伸びていることもあって明らかに余裕。身長176cmの小沢が普通に前後座れます。ラゲッジ容量も初代より65L増えて335L。後席を畳めば最大1090Lの広さを獲得。スタイルと実用性をいかに両立しているかがわかります。

初代よりも簡素でダイレクト感のある走り味

いよいよ走りですが、小沢が乗った35 TFSIはかつての1.4L直4直噴ターボエンジンの代わりに、新世代の1.5L直4直噴ターボを搭載。これはまだ日本のVWゴルフには積まれてないアップデート型エンジンで、ピークパワー&トルクは150ps/5000-6000rpm、最大トルクは250Nm/1500-3500rpmと十分。これを7速ツインクラッチのSトロニックで駆動するんですが低回転から非常に力強い。今回は東京から茨城の筑波まで往復しましたが、高速では十分過ぎるパワーと安定感、そしてステアリングの切れの良さ。

そのほかエコな気筒休止システムに加え、フィールドクーリングと呼ぶ新しい装置を付けるなどクーリング性能も向上。結果、モード燃費はWLTCモードで15.6km/L、小沢が高速中心で81km走った時も17.8km/Lと良好。結構なレベルでエコドライブが楽しめます。また今回は乗れませんでしたが、よりエコな1リッター直3ターボエンジンも2020年夏頃には導入される予定ということでチョイス可能です。

一方、走り味ですが初代A1よりダイレクトさを感じた次第。ベースとなったVWポロに比べしっとり感、ステアリングフィール共に良好ですが、時折アウディで過剰に感じる護られ感が薄く、そこを小沢は気に入った次第。あくまでも個人的な見解ですが、小沢は実は高級なアウディ系より、より簡素でダイレクトなVW系の方が好みだったりします。その方がより走ってる感が得られるのですが、A1は新型になって少しVW寄りになっているような?

価格も興味深く、今回乗った35 TFSI アドバンスは365万円スタート。バーチャルコクピットやMMIナビシステムが標準で付かないのでそこは残念ですが、使い勝手と質感を考えるとお手頃。今のコンパクト系アウディを考えた場合、ヤングファミリー層向けにはQ2がイチ押しですが、コチラを選ぶ手もあるのかもしれないと思った次第。

ただし最後にライバルとしてメルセデス・ベンツAクラスやBMW1シリーズを挙げると少々比較にならないかも。なぜなら1.3Lターボで価格的には並ぶAクラスハッチは全長4.4m台、1.5リッター直3ターボのBMW1シリーズは全長4.3m台でクラスが1つか2つ違う上、広さ、しっかり感が違います。特にリアシート、荷室の使い勝手は段違い。駐車場が広いならばAクラス買っちゃうでしょうと。

やはりアウディA1のメインは今後追加される割安な1Lターボモデルであり、その4mチョイの小ささで勝負する車種。そういう意味での比較対象はやはりBMWミニの5ドア。なんだかんだでライバル関係は永遠なのかもしれません。

スペック

【 A1 スポーツバック 35 TFSI アドバンス 】
全長×全幅×全高=4040mm×1740mm×1435mm
ホイールベース=2560mm
駆動方式=FF
車両重量=1220kg
エンジン=1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=110kW(150ps)/5000-6000rpm
最大トルク=250Nm(25.5kg-m)/1500-3500rpm
トランスミッション=7速DCT(Sトロニック)
JC08モード燃費=17.3km/L
WLTCモード燃費=15.6km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:トレーリングアーム式
タイヤサイズ=前後:215/45R17
価格=365万円


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