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新型Cクラスは走りがさらに熟成。マイルドHVの新エンジンにも驚いた

2018-6-20 07:00| post: biteme| view: 292| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ/写真:メルセデス・ベンツ日本

摘要: 足回りはほぼ変更が無いはずなのに、乗り味に感心 フェイスリフトした「Cクラス」は実に、6500点にも及ぶ改良が施された。しかしながら、ボディやサスペンションについては、フェイスリフト以前を踏襲している。つま ...

新型Cクラスは走りがさらに熟成。マイルドHVの新エンジンにも驚いた

足回りはほぼ変更が無いはずなのに、乗り味に感心

フェイスリフトした「Cクラス」は実に、6500点にも及ぶ改良が施された。しかしながら、ボディやサスペンションについては、フェイスリフト以前を踏襲している。つまり、走りの部分に関しては、ほぼ変更がない。

実際、サスペンションについては、新たにオプションで無段階可変のダイナミック・ボディ・コントロールが与えられた程度。だから基本は不変。それにも関わらず走らせて最初に、改めてその乗り味走り味が素晴らしいと感心させられたのだ。

つまり、2014年に登場したままボディやサスペンションはほぼ手を入れてない今回のフェイスリフトなのに、まず走りにおいて高い評価が生まれるあたりに、このクルマの素性と完成度の高さを改めて思い知らされる。

登場から4年目のフェイスリフト。この間にライバルも含め、世に送り出された自動車は様々に進化してきたはずだ。しかしながらフェイスリフトを受けたCクラスの乗り心地とハンドリングの高次元なバランスは、未だクラストップと感じられたし、最新のライバルと比べても全く引けをとらないどころかむしろ、このクラスの頂点に位置している、と言っても良いほどの走りを見せたのだ。

今年3月のジュネーブショーでフェイスリフトが発表されたCクラスを今回、ルクセンブルクで開催された国際試乗会で試したのでレポートする。

発進も加速も変速も滑らかなマイルド・ハイブリッド

走りの良さを改めて感じさせられたフェイスリフトしたCクラスだが、今回の最大の目玉は新パワーユニット。その中でも注目は「C200」で、これまでの2.0L直4直噴ターボにとって代わり、1.5L直4直噴ターボにBSG(ベルトドライブ・スターター・ジェネレーター)を組み合わせた「EQブースト」としたのがトピックである。

このEQブーストは、既に日本にも「Sクラス」に「S450」という、直6+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)搭載モデルが採用しているもの。だが、C200のEQブーストは、これをシンプルにしたものだ。

C200に搭載されるEQブーストの構成は、最高出力184ps、最大トルク280Nmと、以前のC200に搭載された2.0Lとほぼ変わらぬスペックの1.5L直4直噴ターボを搭載。そしてここに、ベルト駆動の最高出力10kW/最大トルク160Nmを発生するスターター/ジェネレーターを組み合わせ、加速時や変速時のアシスト用モーターとしても使う、いわゆるマイルド・ハイブリッドだ。

このEQブーストは、ベルトを介してつながるクランク軸に対し、アシスト用モーターとしてプラスアルファの力(加速時には最高で10kW)を上乗せする。また一方でブレーキング時は、エネルギーを回生する(回生時には12kW)働きも持っている。このEQブーストは、S450のISGと同様に48Vのリチウムイオン・バッテリーで運用されている。

実際に走らせてみてまず印象的なのは、エンジン始動時。セルがないので、セル特有の音や振動がないのだ。そしてゼロからの発進では、明らかに通常のエンジンよりレスポンス良く素早く加速が始まるのも特徴。これは10kW/160Nmのモーターアシストが働くため、電気自動車やハイブリッド的に動き出すためだ。

さらに、変速時はシフトのアップダウンを問わず、シフトショックが皆無なことに驚く。シフトアップ時はエンジン回転の落ち込みをモーターがアシストする。そしてシフトダウン時はモーターを抵抗として使う制御がなされエンジン回転を抑える。このようにして滑らかな変速が実現されている。

エコモードで高速等を走る際には、アクセルから足を離すとエンジンが停止してコースティングする機能があるが、そこからエンジンを再始動する場合も始動ショックがないのも特徴だ。

エンジン全体の印象はむしろ、以前の2.0Lより上質に感じる。この“電化”によって内燃機関の環境基準を未来に適合させつつも、商品として魅力あるものにしたと感じるのだ。

自動レーンチェンジやナビと協調した速度制御も

他にも既に「Eクラス」に搭載される新世代クリーンディーゼルの2.0Lが、これまでの2.2Lに代わって搭載された。以前の190psから194psと高出力化したにも関わらず、さらに燃費を向上すると同時に、以前よりも軽快な回転フィールも手に入れ、より魅力が増したモデルと評価できる。

この他エクステリアでは、前後バンパーが形状変更を受けたのに加えて、新たにLEDハイパフォーマンスヘッドライトを標準装備した。オプションでマルチビームLEDヘッドライト(ウルトラハイビーム付)も用意されている。

そして安全装備と運転支援がアップグレードされたのもポイント。今回は「Eクラス」や「Sクラス」とほぼ同等の内容を備えている。

例えばウインカー操作で自動的にレーンチェンジするアクティブレーンチェンジアシストを採用。さらにアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、地図とナビゲーションのデータも支援に活用して、カーブやジャンクションでは、予見的に速度調整を行なうようになったのが特徴だ。

もはや隙なしのフェイスリフト。そして、走りに関してはほぼ先代から受け継いだものながら、改めてその実力の高さを思い知らされる試乗だった。

スペック

【 C200 】
全長×全幅×全高=4686×1810×1442mm
ホイールベース=2840mm
駆動方式=FR
車両重量=1505kg
エンジン=1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボ(マイルドハイブリッド)
最高出力=135kW(184ps)/5800-6100rpm
最大トルク=280Nm/3000-6100rpm
トランスミッション=9速トルコンAT
サスペンション=前:マルチリンク式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前後225/50R17
欧州複合燃費=6.3-6.0L/100km
0-100km/h加速=7.7秒
最高速度=239km/h
使用燃料=プレミアムガソリン
※欧州参考値


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