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ブリヂストンの新スポーツタイヤ、ポテンザS007Aは走りに加え快適性にもこだわった

2018-7-16 11:00| post: biteme| view: 582| コメント: 0|著者: 文:竹町 昭男/写真:ブリヂストン

摘要: 独自技術“アルティメットアイ”を活用してドライ性能を進化 新たにデビューしたポテンザ S007Aは、プレミアムスポーツ部門のフラッグシップを担う最新作。ポテンザには現在、3種のメインモデルがある。サーキット走 ...

ブリヂストンの新スポーツタイヤ、ポテンザS007Aは走りに加え快適性にもこだわった

独自技術“アルティメットアイ”を活用してドライ性能を進化

新たにデビューしたポテンザ S007Aは、プレミアムスポーツ部門のフラッグシップを担う最新作。ポテンザには現在、3種のメインモデルがある。サーキット走行のグリップレベルを徹底追求したRE‐71R、カジュアルスポーツのアドレナリン RE003、そしてプレミアムスポーツのS007Aである。Aが付いているのは新車装着用タイヤにS007というモデルが既にあるからで、あまり大きな意味はない。S007Aは2010年デビューのS001後継モデルにあたる。系譜をたどれば、1998年誕生のエクスペディア S02といった懐かしい名前が出てくる。

S007Aが目指したもの、それはドライ性能のさらなる進化だという。ウエットグリップや低燃費をテーマにする新作が多い中、ポテンザならではの目標といえよう。S007Aは、一般的な走行時から運動性能の高さが感じられるよう、初期応答性とコーナリング性の向上を第一に目指した。ここで大きな武器となるのが、ブリヂストンの独自技術である高速回転時の接地圧解析技術“アルティメットアイ”である。旧型のS001を解析していくと、小舵角では接地面剛性が、大舵角領域ではパターンとサイドウォールの剛性が重要なことがわかったという。

S007Aはストレートリブ基調の高剛性ブロックを備えたリブパターンが大きな特徴だ。一見、飾り気のないオーソドックスに見えるデザインだが、溝を無くした極太のセンターリブとセカンドリブの横剛性は、14~16%も向上している。ショルダー部の横剛性も9%アップした。これが走りにどう影響を与えるのか、興味深い。内部構造にも大きな秘密が隠されているが、「書いてはダメです」とクギを刺されてしまった。高価なケブラーを補強材に惜しみなく使って、軽量かつ高剛性に仕上げた、とだけ表現しておこう。

素早い操舵にもキビキビとついてくる

ブリヂストン・テストコースの高速ハンドリングコースで、新旧ポテンザを比較した。クルマはアウディA4とトヨタ86を使用。あまり攻め込まず、普通に走るだけでも旧型S001は操舵時にわずかな挙動遅れを感じる。一方、新型は直進域からグッとスポーティで、素早く操舵してもキビキビとついてくる。これこそがアルティメットアイによる高剛性パターンデザインの効果だろう、微蛇から遅れなくヨーが発生するため、舵角が小さくて済む。この切れ味は大変新鮮だ。

もう少し攻め込むと、とくにうねりのある高速コーナーで、新旧の違いは明らかだった。旧型は路面凹凸にあおられてタイヤの変形が大きくなり、クリッピングポイントに寄せづらいが、新型はタイヤの変形が小さく、うねりがあってもラインをしっかりキープできる。このあたりはケブラーの補強材が効果を発揮しているイメージだ。

ウエットハンドリングコースはジャガーXEで試乗した。ウエットでも新旧の違いは明確。限界域で変形を感じながら滑り出す旧型に比べ、新型は粘り強いグリップを発揮。グリップレベルは同等と説明されたが、扱いやすさや安全性では旧型同等以上の実力を感じる。

走りに加え快適性にもこだわった

一般道と高速道路でも新型に試乗した。レクサスIS、メルセデスEクラス、アウディA4、トヨタ86、各車ともマッチングは良好で、快適に走れる。最も良かったのがレクサスIS。レクサスはステアリング中立付近がとても精巧に作られている。S007Aとの組み合わせは、センターフィールがいっそうはっきりし、微少舵角からきちっと反応して気持ちがいい。誤解しないでほしい点だが、直進性は良い。しっかり直進して、操舵すれば微少舵角にも遅れなくリニアに反応する。この様子はハンドリングのお手本を見せられているようだ。他車でもS007Aの初期応答のよさを感じるが、とくにレクサスとの組み合わせは印象的。レクサスのユーザーには、ぜひ試してほしいタイヤといえる。

サイドと接地面の剛性を引き上げたため、乗り心地は固めだが、ダンピングが良好で、パッセンジャーから不満が出るようなショックはうまくいなしてくれる。荒れた路面のロードノイズはわずかに聞こえるが、静粛性を含め、コンフォート性にもこだわったというメーカー側の主張に違和感はない。

ポテンザの中ではレグノ寄り、といえばポジションを把握しやすいかもしれない。ただし、走りの良いレグノではない。高速ハンドリングコースを限界域で走らせても、摩耗は少なく摩耗肌は綺麗だった。接地面の剛性が十分に高いからだ。つまりサーキット走行も数回程度ならこなせる実力の持ち主。そういう意味では、明らかにポテンザの一員である。レグノでは走りが物足りないが、快適性もほしい、といったニーズの場合、S007Aはベストチョイスになるだろう。

サイズ展開

16~21インチ
205~295幅
25~55シリーズ
全80サイズ
メーカー希望小売価格:2万5800円~8万9700円(税別)


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