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生まれ変わったAクラスの衝撃。メルセデスの黄金時代が帰ってきた

2018-5-11 10:30| post: biteme| view: 146| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:メルセデス・ベンツ日本

摘要: Cクラスも驚く乗り心地の良さがハンパない 正直、マジでビックリ。目からウロコが落ちた気分だわ。ソイツは2012年以来、6年ぶりにフルモデルチェンジした4代目メルセデス・ベンツ Aクラス。早速クロアチアで初試乗し ...

生まれ変わったAクラスの衝撃。メルセデスの黄金時代が帰ってきた

Cクラスも驚く乗り心地の良さがハンパない

正直、マジでビックリ。目からウロコが落ちた気分だわ。ソイツは2012年以来、6年ぶりにフルモデルチェンジした4代目メルセデス・ベンツ Aクラス。早速クロアチアで初試乗してきたのだが、ご存じ現行3代目は初代の背高ずんぐりむっくりボディから大イメチェン! 新世代メルセデスのセクシーフォルムを纏っており、漠然とその正常進化だと思っていた。

実際スタイルはチーフデザイナー、ゴードン・ワグナー氏が「モダン・ラグジュアリー」と呼ぶワイルド路線の踏襲。ボディサイズが全長4419×全幅1796×全高1440mm、ホイールベースが2729mmへとひと回り拡大し、よりワイルドかつセクシー化している。特にフロントから見た時のペッチャンコ具合、リアから見た時のオシリのセクシーさは絶大だ。

しかし、それ以外の進化もハンパないのだ。インターフェイス、パッケージング、走りで大変身。すべてで業界をリードするレベルへ生まれ変わっていた。

特に個人的にシビれたのは走りの質感だ。とにかく乗り心地の良さがハンパない。コイツは小沢の勝手な感覚だが、最良のメルセデスは80年代の190シリーズやW124と呼ばれるミディアムクラスにトドメを指すと思っていた。

というのもその後はスポーティ路線に転向。当時持っていた「コンパクトカーなのにSクラスっぽい走り」「路面の凹凸を塗りつぶすような足回り」からは多少遠ざかりつつあった。中でもFFを採用したAクラスやその他のコンパクトカーシリーズはかつての神の走り味を持つメルセデスとは別物。滑らかなハンドリングや、なだらかな路面での艶やかさはメルセデス風味だが、こと荒れた路面ではまだまだ。これもまたFFメルセデスの限界なのかとも思っていた。

ところが今回はFFもFRも関係のない上質さ。静粛性も上がり、Cクラスもかくやの走りと乗り心地のバランス。ハンドリングもとても全長4.4m台のコンパクトとは思えないゆったり磐石テイスト。サイズをまるで感じさせない。これぞプレミアムFFハッチの王者。アウディ A3、VW ゴルフ陣営に対するメルセデスの回答で、小沢は完全にメルセデス・イズ・バック! と感じたのだ。

リアにマルチリンク採用のA250が特に凄い

同時にエンジンもまた別物だ。実は今回からルノーグループとMFA(メルセデス・フロントドライブ・アーキテクチャー)-IIを共同開発。現行スカイライン以上の関わり方で、一部エンジンのみならず、ボディ骨格を同じくする。具体的には今後出てくるインフィニティのコンパクト系と共有するのだろうが、差別化は? と開発エンジニアに問うと「エンジンにしろ、ある程度出来たところで互いに分かれて独自に開発しています。パーツ単位で必要なものを供給してもらい、あとは内製しているのです」とのこと。

具体的に、エンジンは日本導入未定の1.5Lディーゼルターボはさておき、完全新作の1.4L直4ターボと小型軽量版7速DCTをルノーと共同開発。残り改良版の2L直4ターボはかつてのエンジン、7速DCTをベースに大幅ブラッシュアップ。特に1.4Lターボは気筒休止機能も付き、エコ性能もキッチリ上げている。

そして今回はピークパワー&トルク163ps&250Nmの1.4Lターボを載せた「A200」と、224ps&350Nmの2Lターボを載せた「A250」に乗ることができたわけだが、特に後者のインパクトが凄かった。A250と18インチ以上のタイヤを履くA200はともにリアサスが、ノーマルのトーションビームからマルチリンクになるのだが、とくにA250は前述した通り、旧型とは別物。加速も低回転からグッと力強い。一方、A200もパワー十分で電子制御サスでもないノーマルサスにかつてのFFメルセデスにはない懐深さを感じたのだ。

ボディ拡大分、室内&ラゲッジスペースも当然アップ。エルボールームは前席+35mm、後席+36mmで、ショルダールームは前席+9mm、後席+22mmで、最大ヘッドルームは前席+7mm、後席+8mm。ついでにトランク容量も+29Lで370Lになった。とはいえ後席絶対スペースは身長176cmの小沢からすると余裕とは言いがたい。これは今後もしや入るかもしれないセダン版に期待すべきかもしれない。

これのリアシートが広くなってくると、スタイル共にマジで「Cクラス要らずのAクラス」へと変貌する可能性もあるのだ。

しゃべるメルセデスことMBUXにもビックリ

最後になってしまったがさらに走りと同等か、それ以上にビックリしたのが「しゃべるメルセデス」と呼んでも差し支えない新世代インフォテインメントシステム「MBUX」だ。これは「メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス」の略だがまさしくドライバーに全く新しい運転体験をもたらす。

パッと見目立つのはオプションで10.25インチ、標準で7インチのバーチャル感タップリのダブルワイドモニターだが、問題は中身のソフトウェアだ。今回はそちらもメルセデスが独自開発、特に音声認識ソフトのボイスコントロールの出来映えが凄い。

車内に入り、イグニッションを入れ、乗客が「ヘイ、メルセデス」と声をかければ、モニター表示と同時に「なにして欲しい?」との声が返ってくる。まさしく走るコンシェルジュ感覚。今回は英語対応のみだったが、現在23カ国語バージョンを開発中で、年内とされる日本発売時には日本語にも対応するとか。

ただしこれは当然アップルのSiriや、アマゾンのAlexaなどと被る機能で、ホントにそっちに勝てるの? とダイレクトに開発陣に聞いたところ「我々はクルマのユーザーの事をわかってますから。反応速度、使い勝手でアドバンテージがあります」と自信たっぷり。

確かにヘイ、メルセデスと喋りかけた時の反応速度、さらに「意訳」とも言うべき能力は凄く、例えば「エアコンを1度下げて」などと言わずとも「I'm hot」と言えば反応してくれるし、そのほか「今の東京の天気は?」とか、「BMWは好き?」とか問い掛けても洒落た返事が返ってくる。自分のiPhoneと繫いであれば「あの曲かけて」にも対応してくれるとか。

とはいえ正直、小沢の英語能力、発音能力ではまだまだ。まず最初のヘイ…の呪文が半分以下しか認識してくれないし、ぶっちゃけ作動率は3割程度。

それが語学堪能なナチュラルスピーカーレベルだと「30分間、MBUXと楽しく会話できた」と証言する人もいるほどで、コイツはやっぱり未来の自動車技術。今後、自動車メーカーではなく、モビリティプロバイダーとなると宣言しているメルセデス。こうなったら日本仕様でトコトン試すしかない!

ついでにSクラスと同等という先進安全も凄く、後方も見れる自動ブレーキたるプレセーフプラスや拡張型アクティブブレーキアシストを標準装備するだけでなく、このクラスでは初の「アクティブレーンチェンジングアシスト」も装備。高速ではウィンカーレバーの操作だけで車線変更ができてしまうのだ。

加え64色変えられるアンビエントライトも付いていて、これまたヘイ、メルセデスから始まる音声操作が可能。

ってな具合で戻って来たメルセデス磐石万能の走りと同時に、部分的にSクラスを凌駕するモダンテクノロジーを備えたAクラス。おそらく400万円を超えてくるだろう価格以外はマジで期待大なのだ(笑)。

スペック

【 A 200 】
全長×全幅×全高=4419×1796×1440mm
ホイールベース=2729mm
駆動方式=FF
車両重量=1375kg
エンジン=1.3L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=120kW(163hp)/5500rpm
最大トルク=250Nm/1620rpm
トランスミッション=7速DCT
欧州複合燃費=5.6-5.2L/100km
0-100km/h加速=8.0秒
最高速度=225km/h
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:トーションビーム式
タイヤサイズ=前後205/60R16
発表日=2018年2月2日

【 A 250 】
全長×全幅×全高=4419×1796×1445mm
ホイールベース=2729mm
駆動方式=FF
車両重量=1455kg
エンジン=2.0L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=165kW(224hp)/5500rpm
最大トルク=350Nm/1800rpm
トランスミッション=7速DCT
欧州複合燃費=6.5-6.2L/100km
0-100km/h加速=6.2秒
最高速度=250km/h
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前後205/55R17
発表日=2018年2月2日

※欧州参考値


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