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初のFMCを受けた新型アウディA7スポーツバックはクルマ好きの大人に似合う

2018-3-13 09:55| post: biteme| view: 756| コメント: 0|著者: 文:九島 辰也/写真:アウディAG

摘要: さらに洗練された色気のあるデザイン アウディのこのところの動きが忙しなくなってきた。フラッグシップでありフルサイズサルーンのA8をフルモデルチェンジしたかと思えば、一方ではQ2のようなトレンドど真ん中のコ ...

初のFMCを受けた新型アウディA7スポーツバックはクルマ好きの大人に似合う

さらに洗練された色気のあるデザイン

アウディのこのところの動きが忙しなくなってきた。フラッグシップでありフルサイズサルーンのA8をフルモデルチェンジしたかと思えば、一方ではQ2のようなトレンドど真ん中のコンパクトSUVをリリースしている。サイズもカタチもご自由にといったところ。ラインアップの充実はまだまだ図られているようだ。

そして今回ステアリングを握ったのが、2010年の初代デビューから7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた新型A7スポーツバック。2世代目となるデザインコンシャスな4ドアクーペである。特徴はそのデザインだが、先代が好評だったことと、そもそものコンセプトがコンサバティブなサルーンとの差別化なので、見た目の印象は大きく変わらない。シュッとしたラインはまさにクーペで、流れるようなフォルムは美しさを感じる。

それでも細部はかなりリデザインされていて、斬新なラインを採り入れている。従来型ではシェパード犬のようだと言われた低く抑えたテールエンドは、新型では33mm上げルーフラインをなだらかにしている。またテールランプ周りもより複雑になり、新しさを強調した。

それでいて全長を5m以下に抑えているのも素晴らしい。A8が5145mmあることからもパーソナルカーとしてのポジションがわかる。カンパニーカーの匂いはどこにもない。

新たなネーミング手法とこだわりの性格づけ

プラットフォームは最新のMLB evoを採用。これはA8やA4もそうだが、SUVのQ5やQ7などにも使われるアウディ自前のモノだ。モジュラー式でサイズの対応幅が広く使い勝手がいい。というのも、アウディはそもそも色々なクワトロシステム、つまりはデフの使い方の異なる4WD方式をラインアップしている。使い勝手のいいプラットフォームとは、様々な要件に適応できるという意味だ。駆動方式だけでなくエンジンとギアボックスの組み合わせを含め、彼らのハードウェアはこれまで以上に多種多様となる。

新型アウディA7スポーツバックの国際試乗会は南アフリカのケープタウンで行われた。ステアリングを握ったのは「A7スポーツバック 55 TFSI クワトロ」である。

ここで一つ注目したいのは、新型A8からモデル名に採用し始めた“55”という数字。これはアウディが独自に定めたパワーのカテゴリーを表すためで、今回乗ったのは340psのV6モデルとなる。ではなぜこの数字が必要かというと、今後排気量のない電気自動車をカテゴライズしていくため。EVをこの数字でくくれば、消費者にとって大体のパワーの目安になるという判断である。

その3リッターV6エンジンは、A5の高性能版であるS5にも使われる新設計のユニット。以前までスーパーチャージャーだったものを直噴ターボに変更し、さらなる高効率を実現した。そして組み合わせるのはツインクラッチの7速Sトロニック。トルコン式8速ティプトロニックと組み合わせるS5との違いは、異なるクワトロ方式を搭載するため。これもクルマの性格づけにこだわるアウディらしい配慮となる。

欧州勢が推進する48Vマイルドハイブリッドを搭載

高効率の話で言えばこのクルマはマイルドハイブリッドでもある。48ボルト主電源システムとベルト駆動式オルタネータースターターを有するからだ。コースティングと高い回生能力も持つ。当然アイドリングストップも燃費に貢献する。

では、実際に走らせた印象だが、3m近いロングホイールベースということもあって、乗り心地は想像以上にいい。特に高速域でその印象は強く、滑るような乗り味でキャビンに振動を伝えない。アウディセレクトを「コンフォート」にすればなおいい。ただ、21インチの設定では街中でそれなりのピッチングが発生する。そもそもケープタウンの路面状態はよくないこともあるが、少々気になった。日本だったらそうでもないだろう。許容範囲である。

エンジンパワーは340hp/500Nmという数値以上に楽しめる。新開発の直噴ターボは低回転域からグイグイクルマを押し出す。その走りの良さからアウディセレクトを「ダイナミック」にして走る時間が長かった。シンプルに言ってしまえば運転が楽しいのだ。クルマの性格上デフォルトが「ダイナミック」でもいいと思えるくらい。車高もコンフォートから20mm下がるというから見た目もかっこよくなる。それにギアボックスの躾もパドルシフトが不要なほどスムーズであった(まぁ、それは少々オーバーな話だが)。

新型A7スポーツバックは見た目以上に走りがスポーティ。その意味ではやはりクルマの好きな大人に選んでもらいたいといったところだろう。デザインコンシャスなスタイリングを含め、日本でもっと人気が出ることを期待したい一台である。

スペック

【 A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ 】
全長×全幅×全高=4969×1908×1422mm
ホイールベース=2926mm
車両重量=1815kg
駆動方式=4WD
エンジン=3.0リッターV型6気筒DOHCガソリン直噴ターボ+マイルドハイブリッド
最高出力=250kW(340hp)/5000-6400rpm
最大トルク=500Nm/1370-4500rpm
トランスミッション=7速AT(デュアルクラッチ式)
使用燃料=プレミアムガソリン
欧州複合サイクル燃費=7.2~6.8/100km
0-100km/h加速=5.3秒
最高速度=250km/h
車両本体価格=6万7800ユーロ
※欧州参考値


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