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雪上でも安心して走れる三菱エクリプスクロスは4WDを積極的に選びたい

2018-3-15 09:55| post: biteme| view: 384| コメント: 0|著者: 文:塩見 智/写真:三菱自動車、中野 英幸

摘要: クーペ風のスタイルとSUVの実用性を両立したニューカマー 三菱自動車にとって日本国内では約4年ぶりの新車となるエクリプスクロスが日本で発売された。「エクリプス」とは同社が北米を中心にかつて販売していたクー ...

雪上でも安心して走れる三菱エクリプスクロスは4WDを積極的に選びたい

クーペ風のスタイルとSUVの実用性を両立したニューカマー

三菱自動車にとって日本国内では約4年ぶりの新車となるエクリプスクロスが日本で発売された。「エクリプス」とは同社が北米を中心にかつて販売していたクーペの車名で、少なくとも日本では成功したイメージは浮かばないが、「クロス」を付け加えて再登板させたということは、社内的には大事な名前なのだろうか。ともあれ、まもなく行われるメディア向け公道試乗会を前に、クローズドコースでプロトタイプを走らせた印象などをまとめた。

エクリプスクロスは資源の選択と集中を進める三菱が、世界中で市場成長率が高いSUVのなかでも、特に市場が拡大しているのがコンパクトSUVだということに目を付けて開発したモデルだ。同社は北米市場から撤退しているため、もう大きなクルマは要らない。と書いておいてなんだが、全長4405mm、全幅1805mm、全高1685mmと、実はそれほどコンパクトなわけでもない。ホイールベースが2670mmで、アウトランダーやRVRと共通であることからもわかるように、同じ車台を使ってやりくりしながら見せ方を変えているというわけだ。

ウェッジシェイプが強調された外観デザインはなかなかうまくいっていると思う。フロントグリルを中心に、ボディのあちこちにクロームパーツが配置されているが、不思議とイヤなギラツキは感じない。サイドウインドウとCピラーのデザインの妙によって、リアが相当絞り込まれているように見えるが、実際には後席頭上もそれなりに空間が確保されているほか、ラゲッジ容量も448リッターが確保されるなど、実用性は高い。試しにキャディバッグを入れてみたところ、すっぽりと真横に収まった。ただしサブウーファーを取り付けると真横には入らないため、リアシートを倒して積載することになる。

ディーゼルを待つ必要はないけれど4WDは選ぶべき

発売と同時に設定されるパワートレーンは、1.5リッター直4ガソリンターボとCVTの組み合わせのみ。追って2.2リッター直4ディーゼルターボとトルコン式ATの組み合わせも追加されるようだが、ガソリンでも2000~3500rpmと幅広い範囲で250Nmという豊かなトルクを発するので、よっぽど負荷のかかる使い方をしない限りディーゼルを待たずにガソリンを選んで問題ないと思う。CVTはステップ制御が入っているため、走行フィールは自然。ステップがないことこそCVTの真骨頂なのに人間の感覚を優先して多少効率を落としてでもステップを付けていることにモヤモヤは少し残るのだが……。

FWDも選べるが、三菱車らしさを味わうなら21万6000円を上乗せして4WDを選ぶべき。同社の4WDシステムは細かく言えば何種類も存在するが、どれもS-AWC(スーパーオールホイールコントロール)という考え方で設計されている。エクリプスクロスの場合、前後輪間のトルク配分をリアデフに組み込まれた電子制御カップリングが、左右輪間のそれを前輪に備わるブレーキAYC(アクティブヨーコントロール)がそれぞれ担う。つまり基本はFWDで走行し、必要が生じると素早く後輪にもトルクが伝わり、またコーナリング中に車両が外に膨らむと内側の前輪にブレーキがかかり、クルマを曲げる動きが強まるという具合。雪上コースであえてハイペースを保って走行してみても、ステアリング操作に忠実にクルマがしっかり曲がってくれるので、安心感が高い。

国産コンパクトSUVは何を優先していくかでチョイスが変わる

あらためて300万円前後のコンパクトSUVを見比べてみると、エクリプスクロスが1.5リッターターボのみで、FWDも4WDも選択可。トヨタC-HRが1.8リッター・ハイブリッドはFWD、1.2リッターターボは4WDとの組み合わせ。ホンダ・ヴェゼルは1.5リッター・ハイブリッドか1.5リッター自然吸気で、FWDも4WDも選択可。マツダCX-3は1.5リッターディーゼルターボか2リッターガソリン自然吸気を選べ、いずれもFWD、4WDを選択できるほか、ディーゼルなら駆動方式にかかわらずMTも選ぶことができる。このほか日産ジュークやスズキ・エスクードなども含め、選択肢が多数ある。そして面白いことに動力性能、サイズ、キャラクター、安全性能、価格などが絶妙にちょっとずつ違っていて、一長一短、選ぶのは楽しくも悩ましい。いずれにせよ、これまで基本設計が古いRVRしかなく、この激戦区で存在感を示すことが難しかった三菱に、エクリプスクロスという新しい選択肢が増えたことは喜ばしいと思う。

スペック

【 エクリプス クロス G Plus Package(4WD) 】
全長×全幅×全高=4405mm×1805mm×1685mm
ホイールベース=2670mm
最低地上高=175mm
駆動方式=4WD
車両重量=1550kg
エンジン=1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=110kW(150ps)/5500rpm
最大トルク=240Nm(24.5kg-m)/2000-3500rpm
トランスミッション=CVT(8速スポーツモード付)
使用燃料=レギュラーガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式、後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前後:225/55R18
価格=309万5280円
発売日=2018年3月1日


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