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これぞニッポンのお宝カー、新型スイフトスポーツは4代目にして極まる

2017-10-23 17:45| post: biteme| view: 736| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一

摘要: 日本にスポーツカー文化は根付いているのか? これぞまさしくニッポンの新お宝スポーツ! 小沢的には天然記念物に指定すべきでは? とすら思いましたよ。それは新型スイスポこと4代目スズキ・スイフトスポーツ(※ ...

これぞニッポンのお宝カー、新型スイフトスポーツは4代目にして極まる

日本にスポーツカー文化は根付いているのか?

これぞまさしくニッポンの新お宝スポーツ! 小沢的には天然記念物に指定すべきでは? とすら思いましたよ。それは新型スイスポこと4代目スズキ・スイフトスポーツ(※)。なぜならこのクルマこそ命題である「日本にスポーツカー文化は本当に根付いているのか?」を考えるに良い機会だからして。

小沢は昔から言ってることだけど、スポーツカーをビジネスにするのは実に難しく真の意味ではなかなか成立しない。もちろん日本が生んだ名作スポーツは数々あって、古くはトヨタ2000GTやホンダのS600やS800、最近ではS2000、NSXなどもあるけど、それらが本当の意味でビジネスとして成立したのか? って少々疑問。企業イメージとして無理めに作り続けてきた側面もあって景気が良い時はいいけど不況になると生産中止したりする。懐かしいところではトヨタ・スープラ、MR2やMR-S、ホンダ・ビートやスズキ・カプチーノなどの面白い軽スポーツカーもあったけど、どれもざっくり10年は続かないわけよ。

おそらく我々が胸を張って「日本が生んで定着させたスポーツカー」と言えるのは、日産フェアレディZとマツダ・ロードスターぐらい。両車は20年以上作られ、世界中で愛されてきた。そのほか世界的に純スポーツカー作りでやってきたのはフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ロータスぐらいで、中でもポルシェはすでにSUVメーカーだし、ロータスも半分ぐらいはエンジニアリング会社で最近中国企業が買収。要するに「走る楽しみをメインにクルマでビジネスする」という壁は実に分厚いわけですよ。

※スズキではグローバルで車名を統一したモデル(日本市場での2代目)を初代とするため、新型は3代目の位置づけとしている。

日本らしい安い、速い、旨い! の牛丼スポーツ

やっと本題スイスポですけど、このクルマの真の凄さは今回の4代目で初代が生まれてから14、15年目に達してること。このまま行けば20年も夢じゃないわけで、スポーツカーは長く続いてこそ文化となるから本当に凄い。しかも小沢が評価するのは新型になってスイスポらしさが薄まるどころか極まってることでここがさらに頼もしい。

果たしてスイスポらしさとは、他の大衆ホットハッチがなかなか続けられなかった「安い」「速い」「旨い」をものにして進化させている部分で、中でもキモは安さ。実際、初代はMT車が124万9500円、2代目は156万4500円、3代目は168万円で、今回はボディからエンジンまで一新した上で183万6000円とズバリ200万円切り。これは同じく手軽さが売りの大衆ホットハッチ、ホンダ・フィットRSが200万円以上、シビック・タイプRが400万円以上することを考えるとバカ安! 安いからこそ、財布の軽いクルマ好きお父さんでも買えるわけで、それこそがまさしくスイスポらしさ。

しかも今回は安さで性能が犠牲になっているどころか、スイスポ初の専用3ナンバーワイドボディ、初のターボエンジン、初のトルクコンバータ式ATまでチョイス可能になっていることでマジでビックリ玉手箱なのだ。

今回は本当に速い上にカッコいい

肝心のインプレだけど小沢が見るなり驚いたのはその今までにない本気っぷり。歴代スイスポは価格が安い分、正直見た目もエンジンパワーも絶対的には凄くなく、いわば「速さ感」やムードが売りだったんだけど、今回は本当に速い上にカッコいい。

前述したようにボディはなんとボンネットやルーフ回りのみを残して前後フェンダーからドアパネル、リアコンビランプに至るまで完全新作! おかげで今春デビューのスイフトデザインでありながら、ワイルドさが明らかに増してスペシャル感ありまくり。これで200万円以下ってどういうこと? という。

実はここにはウラがあって、今回スイフトは初めて欧州向けも日本で作ることになって、このワイドボディは欧州向け。顔だけは日本専用だけど、だから安くできたわけですよ。

軽さで速さを生み出すスイスポらしさ

なにより圧巻は走りで、エンジンはエスクード用の直噴1.4Lターボをチューニングし直してピークパワー&トルクが140ps&230Nmと歴代最強。だがそれ以上にボディがあり得ないほど軽くて、剛性を強化しつつも6MTで970kg、6ATでも990kgと1トンを切ってるから低速から高速までバカっぱや。実際、MTなら3速か4速に入れておけばほとんどそのままでいいレベル。要はパワー以上に軽さで速さを生み出してる部分こそスイスポらしさで、ついでに6AT車は先代のCVTにありがちだったダルさもなくスポーティ。

インテリアも今まで以上に凝っててインパネ、ドアハンドル、シフト回りに専用のレッドパネルを配しただけでなく、専用の本革ステアリング&本革シフトカバーを装着。シートももちろん専用バケットシートだ。

聞けば今や国産車ではダントツのMT率7割のストイック系クルマバカが集まるスイスポ。まさしくフツーのお父さんの味方なわけで、ある意味最も日本らしい大衆スポーツ。コレが20年続いたら本当の意味で日本が誇る世界の安ウマお宝スポーツ! と呼べるんじゃないでしょうか。頑張れ、スイスポ!!

スペック

【 スイフトスポーツ(6速MT) 】
全長×全幅×全高=3890×1735×1500mm
ホイールベース=2450mm
駆動方式=FF
車両重量=970kg
エンジン=1.4リッター直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=103kW(140ps)/5500rpm
最大トルク=230Nm(23.4kg-m)/2500-3500rpm
トランスミッション=6速MT
サスペンション=前:マクファーソンストラット式、後:トーションビーム式
タイヤサイズ=前後195/45R17
JC08モード燃費=16.4km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=183万6000円


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