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新型カムリのウソみたいな燃費と静けさ。これは大化けするかも

2017-7-26 11:35| post: biteme| view: 354| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦

摘要: プリウスを超える熱効率41%の新エンジンを搭載 こ、これは大化けするかも? 不躾小沢、新型10代目「カムリ」を見ながら、ひとしきりあらぬ妄想に耽ってしまいましたわ。ネーミング&イメージ的にはオヤジもオヤジ ...

新型カムリのウソみたいな燃費と静けさ。これは大化けするかも

プリウスを超える熱効率41%の新エンジンを搭載

こ、これは大化けするかも? 不躾小沢、新型10代目「カムリ」を見ながら、ひとしきりあらぬ妄想に耽ってしまいましたわ。

ネーミング&イメージ的にはオヤジもオヤジ、地味なドブネズミスーツ着た冴えないオッサンみたいなFFミッドセダンですけど、今回ビックリするほどすべてを一新! しかもそのデザイン、走り、クオリティ&テクノロジーを見ると、もしや全く新しいエロくてデカめの「プリウス」!? と取れなくもないレベルにまで進化。

というのも元々あまりうたってませんが、カムリは先代から日本じゃハイブリッド専用車になってて、しかも今回2.5Lエンジンからハイブリッドシステムまで一新! 中でもエンジンはハンパない出来で、前代未聞のストレート形状吸気ポートもあって熱効率41%! これはプリウスを超えるガソリン車世界最高レベルで、ハイブリッドシステムも一部プリウス譲りながらも、モーターやらバッテリーやらほぼ新作で、それもチーフエンジニアの勝又正人さん曰く「システムはTHSIIとは言ってますが事実上の4世代目です。元々現行プリウスからしてそうですが」と断言。実際、モード燃費は全長約4.9m&車重約1.6トンとビッグサイズにも関わらず最良で33.4km/L(Xグレード)! 売れ線グレードでも28.4km/Lで、ソイツを高速中心で走らせたら実燃費22km/L台!! マジで“プリウスのちょい大きめ”と言っても通用する燃費性能なのだ。ズバリ、今の燃費と環境の世の中じゃかなり破壊的な可能性を持ってるわけですよ。

グロさギリギリの大胆セクシー路線は危機感の表れ

中身もさることながら、まず小沢がビックリしたのはデザイン。見れば分かる通りの「これがカムリか!」的な衝撃のセクシーフォルムで、中でも分かり易く驚いたのは明石家さんまもビックリの超ワイルド出っ歯マスク!

聞けば「トヨタのキーンルックの延長」で、確かに顔つきやバンパー下の横スリットはカローラシリーズにも使われてるモチーフなんだけど、そのアゴからクチを大開放して歯グキを見せつけるような造形は割と異様。グロさギリギリの大胆セクシー路線ですよ。

しかも今回はTNGA、つまり現行プリウスから始まったトヨタの新プラットフォーム戦略に則っていてボディ骨格から一新。結果、キャビンをなるべく後にし、前後をメチャメチャ絞ったFR的セクシーフォルムを獲得していて、全幅にしても「クラウン」より広いのだ。

インテリアも凄くて、インパネは大胆なクロスのたすき掛けデザインで、大胆かつ優美。一部質感や樹脂のタッチなんかは相変わらずトヨタっぽさも残ってますが、センターコンソールのきらめくウッド調パネルなんかカッコいいし、斬新さもかなりのもの。

聞けばここにはトヨタ独特の危機感があって、北米じゃ時に年間40万台売るドル箱セダンだけど、最近「食パン」とか「バニラアイス」と呼ばれて存在感は薄まりつつあった。

オマケにアチラじゃセダンそのものが全然ダサくない。直接ライバルじゃないにせよ、EVセダンの「テスラ」は今カッコよくてイケてるクルマの代表選手だし、「このままじゃ早晩カムリは飽きられる」と開発陣は焦った。その結果がこの超セクシーフォルム&明石家さんまマスクの採用なわけよ。

新型2.5Lハイブリッドは燃費以上に質感が向上

乗ってもビックリだ。前述通り骨格からパワートレインまで一新。乗りこむとさすがに北米ベストセラーセダンだけあって、シートサイズは十分で、マジで輸入車レベルのしっかり感。背中から腰までちゃんと身体を預けられるし、特に腰の辺りのしなやかさは日本人でも十分堪能できるレベル。この辺、ドイツ車だと硬すぎると感じる場合も多いしね。体重のある西洋人に合わせてあって。

さらにビックリなのは走りだ。まずスタートボタンを押し、発進可能な状態になってもエンジンは大抵かからない。それも気温30度超えの猛暑日に、ほぼエアコン全開状態で使ってもいきなりEVモードが始まるのだ。これは相当バッテリーに電気が残ってる証拠で、勝又チーフエンジニア曰く「システム全体も良くなってますが、特にエンジンの高効率化が効いてます」とか。

加え素晴らしいのはモーターとエンジンの質感であり、ミックス感。正直、新エンジンにムダにブンブン回したくなるほどのスポーツ性能はナシ。でも今まで以上に回転フィールに密度感があって、しかもシステム的にショックが無く、「いつエンジンがかかったか」が分からない。非常にネットリ&しっとりでキモチ良い。低速トルクたっぷりで、1.6トンレベルのボディを余裕で引っ張る211psのシステム出力も凄いけど、明らかにプリウスの1.8Lハイブリッドより質感は上。燃費以上に味が良くなってる新型大きめハイブリッドなのよ。

より豪華でカッコ良くて広くて上質なプリウス!?

ついでに「TSS P」こと先進安全の「トヨタセーフティセンス」とのマッチングを高速で試して見たところ、セミ自動運転レベルまではいってませんが、オートクルーズは十分使えるレベルで、なにより速度設定がメーター読みで180km/hまでできるのにビックリ! 完璧アメリカ仕様になってます。

一方、レーンキープ機能に関しては車線のセンターをトレースするタイプではなく、車線を越えそうになると反応するもの。とはいえ注意力が散漫になる高速道路ではあると助かると思えるものでした。

しかしなによりクルマそのものの出来映え、質感、インパクトにビックリ。見た目は明らかにイケててセクシーだし、乗っても前後シートのゆったり感はまさしく日本のコンパクトの比じゃなく、どこにバッテリー積んでるの? って感じの524Lの大型トランクもさすがの使い勝手。その上、これで街中燃費でも20km/L前後行ったら、マジでより豪華でカッコ良くて広くて上質なプリウス!? と捉えてもいいのかもしれない。

今や昭和のオジサンみたいに、クルマをセダンだハッチバックだワゴンだってことさら分けて捉えることはなく、燃費さえしっかりしてれば後は好きに選べばいい時代。ってなわけで新型セクシーハイブリッド・カムリ。実はプリウス以上のプリウスが欲しい人、プリウスに飽きた人にオススメなのかも。

スペック例

【 カムリ G 】
全長×全幅×全高=4885×1840×1445mm
ホイールベース=2825mm
車両重量=1570kg
駆動方式=FF
モーター最高出力=88kW(120ps)
モーター最大トルク=202Nm(20.6kg-m)
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
エンジン=2.5リッター直列4気筒DOHC直噴
エンジン最高出力=131kW(178ps)/5700rpm
エンジン最大トルク=221Nm(22.5kg-m)/3600-5200rpm
JC08モード燃費=28.4km/L
使用燃料=レギュラーガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット
        後:ダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ=前後215/55R17
車両本体価格=349万9200円
発売日=2017年7月10日


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