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新型5シリーズのPHVは複合ボディ+EV走行で今までにない高級車感

2017-7-5 16:00| post: biteme| view: 898| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:BMWジャパン

摘要: 330eとほぼ同じパワートレインで、航続距離が50kmに やったことないけど、例えば物凄く美味しいバンズの上に、瑞瑞しくて旨いタルタルステーキを載せると、今までにない新鮮でゴージャスなハンバーガーが生まれるか ...

新型5シリーズのPHVは複合ボディ+EV走行で今までにない高級車感

330eとほぼ同じパワートレインで、航続距離が50kmに

やったことないけど、例えば物凄く美味しいバンズの上に、瑞瑞しくて旨いタルタルステーキを載せると、今までにない新鮮でゴージャスなハンバーガーが生まれるかもしれないですよね? ある意味、期せずしてそのクルマ版を食することになりましたわ、「BMW 530e iパフォーマンス」!

最大のキモはパワートレインで、ぶっちゃけ一連のBMWプラグインハイブリッド=PHVモデルと共通。具体的には3シリーズPHVの「330e」とほぼ同じ縦置き混成ユニットで、135kWの直4ツインパワーターボのギアボックス内に83kWの電気モーターを備えたもの。

ミックスされたシステム出力は185kW=230psと3リッター直6並みで、さらに驚くのはEV走行距離。PHVの本質は、搭載電池を増し増しにして半分EVとしても使えるようにしたEV&HVの両刀遣いエコカーってことで、しかもこの530eのEV走行距離はなんと50km! 330eが36.8kmだったことを考えると搭載電池量は増しているわけで(7.7→9.2kWh)、これは凄い。

それに、ヨーロッパ基準(ECE R101)で見ると530eのCO2排出量は44g/kmでほとんど現行プリウスの半分ぐらいとして換算される。新世代エコカーとしてもスマートな存在となっているんです。

複合素材ボディ+FR+モーターが上質な走りを引き出す

しかも530eの本当のキモはエコ性能じゃない。半EV性能がもたらすとんでもない上質な走りであって、ポイントはそもそもBMWのFR系PHVがモーターで前輪を駆動せず、FR駆動を保つのでステアリングフィールの良さがガソリン車と変わらないのと、もう一つ、新型5シリーズのボディ性能が凄すぎるから。

既に日本にガソリン版が上陸済みの5シリーズだけど、そのカーボン&アルミ&鉄を適材適所使った新世代複合ボディは軽いだけでなく圧倒的に剛性が高くて、フィーリングもいい。まずは3モードあるドライビングモードのうち、ほぼEVとして走れる「MAX eDRIVE」で走り始めたけど、ホントに発進から超滑らか! ギアショックの類がまったくなく、すっと走り出してすーっと伸びる。もちろんモーター単独ピークパワーは83kWと大したことないけど、モーターは発進直後に最大トルクを発生する上、レスポンスがエンジンとは比べものにならないほどいいから物凄くキモチいい。

アクセルをベタ踏みにしなければ時速140kmまでピュアEVとして走れ、今回はドイツのミュンヘンからオーストリアのザルツブルグに近い山を走ったけど約1.8トンのボディをグイグイ引っ張る。しかも乗り心地がガソリン版にも増して素晴らしい。

これこそがPHVの本当の利点で、今まで以上に5シリーズの複合素材ボディの素生の良さを引き出してくれるってわけ。ホント、お金持ちっていいなぁって心底小沢は思いましたわ(笑)。

ドイツ国内では3L直6を積む330iと同じ価格

今回の試乗は山道の登りが多かっただけに実質EV走行距離は約40km。それでも530eのサイズを考えると十分な上、電池が切れてから、普通のHVたる「AUTO eDRIVE」モードで走ったけど、ここでも発進は結構EVとして静かに走り出す。アクセルを多少深く踏むとエンジンもかかり出すのは普通のHVと同じだけど、その複合パワー具合は非常に自然。ショックらしいショックは皆無です。

なによりその状態でフルスロットルにすると、電池の充電状態にもよるけど素直にシステム出力の230psに繋がって、快適快適。自然な速さだけだと、やっぱり「AUTO eDRIVE」が一番いいかもしれない。とはいえ上質なピュアEVとして走れるのが530eの最大のメリットだけにフツーは「MAX eDRIVE」で走るんだろうけど。

それと改めてBMW PHVの凄さを聞いてみるとソイツはお値段。この5シリーズベースの530e、ドイツ国内だと5万2000ユーロぐらいから買えて、コイツは3リッター直6を積んだ330iとまったく一緒。つまりBMWは、直6から直4に2気筒減らしたとはいえ、モーターを追加しているのにまったく価格を変えないどころか、実は9.2kWhの大型リチウムイオン電池代を取ってない! しかもPHVは今ドイツでは3000ユーロの補助金が出るから、事実上、同じ性能のガソリン車より安く買える! ってわけ。

去年世界で3万台前後売れたっていうBMW PHV。世界販売200万台のうちまだ1%チョイで少ないけど、今後このパフォーマンス、高級感、値段を考えるともっと売れるのは間違いないところ。キミも早いところ、この新しい走りとエコ感に慣れてみたら? って感じですよ。お金あるなら買わなきゃソンソン!

スペック

【 530e iパフォーマンス 】
全長×全幅×全高=4936mm×1868mm×1483mm
ホイールベース=2975mm
駆動方式=FR
車両重量=1770kg
エンジン=2.0L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=135kW(184ps)/5000-6500rpm
最大トルク=290Nm/1350-4250rpm
モーター=83kW(113ps)、250Nm
バッテリー=リチウムイオン(9.2kWh)
トランスミッション=8速AT
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=225/55R17
欧州複合サイクル燃費=2.0L/100km
使用燃料=プレミアムガソリン


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