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人気SUV、長所と弱点を総ざらい。比べて見えてくる“買い”のモデルは?

2017-2-3 14:35| post: biteme| view: 453| コメント: 0|著者: 文:島下 泰久

摘要: 人気モデルの長所と弱点、並べると相関関係が見えてくる 最近のクルマ選び、人気筆頭はやはりSUVだ。実用性最優先ならコンパクトカーでも十分だけれど、人と荷物を満載にしてどこかに遊びに行くのでも、あるいはゆっ ...

人気SUV、長所と弱点を総ざらい。比べて見えてくる“買い”のモデルは?

人気モデルの長所と弱点、並べると相関関係が見えてくる

最近のクルマ選び、人気筆頭はやはりSUVだ。実用性最優先ならコンパクトカーでも十分だけれど、人と荷物を満載にしてどこかに遊びに行くのでも、あるいはゆったりと快適に乗りたいのでも、あるいは遊び心のあるクルマを選びたいというのであっても、SUVなら間違いなく期待に応えてくれる。支持されているのは当然なのだ。

問題は、数多いモデルの中から一体どれを選ぶかである。各メーカーとも、それぞれに工夫を凝らした力作を送り込んでいるだけに、横並びで比較するのは簡単じゃない。そこで、ここでは人気モデルの長所、弱点を簡潔にまとめてみることにした。ひと通り読み込めば、きっと相関関係が見えてくる。自分にぴったりの1台をあぶりだせるはずである。

いま人気の中心となっているのが「コンパクトSUV」だ。手頃なサイズ、価格でありながら見た目の存在感は大きく、またユーテリティ性にも優れるモデルが揃う。競争激化で、各車の個性化がますます進んでいるのも、興味をひくポイントだ。

トヨタ C-HR:死角無しに見えるニューカマーの弱点は

いま一番の話題作と言えば、やはり「トヨタ C-HR」。その長所としては、まずデザインを挙げたい。全高の半分にまで達する大径タイヤにクーペのようにコンパクトなキャビン、そして車体前後の強烈な絞り込みなど、そのフォルムはインパクトたっぷりで、それだけで十分に手に入れる理由になる。

しかもC-HRはフットワークもキレッキレ。意のままになるコーナリング感覚は、まさに良い意味でSUVらしからぬ仕上がりだ。パワートレインも高効率の1.2Lターボとハイブリッドが揃い、もはや死角無しという感じである。デザイン良く、走り良く、先進安全装備の類いもバッチリ揃ったC-HRの、クルマとしての完成度はパーフェクトに近いと評してもいい。しかしながら、その代償として価格が高めなのが弱点と言える。普及版パワートレインが無いのも、その理由として挙げられるが、251万6千円からというのは、ライバルを見渡すと強気であることは間違いない。

ホンダ ヴェゼル:ルックスの良さは○ 走りと安全装備は…

このセグメントのベストセラーである「ホンダ ヴェゼル」の価格は192.0万円から。フィットと車体の基本骨格を共用していると考えれば妥当ではあるが、単純に見た目の話としては、外観にしても、あるいは内装の設えにしても、フィットより明らかに格上に見えるだけに、むしろ買い得感すら漂わせている。

ヴェゼルの美点としては、まずやはりこのデザインを挙げるべきだろう。

一方、弱点として挙げたいのは、まず走りっぷりにSUVにあってほしい穏やかさ、しなやかさが薄いことである。初期に較べればだいぶ良くなったとはいえ、端的に言って、まだ硬い。もうひとつ、先進安全装備として「ホンダセンシング」が設定されているのは評価できるのだが、ACCが30km/h以下での追従走行に対応していないのは、今どきマイナスとしなければならないだろう。

スバル XV:運転支援技術の充実ぶりは折り紙つき

先進安全装備、運転支援技術の充実ぶりに重きを置くなら、「スバル XV」を見逃すわけにはいかない。

毎年のようにクルマを確実に進化させていくスバルらしく、現行モデルのアイサイトもしっかりVer.3に進化しており、歩行者認識も含む緻密な状況認識が可能になっている。また全車速追従型のクルーズコントロールも装備。目下、最新、最先端のものが手に入るのだ。これがXVの最大の美点と言っても、過言ではないはずである。

但し、XVはベースとなっているインプレッサに続いて、遠からずフルモデルチェンジを予定している。急に古びてしまうことはないにしても、やはり引っ掛かる人は少なくないだろう。待てるなら、もちろんそれも手だろう。

日産 ジューク:古さとは無縁の存在感がロングセラーたるゆえん

「日産 ジューク」のデビューは2010年6月だから、何ともうすぐ7年が経つことになる。それだけのロングセラーとなった一番のポイントが、キャラクターの立ったスタイリングであることは言うまでもないだろう。月並みだが、いつまでも古さとは無縁のその存在感は、まさにジュークの美点。いま選ぶのも十分アリと思わせる。

また、1.6Lターボエンジンと、トルクベクタリング機構を備えたオールモード4×4-iを組み合わせた16GT FOURを筆頭に、走りも想像以上の楽しさなのだ。

ルックスは個性的だし、走りも楽しく、おもちゃとしては最高の1台と思わせるジューク。

強いて言うならば、内外装のクオリティは高いとは言い難い。キャラクター的にはそれでもまったく問題無いとは思いつつ、実際に手に入れて、長く付き合うとなれば気になるところかもしれない。特にオトナのユーザーにとっては…。

マツダ CX-3:セグメントを超えた上質な仕立て

コンパクトSUVへの期待値をはるかに超える内外装の上質な仕立てこそ、「マツダ CX-3」の最大の美点と言える。いかにもシャープで陰影際立つ外観も美しいが、見所はやはりインテリア。デザインは洗練されているし、各部にあしらわれたステッチ、滑らかな手触りのレザー、効果的なクロームパーツの配置などによって、とても洗練された空間が演出されている。

熟成されてきたフットワークや乗り心地、ディーゼルエンジンの力強い走りっぷりも、もちろん魅力。存在感はクラスレスだ。しかしながらCX-3の場合、価格もクラスの概念から外れている。237万6千円からという強気の設定は、コンパクトSUVの中から何かをという選び方の人からは、弾かれてしまいかねない。クルマの仕上がり、ディーゼルエンジンだけの設定というところから見て、納得できない価格というわけでは、決してないのだけれど。

マツダ CX-5:静的なクオリティは上のカテゴリーばりの進化

SUVらしいユーテリティ、そして走破性を重視するなら、「ミドルサイズSUV」が筆頭候補になる。パワートレインの選択肢も多く、ライフスタイルに合わせた選択がしやすいカテゴリーと言えそうだ。

このセグメントで今、もっともホットな存在と言えば、登場したばかりの新型「マツダ CX-5」を置いて他にはない。これまでのイメージを踏襲しつつも、よりノーズの長さが強調されたフォルムはスポーティさを増しているし、インテリアのクオリティの高さにも目を見張る。静的なクオリティに関して言えば、従来よりひとつ、いやふたつ上のカテゴリーのクルマに進化したかのようなのだ。

見て、触れて、スペックを確認してという段階では、新型CX-5に決定的な弱点は見つからない。走りに関しては筆者はまだステアリングを握れていないので触れられないが、これで従来の最大の弱点だった乗り心地と静粛性が改善されていれば、文句無しである。

スバル フォレスター:改良の積み重ねで身につけた洗練度

都会派という印象のCX-5に対して、ワイルド感が強く打ち出されている「スバル フォレスター」にこそ、SUVらしさを感じるという人も、きっと少なくはないだろう。スバル車らしく毎年のように改良されてきた結果、乗り心地はスムーズになり、静粛性も高まるなど走りの質は期待以上に高まっているし、アイサイトも最新のVer.3が備わる。

実際に乗ってみると、当初とは比較にならないほどの洗練度を身につけているのが、最新のフォレスターなのだ。

スバル自慢の水平対向エンジンは、自然吸気とターボの2種類が揃う。いずれも弱点となるのは燃費。可能ならばディーゼルやハイブリッドが欲しいが、そうじゃなくてもダウンサイジングターボにハイギアードなCVTを組み合わせるなど、燃費そしてドライブフィールの新鮮さといった面でアピールするパワートレインが欲しいというのが率直な思いである。

日産 エクストレイル:SUVらしい使い勝手をとことん追求

ハイブリッドのSUVが希望なら、選択肢として「日産 エクストレイル」を挙げることができる。リッター当たり20.6km(前輪駆動)という燃費は魅力。道具感覚が個性となっていた従来モデルと較べると、スタイリングに面白みは無いものの、防水仕様のラゲッジスペースや走破性の高さなど、SUVらしい使い勝手がとことん追求されているのは変わらない。

燃費の面ではメリットの大きいハイブリッドだが、車重増の影響で乗り心地は若干悪化しているし、ガソリン車では設定のある3列シートを選べないのも惜しい。そして何より「絶対にこのクルマじゃなければ」と思わせる部分が、ちょっと薄く感じられるのがエクストレイルの弱点だ。決して悪いクルマじゃないんだけど…。

カテゴリー分けを取り払うと見える! 新たな選択肢

今、SUVを選ぶなら……という観点で、コンパクトクラスとミドルサイズのふたつのカテゴリーに分けて、長所と弱点を見てきたわけだが、実際のクルマ選びの際には、別にそんなクラスやカテゴリー分けに囚われる必要性は、まったく無い。たとえばC-HRのターボ+4WDモデルであるS-Tの車両価格は251万6400円。これに17万円ほどをプラスした268万9200円で、フォレスター2.0i-L Eyesightを手に入れることができる。モデルライフ終盤だけに値引きも期待すれば、2台の価格差はほぼ無いと言ってもいい。一方、室内の広さ、ユーテリィティ性、走破性ではフォレスターが上回るはずで、この辺りを重要視するならば、選択肢に含んでもいいはずだ。

また、CX-3のベースグレードであるXDの車両価格は、前輪駆動で237万6千円。しかしながら実はあと8万6400円出すだけで、CX-5 20Sに手が届いてしまう。CX-3はディーゼルだけの設定なので、車両価格が全体に高め。これだって十分以上の性能を発揮するガソリンで良いとなれば、そういう選択肢もあり得る。こんな風に、はじめは思ってもみなかった方向に話が広がっていくのも、クルマ選びのひとつの楽しさ。但し、買い得感だけをモノサシにするのは間違いだ。クルマの価値は、価格やリセールバリューだけで決まるものではない。まして単なる実用車ではなくSUVを手に入れようというならば、重視するべきは自分や仲間、家族を“どれだけ幸せにしてくれそうか”という部分じゃないかと思う。

ちなみに私の選択はと言えば、最初は走りの楽しいC-HRで決まりと思っていたものの、価格と性能のバランス、そしてラゲッジスペースの使い勝手などを考えるうちに、もしかしてフォレスター、それもやはりターボエンジンを積み、走りを磨いた「2.0XT Eyesight」もいいかも? という風に気持ちが傾き始めた。もし本当に手に入れたとしたら、きっとライフスタイルまで想像もしなかった方向に変わるに違いない。いやはやクルマ選びはやっぱり楽しい! 皆さんにも自由に楽しんでいただけたらと改めて思う次第なのだ。


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