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ミシュラン「パイロットスポーツ4」を試走。グリップ性能だけではない魅力

2016-8-22 15:20| post: biteme| view: 294| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ/写真:日本ミシュランタイヤ

摘要: 手のひらを通してリアルに伝わる まるで路面とタイヤが触れ合っている様子が、手のひらを通してリアルに伝わるような……。ミシュランの新世代スポーツタイヤ、「PILOT SPORT 4(パイロット スポーツ フォー。以下、 ...

ミシュラン「パイロットスポーツ4」を試走。グリップ性能だけではない魅力

手のひらを通してリアルに伝わる

まるで路面とタイヤが触れ合っている様子が、手のひらを通してリアルに伝わるような……。ミシュランの新世代スポーツタイヤ、「PILOT SPORT 4(パイロット スポーツ フォー。以下、PS4)」には、そんな表現が相応しいと感じた。

PS4はミシュランのラインナップの中では走りを愉しむスポーツタイヤ・シリーズに位置しており、今回は「直感的な走りを愉しむダイナミックグリップスポーツタイヤ」という開発ターゲットのもとに作られた。

しかし実際に乗って真っ先に感じるのはむしろ、グリップの高さを声高に叫ぶスポーツタイヤというよりも、全方位に質の高さを感じる完成度の高さ。PS4を装着したクルマを走らせると、低速からピタリと路面を捉えつつも、どこかしっとりとした感触を伝えてくる。

高速安定性とスッキリ感を両立

今回はまずトヨタ・クラウンで高速走行を試したが、印象的なのはハンドルにしっかり感が生まれること。直進状態でハンドルのセンターがビシッと出ており、軽く手を添えるだけで直進を維持するので、長距離ドライブでも疲れにくいと想像できる。

そしてレーンチェンジをするためにハンドル操作を行うと、しっかりと手応えを感じる上にスッと気持ちよく動いてくれる。特筆すべきは動き始めで、クルマの動作に遅れを感じず、動き終わった時のクルマの収まりも良い。

アウディA4に乗り換えてパイロンスラロームを行うと、操作に対してタイヤがリニアに反応し続けるので、クルマの動きもスッキリとしたものに感じられた。

特に左右に切り返す時、クルマのボディの動きがしっかりとハンドル操作についてくる印象があり、ここで初めてスポーツ性に関しても高い性能を有していることを意識させられる。この辺りは、トレッド面を安定させる「ハイブリッド・アラミド/ナイロンベルト」による路面との高い密着性があるからだろう。

クルマの動きに遅れを感じさせない

次にトヨタ86に乗り換えて、ダイナミックな走りを試してみた。パイロンスラロームからのコーナリング+ウェットコーナリングを試してまず印象的だったのは、やはり姿勢制御の巧みさ。クルマの動きに遅れを感じさせないのはこのタイヤならではで、もともと装着されている「プライマシー HP」と比べると、まるでサスペンションを変えたかのような印象すら抱く。それだけグリップが高いのにクルマの動きに対しては行き過ぎないマッチングの良さもあり、86をよりダイナミックな走りのクルマに変えてくれていた。

さらにコーナリングでは、強烈なグリップで何が何でも頑固に粘るというよりも、限界域では決してグリップ感を失うことなくわずかずつスライドをしながら向きを変えていくため、安心して車両をコントロールできる=走りを愉しむことができる。

粘り一辺倒ではないキャラクター

左コーナリングから右のウェットコーナリングに移る際は、ウェット路面でハンドルを操作した時の確かさがとても印象的だった。通常ならばフロントが逃げてもおかしくないシチュエーションでも、しっかりとノーズを内側へ向けていくウェットグリップの高さに安心感を覚えるわけだ。

そのまま旋回していくと、その後は当然ドライ路面よりも早く限界域が訪れるわけだが、この時にはじんわりとスライドしつつ向きを変えていく。ドライ路面の印象と同じように、粘り一辺倒ではなく積極的に向きを変えていくキャラクターこそ、PS4ならではといえるだろう。

つまり確かさを失わず、同時に情報を常に伝え続け、リニアにタイヤのグリップを教えてくれる。このため限界まで粘って粘って急激にグリップを失ってコントロールできない、というような他のハイグリップスポーツタイヤにありがちな顔を見せないわけだ。

ドライバーとの対話を忘れないタイヤ

PS4は非常に優れたスポーツタイヤと感じるが、走りを味わうという部分にプライオリティをおかない人にとっては、もっと手応えも軽くて楽にハンドルが回せるフィーリングを好む人もいるだろう。また組み合わせるクルマのキャラクターによっては、もっと穏やかな性格を好む人もいるはず。しかしながら、ハイグリップなスポーツタイヤであるにも関わらず、コンフォート性能や上質感もかなりバランスしているのは事実で、この辺りの良さは他に例をみない。

PS4が単にグリップ性能だけを追求したスポーツタイヤでないことは明白だ。高いグリップ性能を持ちながらも、あらゆる領域でその時々の状況を伝え続けるという、ドライバーとの対話を忘れないタイヤである。だからドライバーが穏やかに走っている時にはそれに応じて出しゃばらずに静かに(だがしっかりと)状況を語るし、いざドライバーが積極的に走っている時には、それに応じて元気に即答する顔を見せてくれる。そんな印象だ。

それだけに僕がPS4をひと言で評するならば、単にダイナミックなドライビングを愉しむタイヤではなく、“刻々と変化する状況に応じて柔軟に語りかけるタイヤ”という表現になる。そう、そこにあるのは高いスポーツ性能だけでなく、クルマとの一体感を高めてくれるほどの全方位的な性能の高さである。

MICHELIN PILOT SPORT 4・サイズラインアップ

■17インチ
245/40ZR17(95Y)XL
205/45ZR17(88Y)XL
215/45ZR17(91Y)XL
225/45ZR17(94Y)XL
235/45ZR17(97Y)XL
245/45ZR17(99Y)XL

■18インチ
255/35ZR18(94Y)XL
265/35ZR18(97Y)XL
275/35ZR18(99Y)XL
225/40ZR18(92Y)XL
235/40ZR18(95Y)XL
245/40ZR18(97Y)XL
255/40ZR18(99Y)XL
225/45ZR18(95Y)XL

※オープン価格

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