パスワード再発行
 立即注册
検索

アウディA6の改良新型。デビューから4年を経た熟成と進化のポイントは?

2015-9-22 05:00| post: biteme| view: 654| コメント: 0|著者: 文:塩見 智/写真:菊池 貴之、アウディ ジャパン

摘要: ブランドで最も長い歴史をもつ中核モデル アウディA6は、メルセデス・ベンツ傘下から抜けだしてフォルクスワーゲン・グループ入りした現在のアウディの中で、最も長い歴史をもつ中核モデルだ。1968年、初代が登場し ...

アウディA6の改良新型。デビューから4年を経た熟成と進化のポイントは?

ブランドで最も長い歴史をもつ中核モデル

アウディA6は、メルセデス・ベンツ傘下から抜けだしてフォルクスワーゲン・グループ入りした現在のアウディの中で、最も長い歴史をもつ中核モデルだ。1968年、初代が登場した際の車名は「100」。その後に廉価な「80」や「90」が派生し、上位モデルとして「200」も出てきた。

100及びA6の歴史を振り返ってみよう。初代はフロントグリルにフォーシルバーリングスはついていたものの、まだエンジンはメルセデス製で、全体的なスタイリングもメルセデス風のものだった。76年登場の2代目は、あのフェルディナント・ピエヒが主導して開発した革新的な直列5気筒エンジンを採用したモデル。

82年に登場した3代目は、サルーンに初めて空気抵抗低減の考え方を盛り込んだモデルとして注目された。加えて、途中で4WD、いわゆるクワトロモデルを追加した。皆さんご存知の通りクワトロはその後、プレミアム路線を突き進む同社の最高の技術的アイコンになっている。5気筒も空力ボディもクワトロも、全部ピエヒがやったことだ。

軽量化を技術的トピックとして2011年にデビュー

90年登場の4代目は、当初は100という車名だったが、途中のマイナーチェンジで「A6」という車名に変わる。これを初代A6と数えると、2011年に登場した現行型A6は4代目にあたる。「技術による先進」を掲げるアウディだけあって、現行型にも技術的特徴がある。それは軽量化。同社が「ウルトラ」と呼ぶ、スチールとアルミを効率的に組み合わせたボディを採用することで軽量化を果たした。

このように、昔からフルモデルチェンジに際して必ず消費者を惹きつけるトピックを盛り込むのがアウディのやり方だ。逆に、新技術を実用化するめどがたったからフルモデルチェンジしているとも言える。もちろん、販売戦略上のスケジュールがないわけではないだろうが、単に「5~6年たったから」という理由でモデルチェンジしていない(ように見える!?)のがカッコいい。

エンジン効率をアップさせてパワーも燃費も向上

A6は発売から4年が経過したこのタイミングで、エンジンのラインアップを見直した。日本仕様のA6はセダンとアバントを合わせ、全部で10仕様ある。

最も廉価でシリーズ唯一のFWDである2.0TFSIセダン/アバントは、エンジンが2リッター直4ターボから1.8リッター直4ターボにリプレイスされ、1.8TFSIセダン/アバントとなった。排気量は減ったが、最高出力は10ps向上して190ps/4200-6200rpmに。最大トルク320Nm/1400-4100rpmは変わらず。トランスミッションがCVTからデュアルクラッチの7速Sトロニックに変更された。

また、これまでの2.8FSIクワトロセダン/アバントは、エンジンが2.8リッターV6から2リッター直4ターボに置き換わって、2.0TFSIクワトロセダン/アバントとなった。V6自然吸気エンジンから小排気量の直4ターボエンジンに変更する典型的なダウンサイジングコンセプトの採用で、最高出力も最大トルクも向上し、最高出力252ps/5000-6000rpm、最大トルク370Nm/1600-4500rpmを発揮する。さらにJC08モード燃費も11.8km/Lから13.6km/Lへ向上した。

このほか、既存の3リッターV6スーパーチャージャーエンジンを積む3.0TFSIクワトロセダン/アバントと4リッターV8ターボエンジンを積むS6セダン/アバントは、ともにエンジンの効率をアップさせ、パワーも燃費も向上させた。

マトリクスLEDヘッドライトなどでより魅力的に

今回、売れ線の2.0TFSIクワトロセダンに短時間ながら試乗した。発売から数年たったドイツ車は、登場当初のモデルに比べ、カタログに記すスペックに違いが見られなくても熟成が進んで、いろんな面で改善されていることが多い。思い込みかもしれないが、だとしてもほとんどの人が必ず思い込むからホントに変わっているのと一緒。今回のA6では、ステアリング・フィールにそれが表れていて、よりしっとりとした方向に改善されていた。

ただ、ノーマル、Sラインともに、一般道を流すペースで走った際の乗り心地は、ドライブセレクトをコンフォートにしてもややハードに感じられた。個人的にはもっとソフトな足まわりを好む。ただし距離にしてわずか10km程度の試乗による印象なので、次に乗ったら違うことを書くかもしれない。

エンジンの変更について。“シューンと上までスムーズに回るエンジンの心地よいフィーリング”という、ただその一点のみにおいて、以前のV6を恋しく思う瞬間もあるが、明らかに力強い加速を味わえば、そのセンチメンタリズムは吹き飛ぶし、実際の燃費向上も期待できるので、どう見てもこれは改善だろう。マトリクスLEDヘッドライトの機能も見た目も魅力的。現行A6一番の買い時がやってきたという感じだ。

スペック例

【 2.0 TFSI クワトロ 】
全長×全幅×全高=4945mm×1875mm×1465mm
ホイールベース=2910mm
車両重量=1780kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=185kW(252ps)/5000-6000rpm
最大トルク=370Nm/1600-4500rpm
トランスミッション=7速DCT(Sトロニック)
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式
        後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=245/45R18
JC08モード燃費=13.6km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=680万円


さようなら

なるほど

共感した

ありがとう

相关分类

Archiver|携带版|BiteMe バイトミー

GMT+9, 2025-4-30 22:00 , Processed in 0.088408 second(s), 18 queries .

Powered by Discuz! X3.5

© 2001-2025 BiteMe.jp .

返回顶部