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新型「ルークス」は王者「N-BOX」を明らかに意識も「デリカミニ」は“我が道”を貫くデザイン。兄弟車なのにここまで違う理由 ...

2025-9-8 11:30| post: biteme| view: 589| コメント: 0|著者: 文:山本 晋也

摘要: “日産×三菱”の共同開発でも生まれる2台の違い ご存知のように、日産と三菱の軽自動車は中身が共通の兄弟車といえる関係にあります。そして、その中心となっているのが「NMKV(ニッサン・ミツビシ・ケイ・ビークル ...

新型「ルークス」は王者「N-BOX」を明らかに意識も「デリカミニ」は“我が道”を貫くデザイン。兄弟車なのにここまで違う理由

“日産×三菱”の共同開発でも生まれる2台の違い

ご存知のように、日産と三菱の軽自動車は中身が共通の兄弟車といえる関係にあります。そして、その中心となっているのが「NMKV(ニッサン・ミツビシ・ケイ・ビークル)」という両社のジョイントベンチャーです。

実は、日産と三菱の軽自動車は各社が独自に製品企画やデザインを進めることからスタートします。NMKVがハブとなって製品の取りまとめや設計を行い、日産と三菱それぞれに図面を納品します。

両社はその図面を、岡山県にある三菱の水島製作所へ持ち込み、それぞれのモデルを製造します。三菱は内製となり、日産は三菱に製造を委託するという形です。

今回フルモデルチェンジが発表された日産「ルークス」、三菱「デリカミニ/eKスペース」も、このスキームに基づいて開発・製造されています。まったく異なる商品企画であっても、NMKVが取りまとめることで設計や部品の共通化といった効率化が図れ、それが企業としての狙いでもあります。

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#ルークス #新型 #スーパーハイトワゴン#デリカミニ #N-BOX #日産 #三菱 #ホンダ

外観も個性もまったく別モノに見える理由

こうした背景を知ると、日産ルークスと三菱デリカミニがまったく異なる外観や機能を備えている理由が理解しやすくなります。

スタンダードモデルであるルークスとeKスペースは、外観からも兄弟車であると感じさせますが、上級グレードの「ルークス ハイウェイスター」と「デリカミニ」は完全に別のクルマのように見えます。

ボディサイドの特徴的なキャラクターラインを見れば、ドアのアウターパネルやAピラーから後方の外板は共通していることが明らかです。しかし、こうした共有化によってコストを抑えながら、ここまで異なる個性を演出できているのは、NMKVによる取りまとめの妙であり、このスキームの成功を示す好例と言えるでしょう。

今回は、兄弟車には見えないルークス ハイウェイスターとデリカミニに注目し、それぞれの狙いを分析してみたいと思います。なお、現時点では正確な価格やスペックは未公表のため、内外装から読み取れる商品企画にフォーカスします。

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「N-BOXカスタム」を明確に意識した「ルークス」

結論からいえば、ルークス ハイウェイスターは軽スーパーハイトワゴンらしさを突き詰めたニューモデル。一方、デリカミニは初代のスピリットを高めた正常進化型という印象です。

従来のルークス ハイウェイスターは、デリカミニならぬ“セレナミニ”と揶揄されることもありました。しかし、「かどまる四角」をテーマにした新型ルークス ハイウェイスターは、完全に軽スーパーハイトワゴンとしての価値を追求したスタイリングとなっています。

おそらく多くの人が気付いているでしょう。新型ルークス ハイウェイスターは、ホンダ「N-BOXカスタム」をターゲットに定めたように見えます。

現行N-BOXカスタムが登場した当初、控えめなフロントグリルに対して「地味すぎる」という評価もありましたが、現在では落ち着いたフロントマスクが高く評価されているように思えます。

新型ルークス ハイウェイスターのフロントマスクは、まさにN-BOXカスタムの示した方向性を踏襲しているように見えます。もちろん、単純に似ている・似ていないの話ではなく、多くのユーザーがN-BOXカスタムに見出した魅力を取り込もうとしていることが伝わってきます。

このことからも、新型ルークスは軽スーパーハイトワゴンのナンバーワンを本気で狙っていると感じられるのです。

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唯一無二の存在感を追求する「デリカミニ」

一方、新型デリカミニは、他の軽スーパーハイトワゴンをライバル視しているようには見えません。あくまで“デリカミニ”としての個性を際立たせることに専念したモデルというのが、筆者の第一印象です。

象徴的なのが、フロントナンバープレートの位置。

ルークスやeKスペースがフロントバンパー中央にナンバープレートを配置しているのに対し、デリカミニは左側へオフセットしています。

これは、バンパーに大きく「DELICA」ロゴを配しながらも冷却性能を確保するための処理と考えられますが、この一点をとっても、デリカミニが“我が道を行く”存在であることが感じられます。

まとめると、日産ルークスはライバルとの競争を見据えてユーザーに選ばれることを狙った王道の戦略。一方のデリカミニは、熱心なファンに選ばれる“オンリーワン”を志向したモデルです。

 両者が市場でどのように評価されるのか。この秋の発売を待って、その答えを見届けたいと思います。

 (終わり)


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