多くのグレードが終了に。残るはIS300hのFRのみレクサスのスポーツセダンである「IS」の多くのグレード(※IS300hのFRモデルは存続)が2025年11月をもって生産終了になります。注文が11月までの生産予定台数に達した時点で販売終了となるというので、欲しい人は、急いでディーラーに向かいましょう。 そこで今回は、ISがどのようなクルマであったのか、これまでの歴史を振り返ってみます。 レクサスのスポーツセダンであるISは、2005年のレクサスブランドの日本導入のタイミングで日本で発売となりました。具体的には、8月にアッパーミドルセダンの「GS」とオープン2シーターの「SC」が発売され、翌9月にISが導入されています。 ちなみに、海外市場においてレクサスは既に展開しており、その海外市場では、日本名「アルテッツァ」が初代のISとして発売されていました。しかし、2005年のレクサスの日本導入にあわせて、ISは新型モデルになりました。 その同じタイミングで、日本のアルテッツァも終了に。アルテッツァは1998年から2005年までの1代限りのモデルとなりました。 その後ISは、2007年に423馬力の5.0L V8エンジンを搭載する高性能版の「IS F」をシリーズに追加。2009年にはオープン仕様となる「IS250C」も追加しています。 #レクサス #IS #SC #ISF #セダン 2代目の現行型は12年ものロングライフモデルにラインナップが充実したこともあり、ISは、レクサスのセダンラインナップのボトムを支えるスポーツセダンとして認知され、その地位を固めていきます。 そして2013年にフルモデルチェンジを実施し、ISは現行モデルに世代交代。2016年、2020年と数回のマイナーチェンジを行いつつ、現在まで生産が続いています。2013年の登場から数えると、2代目ISは12年ものロングライフモデルとなりました。 2005年のレクサス日本導入と同時に生まれたのが先代ISですが、レクサスらしく、クリーンで塊感の強いルックスを採用。3.5Lと2.5LのV6エンジンが搭載されています。 3.5LのV6は318馬力、2.5LのV6は215馬力という、スポーツセダンに相応しいパワフルさを持っていました。また、アルテッツァよりもサイズが一回り大きくなっているのも特徴です。海外向けには2.2Lのディーゼルエンジンも用意されていました。 トヨタのスポーツセダンではなく、ひとつ上のブランドに相応しい、ルックスとパワーを実現したのが先代のISと言えます。 現行型はハイブリッドスポーツという新価値をプラス現行のISモデルが登場したのは2013年のことでした。FR駆動を基本とするスポーツセダンという路線は堅持しつつ、現行型ではハイブリッド版も用意されていました。また、スピンドルグリルの採用も現行モデルの特徴のひとつです。 採用されたハイブリッド版は、2.5L直列4気筒エンジンを使っていましたが、それでもシステム最高出力は162kW(220馬力)を達成しており、2.5L V6の152kW(204馬力)よりもパワフルだったのです。ただし、トップグレードとなる3.5LのV6エンジンの出力は228kW(306馬力)だったので、そこには届いていません。 つまり、レクサスの一員であり、パワフルなスポーツセダンという従来のキャラクターの上に、“ハイブリッドでもスポーティ”という新たな価値をプラスしたことが現行ISの特徴と言えるでしょう。 「IS」のルーツとなるアルテッツァから先代、そして現行モデルまで、脈々と続いているISらしさは何か? といえば、FRベースのスポーツセダンという部分でしょう。 FRのスポーツセダンとは、BMWの「3シリーズ」や、メルセデスベンツの「Cクラス」に通じる、伝統的な存在です。 日本市場において、スポーツセダンは、今やあまり人気の高いジャンルではなくなってしまいましたが、プレミアムブランドであるレクサスとしてスポーツセダンは決して手放すことのできないモデルとなります。 そんな重要なポジショニングの中で、ISはハイブリッドに代表される先進技術で個性を生み出してきました。 次世代モデルの内容は、まだ明らかにされてはいませんが、スポーティかつ先進的な内容で登場することは間違いありません。どんなモデルになるのか期待しましょう。 (終わり) (写真:レクサス) |
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