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新型GLE/GLEクーペに海外試乗。メルセデス新世代SUVの実力は?

2015-7-17 10:05| post: biteme| view: 946| コメント: 0|著者: 文:九島 辰也/写真:メルセデス・ベンツ日本

摘要: MLクラス改め、新型GLEとしてリスタート 1979年にリリースされた「Gクラス」は別として、昨今のSUVに対しメルセデスはこれまで「ML」と「GL」、「GLK」で対応してきた。そして2013年のフランクフルトショーでコンパ ...

新型GLE/GLEクーペに海外試乗。メルセデス新世代SUVの実力は?

MLクラス改め、新型GLEとしてリスタート

1979年にリリースされた「Gクラス」は別として、昨今のSUVに対しメルセデスはこれまで「ML」と「GL」、「GLK」で対応してきた。そして2013年のフランクフルトショーでコンパクトSUVの「GLA」を加え、フルラインナップを構築している。SUVマーケットの拡大を睨み、あらゆるニーズに対応する戦略だ。

そこで、次に彼らが考えたのはネーミングの統一性。今年からSUVシリーズにはすべて“GL”の文字が頭に付き、その次にセダンファミリーのようなS/E/C/Aといったアルファベットが続くことになった。具体的にはこれまでのGLが「GLS」、MLが「GLE」、GLKが「GLC」となる。そして「GLA」がその下に顔を並べる。

ここまで真剣に見直したワケは、今後の展開に寄与する。実は2015年は彼らにとっての「新世代SUV・幕開けの年」であって、ここで紹介する「GLE/GLEクーペ」、6月にワールドプレミアした「GLC」、それと年末に現れるであろう「GLS」と、ニューモデルが立て続けにデビューするのだ。

スタイリッシュ&クールな佇まい

メルセデスの新世代SUV群という大きな流れの中で、GLE/GLEクーペの国際試乗会が行われた。場所はオーストリアのキッツビル。ゴルフ場とスキー場を併設する高級リゾートである。

まず初日はGLEクーペの試乗となった。目の前に現れたそれは、SUVでありながら車名通りのクーペライクな流れるフォルムをまとっている。

実際に対面するのは今年のデトロイトモーターショー以来だが、やはりモーターショー会場と外で見るのでは違う。「やりすぎ?」とも思えた低いルーフラインだが、意外と自然にかつスタイリッシュにまとまっていた。それにテールランプのデザインはかなりクールである。

試乗車は、AMGが手がけたV6エンジン搭載の「GLE 450 AMG クーペ 4MATIC」、3リッターV6ディーゼルの「GLE 350d クーペ」、それと「メルセデス-AMG GLE 63 S クーペ」というスポーティなモデルが用意された。

“攻め”の印象そのままの走り

まずは「GLE 450 AMG クーペ 4MATIC」に目を奪われた。AMG仕立ての見た目は迫力満点。標準で20インチのロープロファイル・タイヤを装着する。マフラーカッターも4本出しで、かなり“攻め”の印象を与える。

当然ながら走りもアグレッシブで、低回転域からターボが過給し太いトルクを発生させるので、出だしから速い。しかも固められた足はロールを抑え、コーナーで俊敏な動きを見せる。

さらにダイナミックセレクトを「スポーツ」または「スポーツ+」にすると、個性はより明確に。低音からはじまるレーシーなサウンドが響きわたり、低めのギアが高回転まで引っ張ることで加速の鋭さが増す。ただし、「コンフォート」にしても乗り心地は硬めなので、リアシートは少々心配。今回は試せなかったが、ロングドライブでは少し厳しいかもしれない。

ケチの付けどころはない

ディーゼル仕様と“ロクサン”に関しては想定内といったところ。ともに他のモデルに採用されるエンジンだけに、フィーリングはそのまま。3リッターV6ディーゼルの力強さも、異次元の走りを見せる4.7リッターV8ツインターボも、ケチの付けどころはない。Gクラスにはオーバースペックに思える“ロクサン”ユニットだが、こちらはもう少し余裕を持って攻めることができそうだ。

ちなみに、GLEシリーズの前後のトルク配分は50:50の固定が基本で、可変配分式ではない。“ロクサン”は40:60の固定だ。その意味からすると、オンロードとオフロードの両方を鑑みているようにも思える。

開発陣のひとりは、「これがベストという結論を出した」と話していた。まぁ、可変式が多い昨今としては珍しい。

多段化と軽量化を同時に達成

今回の注目ポイントのひとつに、トランスミッションの変更がある。既存の7Gトロニックが9Gトロニックに積み替えられ、文字通り7速が9速になったわけだが、ハウジングに収まるサイズがほとんど変わっていないというのはさすが。

それに、重さで言えばギアが増えたにもかかわらず、1kg軽くなっている。聞くところによれば、素材から見直したらしい。一部をアルミ化、さらにはFRP(繊維強化プラスチック)を使い、軽量化につとめたという。

メルセデスSUV初のプラグインハイブリッドも

さて、2日目に乗ったスタンダードモデルの「GLE」だが、こちらはMLのモデルチェンジといった方がイメージが付きやすいに違いない。そう考えれば正常進化となり、ドラマチックな変更はない。

フィーチャーするとすればメルセデスとしてはSUV初のプラグインハイブリッド車の導入だ。「GLE 500e 4MATIC」と名付けられたモデルがそれに当たる。

パワートレーンは3リッターV6直噴ツインターボ+電気モーター。前者が333ps、後者が116psを発揮する。合計すれば400馬力以上でV8並みの出力といえそうだ。ギアボックスは7Gトロニックプラスが組み合わされる。

また、プラグインハイブリッドをより効果的に走らすため、4つの走行モードが用意される。「ハイブリッド」「Eモード」「Eセーブ」「チャージ」がそれだ。Eモードはカタログ値で30km走行可能ということなので、実際に試してみた。とくにアクセルに慎重になることなく流れに沿って走ったところ、25kmの走行だった。加減速を頻繁に行ったことを鑑みれば悪くない。

実はパワーソースはこれ以外にもあり、各国のマーケットによって使い分けるそうだ。現行MLの約70%がディーゼルであると聞くと、日本仕様の中心は3リッターV6ディーゼルの「GLE 350d」となるのは必至。導入時期は来年前半になりそう。今度はじっくりと日本の道で試乗したいところである。

スペック

【 GLE 450 AMG クーペ 4MATIC 】
全長×全幅×全高=4918×2129(ドアミラー含む)×1719mm
ホイールベース=2915mm
駆動方式=4WD
エンジン=3.0リッターV型6気筒DOHC・直噴ターボ
最高出力=270kW(367ps)
最大トルク=520Nm
トランスミッション=9速AT


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