発売から1年、「フリード」購入者のリアルな声は?ホンダ「フリード」は、2008年に初代モデルが登場したコンパクトミニバンです。最大7人乗りの3列シートを備え、取り回しの良さと高い実用性から、長年ファミリー層を中心に広く支持されてきました。 2024年6月に発売された3代目となる現行モデルでは、ホンダの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を初搭載。滑らかで効率的な走りを実現しています。また、ハイブリッドとガソリンの両方に「リアルタイムAWD」が設定され、路面状況を問わず安定した走りを可能にしました。 さらに、表情の異なる「エアー」と「クロスター」の2つがラインアップされ、ユーザーのライフスタイルに応じて選択肢が広がったことで、ファミリー層だけでなく幅広い層に支持されています。 そんなフリードに対して、実際に購入したユーザーからはどのような声が寄せられているのでしょうか。 >>【実用性の高さも魅力】「フリード」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: 走行性能と燃費が好評オーナーの声として最も多く聞かれるのが、走行性能と燃費性能の高さです。 「運転中にフワフワした感じはなく、しっかり走っているのを実感している」「背が高いクルマであることを忘れるほど、走っていて安定感がある」といったように、多くのユーザーが走りを高く評価しています。 また、4WDモデルに関して「雪道や傾斜のきつい悪路でも不安なく走行できるため、購入して正解だった」「足回りがやや固めではあるが、突き上げは不快に感じることはあまりない」といった意見が寄せられています。 燃費に関しても、ハイブリッドモデルに高い評価が寄せられています。たとえば、「普段は24~25km/L前後、長距離だと28km/Lを超えることもある」「先代のフリードと比べても明らかに航続距離が伸びた印象」というコメントもありました。 一方で、ガソリンモデルについては「4WDかつスタッドレスタイヤ装着で11.5km/L前後」といったケースもあり、パワートレインや走行条件によって燃費には開きがあるようです。 >>【実用性の高さも魅力】「フリード」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: “高いけど納得”…とは言い切れないリアルな声好意的な意見が多い一方で、「価格が高い」と感じるユーザーの声も少なくありません。特に比較対象に挙げられるのがトヨタ「シエンタ」です。 たとえば、「ライバルであるシエンタが200万円を下回る価格設定をみると、フリードは262万3500円からと高めに感じる」「装備も含めて割高に感じる」という声や、「エアーEX(e:HEV)の6人乗りで321万2000円、オプション込みで総額420万円超えは高すぎる」といった意見もありました。 また、「10年前なら『エスティマ』や『オデッセイ』といったモデルも視野に入る価格帯だった」と、物価高と相まって購入のハードルを感じるユーザーもいます。 装備に関しては「初代にあったリアシートのフルフラット機能がなくなったのが残念」といった声もあり、「価格に対して装備や使い勝手のバランスが気になる」という意見も見られました。 >>【実用性の高さも魅力】「フリード」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: 「クロスター」は“アウトドア勢”からも注目フリードの2024年の販売台数は8万5368台で、国内の販売ランキングで5位を獲得するなど、特にファミリーカーとしての使い勝手の良さには定評があります。 さらに最近では、クロスターを中心にアウトドア派のユーザーからも注目を集めているようです。たとえば「クロスターのSUV風デザインがアウトドア向き」「4WDのおかげで山道でも不安がない」「燃費もいいから車中泊やキャンプでも使える」など、趣味用途の声が増えています。 このように、ファミリーカーという枠を超え、幅広い用途に対応できる守備範囲の広さが、現行フリードの魅力といえそうです。 (終わり) >>【実用性の高さも魅力】「フリード」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: (写真:トヨタ、ホンダ) |
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