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かつて販売トップに君臨した燃費王「プリウス」の現在地。前年比84.2%でも、今なお高い支持を集めるワケ ...

2025-6-23 16:00| post: biteme| view: 975| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: 世界初の量産ハイブリッド車「プリウス」の現在地 1997年に登場したトヨタ「プリウス」は、世界初の量産ハイブリッド車として登場し、新たなジャンルを切り拓いた革新的なモデルです。特に、2009年に登場した3代目モ ...

かつて販売トップに君臨した燃費王「プリウス」の現在地。前年比84.2%でも、今なお高い支持を集めるワケ

世界初の量産ハイブリッド車「プリウス」の現在地

1997年に登場したトヨタ「プリウス」は、世界初の量産ハイブリッド車として登場し、新たなジャンルを切り拓いた革新的なモデルです。

特に、2009年に登場した3代目モデルでは、年間販売台数ランキングで1位を獲得、2010年には年間31万5669台という過去最多の販売実績を記録しました。

その後も改良を重ねながら進化し、2023年には現行モデルとなる5代目が登場しました。

1.8Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのほか、2.0Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデルやプラグインハイブリッドモデルが設定されるなど、ユーザーの選択肢が広がっています。

また、デザイン面でも従来のイメージを一新し、低く構えたスタイリッシュなフォルムを採用し、若年層やデザインを重視するユーザーからも支持を集めています。走りも大幅に磨かれ、従来の「燃費のいいエコカー」のイメージから「走って楽しいハイブリッドカー」へと大きな変化を遂げました。

2024年の新車販売ランキングでは、プリウスは8万3485台で6位と高順位につけているものの、前年比では84.2%と減少傾向にあり、かつてのような圧倒的な販売台数には至っていません。

かつての王者、プリウスの現在地を調べました。

>>【歴代】「プリウス」を写真でチェックする

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#プリウス #アクア #カローラ #人気車 #ハイブリッド

良い意味で「これはもう従来のプリウスとは違う」の声も

あるトヨタの販売店担当者は、現在のプリウスの状況について次のように話します。

「歴代モデルと比べると、正直なところ売れ行きが大きく伸びているとは言えません。その背景には、他社も含めてハイブリッド車の選択肢が以前よりも格段に増えていることや、SUVの人気が一層高まっていることがあると考えられます。

加えて、装備や走行性能が向上した一方で、車両価格もグレードによっては大きく値上がりしています。さらに、『カローラ』のハイブリッドモデルなども販売台数を伸ばしています。

こうした環境の変化によって、プリウスはいまの国内市場において『ハイブリッドカーの絶対的な選択肢』という位置づけではなくなってきている印象です。

一方で、我々の店舗では6月6日まで新規受注が一時的に停止されていましたが、その間も現行モデルの改良に関する問い合わせが多数寄せられていました。

実際に5代目モデルは、従来のモデルと大きく異なるエクステリアデザインを採用し、走行性能も大幅に進化しています。お客様からは良い意味で『これはもう従来のプリウスとは違う』とその変化がポジティブに受け取られている声も多くいただきました。

そのため、『人気が落ちた、売れなくなった』ということではなく、あくまでいまのニーズのなかで優先順位が変化しただけとも言えるのではないでしょうか」

このように、プリウスは現在も一定の需要があるものの、環境や時代の変化により市場での立ち位置がやや変化していることがうかがえます。

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ブランド力はいまも健在だが…

現在のプリウスは、かつての「燃費のいい実用車」という位置づけから、明確に方向性を変えたモデルとなっています。

それは、4300台という月間販売目標台数にも表れています。この数字は、先代モデルの月間目標台数1万2000台のおよそ3分の1という控えめな数字であり、プリウスがかつてのような主力モデルではなくなったことを意味しています。

とはいえ、プリウスの2025年4月の月間販売台数を見ると、6643台と目標を大きく上回っています。前出の販売店担当者は、プリウスの現状の販売台数に対して次のように話します。

「かつてのプリウスは、とにかく燃費のいいモデルとして幅広い支持を受けていましたが、現行モデルではそのキャラクターが大きく変化しています。

スポーティなエクステリアや走行性能を重視したパッケージングにより、従来の燃費だけを求めるクルマから、走行性能や価値で選ばれるクルマへと移行しつつあります。

それでもなお、一定の販売台数を安定してキープできているのは、プリウスというブランドが持つ信頼感や存在感の大きさが関係していると感じています。かつてほどは売れていないにせよ、いまでも明確な個性を持って一定の支持を得ていることこそが、プリウスの最大の強みなのかもしれません」

他社のハイブリッドカーや人気のSUVといった競合に対抗しつつ、今後もプリウスがその存在感を保ち続けるためには、ライバルにはない“さらなる圧倒的な魅力”が必要となってくるのかもしれません。

(終わり)

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(写真:トヨタ)


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