トヨタ「シエンタ」が間もなく一部改良かトヨタ「シエンタ」は、5ナンバーサイズという扱いやすいボディに3列シートを備えたコンパクトミニバンです(一部5人乗り仕様もあり)。 2003年に初代モデルが登場して以降、ユーザーの生活に寄り添う実用性を追求しながら進化を重ね、現行の3代目は2022年8月にデビューしました。2024年5月には一部改良が実施され、これまでメーカーオプションだった「スマートエントリー&スタートシステム」が、ガソリン車「X」グレードにも拡大され全車標準装備となるなど、快適性が向上しています。 シエンタは2024年の新車販売台数で11万1090台を記録し、「カローラ」「ヤリス」に次ぐ第3位にランクインするなど、トヨタの主力モデルとして今なお強い存在感を放っています。 そんなシエンタに関して、2025年6月に改良が行われるのではないかという噂がネット上で話題となっています。実際のところどうなのでしょうか。販売店を取材しました。 >>【そんなにチープ?】「シエンタ」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: 受注は停止中。詳細は6~7月に明らかに?あるトヨタの販売店担当者は、現在の状況について次のように話します。 「現時点では、本社から公式な案内は届いていません。ただ、ここ数か月のあいだに社内で『改良が入るらしい』という話題が出ていて、お客様からのお問い合わせも増えている状況です。 現在はシエンタの新規受注が停止されています。 あくまで個人的な見解ですが、今回の改良はエンジンやプラットフォームといった根本的な部分ではなく、デザインや装備、スイッチ類など内外装の細かな仕様変更が中心になるのではと見ています。 あわせて、価格も若干の値上げがあるかもしれません。現在の物価上昇を踏まえると、どのメーカーも価格調整を迫られているのが実情だと思います。 販売店内では、2025年6月末から7月中旬ごろにかけて詳細が明らかになり、見積もりの対応も始まるのではないかという見方も出ています。 インターネット上でさまざまな情報が飛び交っていますが、混乱を避けるためにも、まずはトヨタからの正式発表を待っていただくのが確実だと思います」 >>【そんなにチープ?】「シエンタ」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: ユーザーは内外装の質感アップを期待かネット上では、シエンタを所有しているユーザーから「燃費やサイズ感は満足しているけれど、内装の質感にチープさを感じる」と指摘されています。特に「プラスチック感が強い」といった意見は複数見られ、価格とのバランスに納得しつつも、上質さを求めるユーザーも一定数存在します。 一方で、燃費性能に対する評価は依然として高く、WLTCモード燃費はガソリン車で18.3km/L~18.4km/L、ハイブリッド車では28.2km/L~28.8km/Lを記録しており、同クラスのコンパクトミニバンの中でも優れた数値となっています。 今回の改良が、内装の質感向上や装備の見直しといった内容であれば、現行モデルで指摘されていた不満が解消され、より魅力的な1台になる可能性は高いでしょう。 現時点ではトヨタから改良に関する正式なアナウンスはないため、今後の発表に注目が集まります。 (終わり) >>【そんなにチープ?】「シエンタ」の内外装を写真でチェックする ◎あわせて読みたい: (写真:トヨタ) |
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