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新型「パトロール」の国内導入は幻想か? 深刻化する日産の“売れるSUV”不在…日本に必要なSUVは他のモデルだった! ...

2025-6-22 13:00| post: biteme| view: 531| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: 本社でもアンケート…国内導入の現実味は? 2024年9月、日産は新型「パトロール」を世界初公開しました。新型パトロールは、日産がグローバルで展開するフラッグシップSUVであり、とくに中東の富裕層を主要なターゲ ...

新型「パトロール」の国内導入は幻想か? 深刻化する日産の“売れるSUV”不在…日本に必要なSUVは他のモデルだった!

本社でもアンケート…国内導入の現実味は?

2024年9月、日産は新型「パトロール」を世界初公開しました。新型パトロールは、日産がグローバルで展開するフラッグシップSUVであり、とくに中東の富裕層を主要なターゲットとしています。

その一方で、横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーでは、新型パトロールが展示されており、来場者を対象に「日本国内導入についてのアンケート」も実施されていました。

また、一部メディアやジャーナリストに向けた試乗会も開催されており、国内販売に向けた“布石”とも受け取れる動きが見られました。果たして、新型パトロールが日本市場に導入される日は本当に来るのでしょうか。

>>【本当に導入するの?】新型「パトロール」や兄弟モデルを写真でチェックする

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#パトロール #ランドクルーザー300 #SUV #アルマーダ #インフィニティ

導入のハードルは高くなく、一定の需要も見込める

ある業界関係者は、新型パトロールの国内導入について次のように話します。

「日産にとって国内のラインナップ強化は急務です。そうした中で、新型パトロールは注目されるべき候補のひとつでしょう。

海外専売モデルとはいえ、同車は日本国内(日産車体九州)で生産されており、オーストラリア向けの右ハンドル仕様もすでに存在します。つまり、導入にかかるハードルは決して高くありません。

さらに、新型パトロールは日産のフラッグシップSUVであり、ラインナップに加わることでブランドイメージの向上にもつながるはずです。ライバルであるトヨタ『ランドクルーザー300』は長納期が続いており、パトロールが比較的短い納期で登場すれば、一定の需要を見込めるでしょう。

また、新型パトロールは、かつて“RVブーム”で一世を風靡した『サファリ』の流れを汲むモデルです。仮にサファリの名で登場すれば、往年のファンを中心に注目が集まることでしょう」

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日産の経営事情から見た国内導入の難しさ

しかしながら、同じ業界関係者は「実際に発売される可能性は低い」と話し、その理由を次のように続けます。

「グローバル企業である日産にとって、日本市場の優先順位は高くありません。企業体力に余裕があれば“母国市場を大切にする” という姿勢もとれるかもしれませんが、現状ではそうした理想を実現する余裕はないのが実情です。

新型パトロールは、北米市場で展開されている『アルマーダ』やインフィニティ『QX80』とプラットフォームを共有しています。日産の経営不振の大きな要因は、北米市場での苦戦にあり、その立て直しが急がれています。

そのため、アルマーダやQX80は北米向けに優先して在庫を確保すべき“急先鋒”であり、日本市場向けに割り当てる余地はほとんどありません。

新型パトロールは魅力的なモデルであることは間違いありませんが、日本市場ではどれだけ売れるのかが未知数です。販売実績が見込めない日本国内にリソースを割くことは、日産にとって大きなリスクであることは言うまでもありません。

仮に日本で販売されるとすれば、それは海外市場で売れ残った在庫の受け皿である可能性が高いでしょう。それはすなわち、日産がさらなる経営危機に直面しているというサインでもあります」

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本当に必要なのは、新型「キックス」かもしれない

さらにこの関係者は、日産のSUV戦略全体に対して次のように指摘します。

「日産のSUVラインナップが弱いことも大きな問題です。2025年時点で、日本市場で展開されているSUVは『キックス』『エクストレイル』『アリア』の3モデルに限られています。

そのうち、日本で売られているキックスは1世代前のモデルで、競合モデルに対して強みがあるとは言えません。また、アリアはBEVという特性上、価格やインフラの制約も大きいクルマです。

結果として、エクストレイルだけで全方位をカバーするには限界があり、SUVの需要が高まっているいまの市場においては、あまりにも脆弱な布陣と言えるでしょう。

こうした背景を踏まえると、本当に国内導入すべきなのは、新型パトロールではなく、2024年3月に世界初公開された新型キックスではないでしょうか。新型キックスは北米市場や中東向けに販売が開始されていますが、コンパクトなボディに多彩な先進機能を備えたSUVであり、エクストレイルに次ぐ柱となるポテンシャルを秘めています。

ただし、現時点で日産は新型キックスの国内導入に関して具体的なアナウンスを行っておらず、生産拠点がメキシコやブラジルであることも課題となっています。また、北米市場を最優先する企業方針を考慮すると、日本導入は依然として不透明です」

こうした厳しい環境下で、日産はどのような選択肢をとるのでしょうか。その決断に注目が集まります。

(終わり)

(写真:日産、トヨタ)

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