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大昔の自動車メディアや評論家が唱えた「ドイツ車最強説」は今も通用するのか? 世田谷の街角から再検証した ...

2025-6-20 11:45| post: biteme| view: 268| コメント: 0|著者: 文:伊達軍曹

摘要: 世田谷区界隈では体感シェア50%超え 筆者が住まう東京都の世田谷区界隈では、メルセデス・ベンツやBMWおよびアウディなど、ドイツのいわゆるプレミアムブランド各社の車に乗っている人の数が非常に多い。もちろん実 ...

大昔の自動車メディアや評論家が唱えた「ドイツ車最強説」は今も通用するのか? 世田谷の街角から再検証した

世田谷区界隈では体感シェア50%超え

筆者が住まう東京都の世田谷区界隈では、メルセデス・ベンツやBMWおよびアウディなど、ドイツのいわゆるプレミアムブランド各社の車に乗っている人の数が非常に多い。

もちろん実際の区内シェアは、最大で見積もってもせいぜい20%程度かと思うのだが、体感的なシェアは50%を超えている。

しかも、モデルチェンジやビッグマイナーチェンジが行われた直後には、最新バージョンの「3シリーズ」やら「Cクラス」やらがさっそく街にあふれるので、それらを購入している人たちは、ドイツ製プレミアムブランド各社の各車を所有することに、大いに満足しているのだろうと推測する。

>>【ドイツ車はやっぱり魅力的?】プレミアムなドイツ車の世界をギャラリーで見る

もしも満足していないのであれば、ちょっとどこかが変わったぐらいでわざわざ買い替えたりはしないはずだからだ。

「プレミアムブランドのドイツ車を所有することが人に与える満足感」とは、そんなにも強烈なものなのだろうか? 言い換えるならば、大昔の自動車メディアや自動車ジャーナリストらがしばしば語っていた「ドイツ車はやっぱり素晴らしい(←大意)」という説は本当なのだろうか?

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#メルセデスベンツ #BMW #3シリーズ #Cクラス #ドイツ車

プレミアムカーの価値は“感じる人にしか伝わらない”

この問題に対して、筆者は確固たる答えを有している。それは以下のとおりだ。

「もちろんプレミアムブランドのドイツ車は素晴らしい。乗れば、誰でも一瞬でわかる。だが、その“ありがたみ”の感じ方は人それぞれである」

プレミアムブランドのドイツ車は「ちょっと高額な衣服」によく似ている。

たとえば筆者は衣服のデザインや繊維、あるいは縫製などについての知識をまったく持っていない人間だが、そんな人間でも、3980円ではなく3万9800円のシャツに袖を通せば「あ、これはいいモノだな」ということが一瞬で理解できる。

プレミアムブランドのドイツ車もそれと同じで、自動車メディアの記事に頻出する難解な車用語はまったく理解していない人でも、運転席に乗り込んでタイヤをひと転がりさせればすぐに「あ、これはよくわからないけどいいモノだな。ていうか、何かが違うな」という感覚を得ることになる。

とはいえ、そこ――つまり「いい車であること」「日本車とは何かが違うこと」に興味がない人間にとっては、ドイツ車のありがたみはほとんどない。

衣服の場合に例えていうと、ファッションに命を懸けているタイプの人は、自身が3980円ポッキリのシャツを着用するなど想像もできないだろう。もしもそれを着て外出しろと言われたら、パンツ一丁で出歩く以上の恥と認識するはずだ。

しかし、たとえば筆者はファッションに対する意欲や興味が決してゼロなわけではないものの、100点満点だとしたら20~30点程度の意欲しかないため、シャツなどは3980円で十分と考える。

それゆえ、もちろん3万9800円のシャツをタダでもらえたら嬉しいが、自分で買うことはない。いいモノであることはわかるが、興味がないため、「3万9800円という大金に値するありがたみ」を感じないからである。

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ドイツ車に“猛烈なありがたみ”を感じる人々とは?

また「車に興味がないわけではなく、むしろ猛烈な興味を抱いているが、その方向性は求めていない」という場合にも、ドイツ車のありがたみは半減する。

「剛性“感”がある」「硬質で重厚なフィーリングである」「超高速域での安定感が強い」などのメカ部分におけるニュアンスを好むか、あるいは「金持ちっぽく見られる」「イケてる家族だと思われる」などの心情を重視したい人にとって、プレミアムブランドのドイツ車(の新車や高年式車)は猛烈なありがたみを発揮するだろう。

>>【ドイツ車はやっぱり魅力的?】プレミアムなドイツ車の世界をギャラリーで見る

しかし、たとえば筆者の場合は「車は高性能なほうが良いと考えるが、必ずしも重厚なフィーリングである必要はないし、公道で200km/h出すつもりもない。また車で見栄を張るつもりも(少しはあるけど)ほとんどない」と思っているため、プレミアムブランドのドイツ車にはさほどのありがたみを感じないわけだ。

結論として今、もしもあなたが最新のプレミアムブランド系ドイツ車に乗っている人々を「いいなぁ、うらやましいなぁ……」と心の中で少しでも思っているのであれば、月賦を組んででも買ったほうがいい。

何せ、タイヤひと転がりでわかるぐらい“いい車”であることは間違いなく、また金持ちっぽく見えることによって、確実に自尊心を満たせるからだ。

だが、もしも今、プレミアムブランドのドイツ車に対して「さほどの興味はない」あるいは「興味ゼロ」と感じているのであれば――そのままスルーし続けても、あなたの人生には何の実害も及ぼさないだろう。

(終わり)

(写真:BMW、メルセデスベンツ)

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