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トランプ大統領に伝えたい「なぜアメ車は日本で売れないのか?」魅力はあるのに届かない…アメリカ車の悲哀 ...

2025-6-8 11:00| post: biteme| view: 538| コメント: 0|著者: 文:伊達軍曹

摘要: ジープ以外の各ブランドはほぼ全滅状態 米国のトランプ大統領が何をどう言おうとも、とにかく日本でアメリカ車は売れていない。JAIA(日本自動車輸入組合)が発表した2025年1~4月の車名別輸入車新規登録台数データ ...

トランプ大統領に伝えたい「なぜアメ車は日本で売れないのか?」魅力はあるのに届かない…アメリカ車の悲哀

ジープ以外の各ブランドはほぼ全滅状態

米国のトランプ大統領が何をどう言おうとも、とにかく日本でアメリカ車は売れていない。

JAIA(日本自動車輸入組合)が発表した2025年1~4月の車名別輸入車新規登録台数データによれば、上位10傑はドイツ勢とスウェーデンのボルボ、そして日本メーカーの逆輸入車で占められており、かろうじてジープが12位に入る程度。

ジープ以外の各アメリカ車ブランドはほぼ全滅といえる状況で、月販10~40台ほどのペースでしか売れていない。

なぜ日本では、ドイツ車はバンバン売れるのに、アメリカ車は売れないのか? その理由は「アメリカ車全般の出来が悪いから」というものではなく(それも若干あるかもしれないが)、さまざまな意味での「ミスマッチ」であると考えられる。

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#ジープ #フォード #シボレー #大型SUV #アメ車

日本にはアメ車の魅力を受け止める場所と体制がない

自動車生産国である日本の国民がわざわざ外国の車を買いたくなる理由は、異文化体験がしたいからにほかならない。

もしも日本車と同じような輸入車が欲しいのであれば、わざわざ輸入車ディーラーに行くのではなく、近所のトヨタやホンダのディーラーで日本車を買うほうが話は早いし、安上がりでもある。

日本車にはない肌触りやデザイン、設計思想といった異文化を求めるからこそ、人は輸入車ディーラーに赴くのだ。

そしてアメリカにも、相当に魅力的な(日本人からすると)異文化車はたくさんある。例えばそれは、トヨタ「ハイラックス」や三菱「トライトン」のサイズ感では太刀打ちできない迫力と豪快感を備えたフォード「F-150」やシボレー「シルバラード」などのフルサイズピックアップであり、シボレー「タホ」や「サバーバン」などのフルサイズSUVだ。

これらのアメリカ車に対しては「魅力的だなぁ。例えばF-150を買って、アメリカ映画に出てくる中西部住みのおっさんみたいな感じで、豪快に乗り回してみたいなぁ」とも思うわけだが、あいにく日本には全長5800mm×全幅2030mm×全高1880mm(参考:シボレー シルバラード)のピックアップを気軽に駐車し、気軽に乗り回せる場所は少ない。「ほぼない」と言ってもいいだろう。

それゆえそういったアメリカ車は、並行輸入車販売店を通じて少数の好事家には売れるものの、多くの一般的なユーザーには売れない。アメリカ車に固有の魅力が日本人に刺さらないわけでは決してないのだが、残念ながらその魅力を受け止められる場所と体制が、この国にはないのである。

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「売れて然るべきアメ車」はラングラーぐらいしかない

ならば、ということでミドルサイズのアメリカ車や、日本の感覚からするとけっこうデカいといえる当地のコンパクトSUVなどを買ってみようかと思うと、そこには「ならではの魅力」がない、あるいは薄いことに気づく。

「これならトヨタの『ハリアー』でいいかも……」と感じるほかなく、ドイツ車のような良くも悪くも独善的な高性能っぷりも、フランス車のような――これも良し悪しではあるが――おしゃれ感も特にはない外国の車をわざわざ買おうと考えるのは、よほどの物好きだけだろう。

そのあたりが、つまりアメリカ車に固有の魅力と日本における使い勝手が、ギリギリでバランスしているジープ「ラングラー アンリミテッド」が日本でよく売れるのは必然であり、逆に言うと、ラングラー アンリミテッドぐらいしか「売れて然るべきアメ車」はないとも表現できる。

もしもGMあたりが革命的に素晴らしいコンパクトカー(日本では中型サイズに相当)を開発し、米国でよく売れている経済的で出来の良い日本車を駆逐できるほどのセールスを記録したならば、それを日本に輸入すれば、日本でもけっこう売れるだろう。

だが(たぶん)そんなことが起きる可能性は低いため、トランプ大統領には「アメリカ車が日本でバカ売れするという妄想は早めにお捨てください。今後は車以外の問題について、建設的に話し合いましょう」と言うほかないのだ。

(終わり)

(写真:トヨタ、三菱、シボレー、フォード、ジープ)

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