「ブラット」または「バハ」の復活なるかスバルが、新型ピックアップトラックを開発しており、早ければ2025年10月30日から開催される「ジャパンモビリティショー2025」にて、世界初公開される可能性があることがわかりました。 とりわけ注目されるのは、この新型モデルがトヨタの次期コンパクトピックアップのプラットフォームをベースとしており、かつて同社が北米市場で展開していた「ブラット」や「バハ」の名を復活させるかもしれない点です。 初代「ブラット」は1978年から1987年にかけて販売され、1.6Lおよび1.8Lのガソリンエンジンを搭載していました。 一方の「バハ」は2003年から2006年まで生産され、2.5L水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載。2004年以降にはターボ仕様も追加されていました。 仮にこれらの車名が復活する場合でも、当時とは大きく異なる仕様となることは間違いないでしょう。 >>【画像】スバルが開発中のピックアップトラックや懐かしの「バハ」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 トヨタのプラットフォームを共有、共同開発の可能性も入手した情報によりますと、スバルはブラットの復活を積極的に検討しており、トヨタの協力を得て実現を目指している可能性があるとのことです。 トヨタも独自に小型ピックアップを開発中とされていますが、この共同開発プロジェクトが以前から噂されたような電動ピックアップとして実を結ぶかどうかは、まだ明らかになっていません。 トヨタは当初、フルEVの小型トラック構想を掲げていましたが、昨今の市場環境を踏まえ、内燃機関あるいはハイブリッド仕様も検討されているようです。 いずれのパワートレインを採用するにせよ、「手頃な価格」が両社の共通目標になると見られます。 もちろん現時点では、すべてが憶測の域を出ていません。そして仮にこの新型が市販されるとすれば、2ドアの「ブラット」というよりも、4ドアの「バハ」に近い性格のモデルとなる可能性が高いでしょう。 >>【画像】スバルが開発中のピックアップトラックや懐かしの「バハ」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 EVかハイブリッドか? パワートレインはどうなるデザインについては未定ながら、車体サイズはフォード「マーベリック」やヒョンデ「サンタクルーズ」といった現代的なコンパクトピックアップと同等のボディサイズになると予測されます。 なお、スバルは現時点で「ブラット」や「バハ」の復活について公式なコメントを発表していません。しかし、もし市販されるならば、同社の伝統である四輪駆動システムが採用されるのは確実と言えるでしょう。 パワートレインについては、もしガソリンエンジン仕様が用意される場合、クロストレックにも搭載されている新開発の2.5リッター水平対向「ストロングハイブリッド」が採用される可能性があります。 一方、電動仕様であれば、前後にモーターを搭載するデュアルモーター方式となり、システム合計出力は約375ps、最大トルクは500Nmに達するという噂もあります。 果たして、ジャパンモビリティショー2025の場でその姿が明かされるのか。期待が高まります。 (終わり) (写真:APOLLO NEWS SERVICE、スバル、フォード) >>【画像】スバルが開発中のピックアップトラックや懐かしの「バハ」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 |
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