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次期エルグランドに搭載予定「第3世代e-POWER」プロトタイプ試乗 より静かに進化。ミニバンとの相性やいかに? ...

2025-5-21 12:00| post: biteme| view: 873| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:日産自動車

摘要: 3世代目となる「e-POWER」プロトタイプに試乗した 日産は3月に今後発売する新商品と新技術の計画を発表し、新型「リーフ」や大型ミニバン(後に次期エルグランドと判明)、および新技術「第3世代e-POWER」の導入を明 ...

次期エルグランドに搭載予定「第3世代e-POWER」プロトタイプ試乗 より静かに進化。ミニバンとの相性やいかに?

3世代目となる「e-POWER」プロトタイプに試乗した

日産は3月に今後発売する新商品と新技術の計画を発表し、新型「リーフ」や大型ミニバン(後に次期エルグランドと判明)、および新技術「第3世代e-POWER」の導入を明らかにしました。

そして今回、その第3世代e-POWERプロトタイプの試乗会が開催されるということで、bty編集Kが試乗してきました。

最初に「e-POWER」についておさらいします。e-POWERは日産が開発したシリーズ式ハイブリッドシステムで、おなじハイブリッドでもトヨタの「THS-II」と構造が大きく違います。

トヨタのTHS-IIは、状況に応じてモーターとエンジンどちらも駆動力として使用しますが、e-POWERはエンジンは充電専用で、駆動力はすべてモーターが担います。

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#日産復活 #第3世代e-POWER #次期エルグランド #セレナ #次期モデル #試乗

VCターボエンジンを発電専用に改良して搭載

次に、これまでの各世代のe-POWERを振り返ってみましょう。

第1世代、すなわち初代e-POWERを搭載したのは先代「ノート」(E12型)や「セレナ」(C27型)でした。モーター走行時は電気自動車のようなフィーリングが得られるものの、エンジン稼働時に「ブオーン」というエンジン音と振動が発生し、やや興ざめする印象でした。

第2世代e-POWERは、現行型ノートの他に、「ノート オーラ」「キックス」「セレナ」などに搭載。エンジン稼働時の制御変更などにより、第1世代より静粛性と振動抑制が向上。電気自動車に近い走行フィーリングを楽しめるようになりました。

第3世代e-POWERは「VCターボエンジン」(可変圧縮エンジン)を発電用として搭載。すでに現行型「エクストレイル」や海外モデルの「キャシュカイ」にも採用されていますが、今回試乗する最新バージョンは、エンジンを発電専用に改良しています。

わかりやすく説明すると、VCターボエンジンはエンジン車でも使用されるエンジンのため、低回転から高回転まで効率よく駆動力を発揮するようセッティングされています。

そこで、第3世代e-POWER用のVCターボエンジンは「STARC燃焼」(熱効率を高める技術)や「大型ターボ」を採用し、「エンジンの最も効率の良い部分だけを使うエンジン」に改良することで、音や振動の低減と燃費の向上を実現。

さらに、モーターやインバーター、減速機に加えて、発電機、増速機の5つの部品をモジュール化した「5-in-1(ファイブインワン)」システムを採用することで、ハイブリッドシステムが小型・高剛性化され、静粛性と振動のさらなる抑制を実現しているそうです。

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第2世代でも十分静かではある

ということで試乗です。その内容は第2世代と第3世代の乗り比べで、試乗車はどちらもキャシュカイ(欧州仕様)でした。

最初に第2世代に乗りこみ、走り出してみると「あれ…これ第3世代じゃないの?」といった具合で、音と振動はかなり抑えられており、正直これでも十分ではないかと思ってしまうほど好印象です。モーターによる走りはかなりパワフルで、どの速度域からでも力強くグイグイと加速します。

静かとはいっても、発電エンジンが稼働するとエンジンルームの遠くから音が聴こえ(あくまで感覚です)、ステアリングにもごくわずかですが振動を感じました。

ちなみにこのキャシュカイ、室内の質感も走りもかなりいい感じで、このまま日本で売ったら売れるのではないかと思うほど。キャシュカイの完成度も含めて、第2世代e-POWERはなかなか優れたものでした。

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音と振動の変化は誰でも感じられるはず

そして、第3世代に乗ります。当然のことながらモーター走行時の印象は先ほどと同じパワフルかつ滑らか。ポイントは発電エンジン稼働時です。

結論から言うと「さらに良くなっているッ!」

静粛性がワンランク向上し、振動もさらに抑えられています。ジャーナリストではない一般人の編集Kでもはっきりと分かるレベルです。e-POWER車オーナーであれば間違いなく実感できるはず。

特に、e-POWERから乗り換えするユーザーであれば、この変化は結構満足度が高い気がしました。そうでなくとも、ハイブリッドとしてはかなり静かなレベルのものと言えそうです。

ところで、これまでに販売されたe-POWER車162万台のうち123万台が日本、欧州は19万台、ASEAN、メキシコなどに8万台、中国に6万台。一方、大きな販売要素となる北米にはなんと発売されていませんでした。

日産の経営悪化の原因の一つとして、中国と北米での販売不振があり、それを踏まえて北米においては、2026年度に第3世代e-POWERが投入される予定となっています。

また、日本においても次期エルグランドに搭載されることが発表されています。パワーもあり、より静かになった第3世代e-POWERは高級ミニバンとの相性はなかなか良さそうな気がします。

e-POWERの進化と北米も含めた新たなグローバル展開。今は膝を付きつつも立ち上がろうとする日産が次にどんな展開を見せてくれるのか、今後に期待です!

<おわり>

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