ついに発表に向け動き出す新型「ムーヴ」2024年4月11日、ダイハツは「タフト」および「コペン」の生産を再開することを発表しました。 これにより、一連の不正事件で稼働が停止していたダイハツの国内工場がすべて再稼働することとなります。 今後も厳しい目が向けられることは言うまでもありませんが、生産停止の影響はユーザーにとっても大きなものであったことを考えると、ダイハツが再起に向けて一歩を踏み出したのは歓迎すべきことと言えそうです。 そんななか、ダイハツが「新型ムーヴ」の発表を間近に控えているとの情報が入ってきました。 これまでダイハツの屋台骨を担ってきたムーヴですが、その新型の登場によって、ダイハツは復権を期すことができるのでしょうか? >>フォトギャラリーで復活が期待されるダイハツ車を見る >>やっぱり作るの? 復活目指すダイハツが水面下で次世代モデルのアップを開始していた 【ダイハツ タフト】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら 2024年9月、遅くとも秋口には発売される2024年5月現在、ムーヴは販売されていません。 2014年に登場した6代目は2023年6月に生産終了、そして翌7月に販売終了となっており、一時的にその系譜は途切れてしまっています。 このことからもわかるとおり、当初は2023年7月にもムーヴがフルモデルチェンジを果たす予定であったと見られます。 しかし、2023年4月に一連の不正事件が発覚したことにより、新型ムーヴの登場は見送られることになりました。 逆に言えば、新型となる7代目ムーヴ自体はすでに完成しており、あとはGOサインを待つだけという状況ということになります。 では、そのGOサインはいつ出されるのでしょうか? ある販売店関係者は次のように話します。 「現段階では、2024年9月、遅くとも秋口には発売されると聞いています。ただ、今回のようなケースだと正確な予測が難しいのも事実です。今後の状況次第で前後する可能性があることは否めません」 >>フォトギャラリーで復活が期待されるダイハツ車を見る >>ダイハツ・ムーヴが消えた? フルモデルチェンジ秒読みとも言えない深刻な理由 【ダイハツ ムーヴ】>価格やスペックはこちら >価格やスペックはこちら 電動スライドドア採用。カスタムは設定されない可能性では、すでに開発がほぼ完了しているという次期ムーヴは、いったいどのようなモデルとなるのでしょうか? 実は、2023年6月の段階でムーヴの詳細は販売店関係者に対して伝えられていたようです。 販売店関係者などからの情報によると、新型ムーヴのハイライトとなるのは、電動スライドドアの採用です。 現在では、スーパーハイトワゴンを筆頭に売れ筋となっている軽自動車のほとんどは電動スライドドアを備えているため、次期ムーヴが同様の道筋をたどるのは極めて自然な流れと言えそうです。 また、電動スライドドアの採用により、エクステリアデザインにも大きな変化が見られるようです。 大まかに言えば、ミニバンのようなボクシーのシルエットに、これまでの「ムーヴカスタム」のようなスタイリッシュさを組み合わせたデザインとなるようです。 一方、ベースモデルがムーヴカスタムのようなデザインになることから、派生モデルとしてのムーヴカスタムは設定されない見込みです。 くわえて、パワートレインについてもハイブリッド車が設定されることはないと見られています。 価格については、ベースグレードで130万円程度~、中間グレードで150万円程度~、上級グレードで170万円程度~、そしてターボエンジン搭載の最上級グレードで180万円程度になると見られていましたが、昨今の急激な物価高騰から、あらためて価格設定が見直される可能性が高そうです。 >>フォトギャラリーで復活が期待されるダイハツ車を見る >>またもや「N-BOX」が販売1位を更新。現行型の唯一の死角とライバルの動向を解説! 【ホンダ N-BOX】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >【クルクル動かせる!】360ビューはこちら 今回はスーパーハイトワゴンもライバルになる次期ムーヴが大きく生まれ変わることによって、比較検討する相手も広がりそうです。 これまで、ムーヴのライバルとなっていたのは、同じくスライドドアをもたないハイトワゴンの「スズキ ワゴンR」や「ホンダ N-WGN」などでした。しかし、次期ムーヴに電動スライドドアが採用されることで、「ホンダ N-BOX」や「スズキ スペーシア」、さらには「ダイハツ タント」などのスーパーハイトワゴンも競合となりそうです。 では、そういったなかで、次期ムーヴはどんなユーザーにオススメできるのでしょうか? ある販売店担当者は、次期ムーヴのターゲットユーザーについて次のように話します。 「もちろん、多くの方がターゲットになると思いますが、スポーティなルックスと電動スライドドアによる利便性から、アクティブな趣味を持つ若いユーザーにオススメできると感じています。 また、軽スーパーハイトワゴンに比べて重心が低いことから、高速走行時の安定性という面では有利かと思います。そのため、遠出をするお客様にも喜んでもらえるのではないかと思います」 このように、次期ムーヴが非常に魅力的なモデルとなることは間違いなさそうですが、まずは無事に発売されるのかどうかが大きなポイントになりそうです。 >>フォトギャラリーで復活が期待されるダイハツ車を見る <終わり> >>謎に包まれた次期「ワゴンR」は今年後半登場でコスパ戦略を維持。噂のBEV版はどうなる? 【スズキ ワゴンR】>価格やスペックはこちら >価格やスペックはこちら >価格やスペックはこちら <写真:ダイハツ、ホンダ、スズキ> 終わり> |
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