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【世界も太鼓判を押した実力派】新型「アコード」はなぜ母国日本で月200台の弱気なのか? ...

2024-4-10 11:45| post: biteme| view: 345| コメント: 0|著者: 文:編集部

摘要: シングルグレードで500万円超の大台に セダンこそがクルマの真骨頂とお考えのみなさん、大げさなタイトルすみません。3月某日、箱根で新型「アコード」に乗る機会があったので軽くご報告です。先代の10代目アコード ...

【世界も太鼓判を押した実力派】新型「アコード」はなぜ母国日本で月200台の弱気なのか?

シングルグレードで500万円超の大台に

セダンこそがクルマの真骨頂とお考えのみなさん、大げさなタイトルすみません。3月某日、箱根で新型「アコード」に乗る機会があったので軽くご報告です。

先代の10代目アコードは日本では2022年2月発売と、モデル末期(北米デビューは2017年)に日本に導入されました。「EX」(422万7273円)のシングルグレード展開で、月販目標は300台と控えめ。この10代目は同年の9月に、11代目アコード(北米では2023年発売)への切り替えを理由に生産終了しています。

そして2024年3月、待望の11代目の新型アコードが日本でも発売されました! 今回もハイブリッドモデル「e:HEV」(FF)のシングルグレード展開で価格は544万9400円と約120万円ほど上級移行。目標販売台数はさらに控えめな200台で、北米メディアなどで軒並み高評価を受けている状況からすると、少し意外な気もします。

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とはいえ世界発売に遅れること約1年と、先代よりはずっとスムーズに日本導入された背景には、ホンダの前向きな姿勢があると期待したいと思います!

>>【手抜きナシ】最新最良のホンダが味わえる「アコード」は売れるのか?
>>“Google”使えます。新型アコードは「自分好みにカスタマイズ」が楽しい
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ドイツ車やクラウンとは真逆のアプローチ

そんな新型アコードの第一印象は極めて“控えめ”。ルーフラインをリア側に引っ張った伸びやかなファストバックスタイルに、アウディのスポーツバック的な手法を感じさせたりもしますが、上下に薄いヘッドライトと敢えてブラックで仕上げた飾り気のないフロントグリルの組み合わせなどは、昨今ますます厚化粧になりつつあるドイツ車や、国産セダンの雄「クラウン」などとは真逆の“わかる人にはわかる”的なアプローチを感じさせます。

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運転席周りに操作系をシンプルに整理した水平基調のダッシュボードもクリーンでノイズのないデザインで、随所にソフトパッドが使われ、ステアリングの本革の手触りや、本革のシート表皮も500万円級セダンに相応しいもの。

一方、パッと目に付くギミックのようなものはセンターコンソール中央に配置された空調・オーディオ・照明などを集中コントロールする液晶がはめ込まれた大型ダイヤルと、インパネやドア、センターコンソールに配されたアンビエント照明ぐらい。

Googleアプリが使える12.3インチのインフォ画面や、10.2インチのフルデジタルメーターといったモダンな装備も備わりますが、ミニマルなデザインのせいか主張は控えめで、一部のオーナーにとっては500万円台半ばの投資をした見返りの「キラキラ感」や「どうだ感」に欠けると判定される可能性はあるかもしれません。

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世界が認める実力派セダンは日本でも成功するか?

乗ってみると走りや乗り心地の洗練度が印象的です。新型アコード、まずは全体の動的質感や操縦フィールが極めてスムーズで自然。ハイブリッドシステムのe:HEVはほぼ全域でエンジンが発電に徹する電動フィールが特徴ですが(高速クルーズでは直結モードも使用)、有段トランスミッションを模したスポーティで一体感のある加速が演出され、エンジン車のような気持ち良さをもち合わせています。

そしてカメラマンとジャーナリストの3人乗車で向かった芦ノ湖スカイラインでは、コーナー後半にかけてRがキツくなりステアリングを切り足すシーンで、ドライバーの意図通りに切り足した分だけノーズが内側に向く懐の深さが見事で、「おお、これがカーブ内側前輪をブレーキとモーターで協調制御して、前輪グリップを高めて旋回性を上げるモーションマネージメントシステムか」という感じに盛り上がります。

ドライブモードによって標準装備のアダプティブダンパーが性格をガラリと変えるのも見もので、スポーツモードではシャッキリ、コンフォートモードではしっとり上質な乗り心地と、TPOに合わせて使い分けが可能。後席の居心地や乗り心地も優秀で、家族や友人を乗せる時はコンフォートモードを選ぶと、ドライバーとしての格が上がること請け合いです。

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・・・さて結論ですが、乗って&走らせてみると実に懐の深いイイ車で、口うるさいジャーナリストの面々を唸らせる上質感が随所に感じられるアコード。北米をはじめとする世界市場で、セダンの太鼓判として評価されているのも納得です。このクルマを選ぶドライバーは、舌の肥えたクルマ趣味の有段者という感じでしょうか。

一方、走行フィールの奥深さや洗練された使い勝手よりは、押し出し感やキラキラ感のあるデザインや話題性のあるギミックに引き寄せられがちな日本のユーザーは、わかりやすい新世代感をまとった「クラウン」などに目移りしてしまう可能性はあります。ファミリー目線ならミニバン、アクティビティや今風のクルマ選び目線ならSUVが選ばれる日本では、200台という月販目標も止むなしでありましょうか。

セダン苦境というのは今や日本に限った傾向ではありませんが、クルマ趣味が世界のスタンダードと大きく異なる日本で、ド直球の正統派セダンである“世界のアコード”がどのように受け入れられるのか、引き続き注目したいと思います!

(終わり)

写真:望月浩彦、ホンダ

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