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新型ロードスターのプロトをテスト。MT車の走りの実力は?

2015-1-31 02:00| post: biteme| view: 191| コメント: 0|著者: 文:清水 和夫/写真:マツダ

摘要: フェラーリのようにセクシー!? 四代目ロードスターはそのエキゾチックなスタイリングに魅了されるが、コクピットから見たスタイルもまた格別な美しさを持っている。着座してフロントスクリーン越しに眺めるとフロン ...

新型ロードスターのプロトをテスト。MT車の走りの実力は?

フェラーリのようにセクシー!?

四代目ロードスターはそのエキゾチックなスタイリングに魅了されるが、コクピットから見たスタイルもまた格別な美しさを持っている。着座してフロントスクリーン越しに眺めるとフロントフェンダーの盛り上がりがとてもセクシーだ。こんなセクシーに見えるのはフェラーリぐらいかもしれない。

昨年秋にお披露目され、2015年6月頃に日本発売が予定される次期ロードスターは、SKYACTIVファミリーのイメージリーダーモデルとしてデザインされた。初代ロードスターは愛着を感じるライトウェイトスポーツカーだったが、次期型は大人の女性に成長したようなイメージを抱かせる。アイススケートの真央ちゃんや卓球の愛ちゃんが、最近はグッと大人の女の色気を感じさせるのに似ているではないか。

新型ロードスターのベストエンジン考察

25年のロードスターの歴史を振り返ると、マツダが新型ロードスターをどんな想いで開発したのか想像できる。初代ロードスターのDNAを再現しつつ、洗練された現代のロードスターをどうデザインするのか? スタイリングも、その中身も気になるところだ。

エンジンは日本ではSKYACTIV-G 1.5 直噴ガソリンだが、アメリカではSKYACTIV-G 2.0を積む。日本では特に、軽量化が最重要事項であったことは間違いないだろう。一方、SKYACTIVエンジンの生みの親であるパワートレーン開発責任者の人見光夫常務執行役員の言葉を借りると、小さな排気量は効率がよくないという。走りと燃費を両立するには2Lがベストなチョイスではないだろうか?

燃費が厳しい欧州ではデミオに1.5L(日本は1.3L)、北米ではアクセラに2.5L(日本は1.5~2.0L)のガソリンエンジンが積まれている。どのモデルも日本だけが小さな排気量を搭載するのは、小排気量神話から抜け出せないからなのか…ということで、2Lのロードスターも気になるところだが、今回は日本仕様の1.5Lをテストした。

1.5Lエンジン採用の理由は“1トン切り”

試乗したのはプロトタイプの右ハンドルで日本仕様。エンジンは1.5LのMT車が用意されていた。最軽量モデルはMTで、詳細なスペックは明らかにされていない。予想通り1トンを切れば、重量では初代ロードスターに戻れたことになる。日本仕様で1.5Lをチョイスしたのは1トンを切りたかったからだ。しかし、軽ければ良いという単純な話ではないので、あまり数値だけを追いかけないほうがいいだろう。

ドライビングポジションがいい

コクピットに座ったときに真っ先に気がついたのは、デミオでもこだわっていた「アクティブドライビングディスプレイ」がないことだ。着座位置が低くなったので、メーターとスクリーンの位置関係が難しかったからと説明を受けた。実際に乗ってみるとHUDが無くても視線移動が少ない人間工学的な設計がなされていたので一安心。

それにしてもドライビングポジションは素晴らしい。マツダの安全の一丁目一番地はしっかりと踏襲されている。

ステアリング&剛性感良好なMTモデル

試乗したのはファブリックシートのMT車だ。ステアリングのセンターフィールがよくゴキゲン。ボディの剛性感に注目すると、ルーフを閉めたほうがオープンよりもステアリングフィールが良かった。

ボディ剛性のバラツキかもしれないが、量産ではボディ剛性そのものをもうワンランク高めたいと思った。

スポーツカーの醍醐味を味わえるMT車

MT車なので、エンジンを積極的に回してみた。1.5LのSKYACTIV-Gはストレスなく7500rpmまで回る。ギア比も低いので1.5Lガソリンエンジンだと非力では? という心配は杞憂に終わった。6速MTのシフトフィールは良く、オルガン式ペダルでもヒール&トゥがやりやすい。

ブレーキもよく効く。強く踏むと制動Gがリニアに発生するが、その時の踏力感はしっかりとしている。旋回しながらブレーキしても、ステアリングの正確性は維持される。タイトコーナーの立ち上がりでスロットルを踏み込んでも、トラクションが抜けない。試乗車にはリヤデフにLSDは装備されていないが、重量配分の最適化も相まって、1.5Lエンジンで十分なパフォーマンスを得ている。

それでも軽くリヤがリバースするが、あえて逆ハンドルを切らなくてもスロットルコントロールだけでテールを納めることが可能だ。この「ゼロカウンター・ドリフト」はロードスタードライバーに習得して欲しいテクニックだ。

欧州にはないドライバー中心の走りを実現

このハンドリング性能ならヨーロッパのスポーツカーに対して明確に差別化できるし、マツダが大切にしてきたドライバー中心のクルマ作りの掟は守られている。2Lエンジンへの興味もあるが、MT車なら1.5Lでもいける。後はAT車に2Lがあれば、大人が恋するロードスターになれるかもしれない。

6月の発売に向けて完成度はグングン高まるはずだから、量産バージョンの試乗が待ち遠しい。


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