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【250万円越え】新型コンパクトSUV「フロンクス」は“スズキの高級車”の悪夢を払拭できるのか? ...

2024-10-17 07:30| post: biteme| view: 512| コメント: 0|著者: 文:編集部

摘要: スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」発売 スズキは10月16日、新型コンパクトSUVの「フロンクス」を発売した。フロンクスは2023年にインドで発売され、南米や中近東、アフリカなどにも輸出される世界戦略車だ。 ...

【250万円越え】新型コンパクトSUV「フロンクス」は“スズキの高級車”の悪夢を払拭できるのか?

スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」発売

スズキは10月16日、新型コンパクトSUVの「フロンクス」を発売した。

フロンクスは2023年にインドで発売され、南米や中近東、アフリカなどにも輸出される世界戦略車だ。インドでは史上最速で10万台を売り上げ、南アフリカやインドのカー・オブ・ザ・イヤー(2024)といった数々の賞に輝くなど、現地では高い評価を得ている。発表会に参加した印象としては、スズキのフロンクスにかける期待と熱意がビシビシと伝わってきた。

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デザインは、激戦のBセグコンパクトSUV市場でも埋没しない個性を重視し、ルーフ後端が傾斜したクーペスタイルを採用。シャープなLEDライトやダブルフェンダーなどで迫力を演出している。

大胆な面構成やキャラクターラインが非常に立体的で、世界戦略車ということもあり新興市場向けモデル特有の安っぽさは感じられない。やや好みが分かれそうなほど大胆ではあるが、インドのデザイン・オブ・ザ・イヤーを2年連続(2023~2024年)で受賞し、国内のネットの反響を見ても概ね好評のようである。

インテリアはスイフトなどに近いスズキらしさはありつつも、SUVらしく、シルバーのフレームがインパネ中央からサイドへと広がる力強い造形を採用している。ボルドーの切り替えが特徴的なレザー調&ファブリックのシートを採用し、インド製だからといってライバルに見劣りしない(かそれ以上)の質感を備えている印象だ。

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#スズキ #フロンクス #コンパクト #SUV #新型 #ハイブリッド

バレーノに続くインドからの輸入車

スズキのインドからの輸入モデルとしては、コンパクトカーの「バレーノ」に続く二例目だ。

残念ながら日本での販売は低迷し2020年に終売したバレーノだが、インドでの販売は好調で2022年に2代目へとフルモデルチェンジを果たし、現在でもその人気は続いている。なおフロンクスは、そんな2代目バレーノをベースに開発されている。

バレーノが日本で支持されなかった理由は諸説あるが、コンパクトカーでありながら3ナンバーボディを採用し当時としてはやや高価だったこと、国内では使い勝手に優る「ソリオ」がスズキ内に存在したこと、性能を含めた品質などと一般的には言われている。

1つ目のサイズに関し、フロンクスはそもそもコンパクトSUVとして開発されており、「ヤリスクロス」など多くのライバルも3ナンバーなのでこの点は問題ないだろう(価格に関しては後述)。

むしろスズキ国内初となるシャークフィンアンテナやインド向けには装備されているルーフレールをなくすことで、立体駐車場に収まる1550mmの全高に抑えられている。最小回転半径も「スイフト」やソリオと同等の4.8mに抑えるなど、日本向けに使い勝手はかなり意識されているようだ。

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2つ目の社内競合に関して、現在のスズキのラインアップでは同じくコンパクトSUVの「クロスビー」が存在するが、そもそもクロスビー自体発売から日が経っており月販1000台を下回る水準なので、サイズ感やデザイン含め競合することは少ないだろう。どちらかと言えばフロンクスは、2020年まで販売されていた「SX4 Sクロス」のポジションを担うことになりそうだ。

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日本向けに“適材適所”で作り込んだ

3つ目の性能を含めた品質に関し、スズキは以下の通り日本向けに「適材適所(鈴木俊宏社長)」で作り込んできた。

<デザイン>
内装色、レザー調&ファブリックシート表皮、ステンレス製ペダルプレート

<快適装備>
電動パーキングブレーキ、シートヒーター、リアヒーターダクト、ミラーヒーター
スマートフォン連携メモリーナビゲーション
ラゲッジボード、エコクール、IRカット機能付フロントガラス

<走行性能>パワートレイン、専用足回り(アルミホイール締結5穴、タイヤなど)、サスペンションチューニング
4WD採用、ドライブモード切り替え

<安全装備>
先進安全機能(デュアルセンサーブレーキサポートII、ブラインドスポットモニターなど)

走りも日本の道路環境に合わせてチューニングされており、わざわざ日本向けに4WDを用意する周到さだ。事前受注では、スズキの想定以上に4WDの割合が高いという。

4WDの設定は地方に強固な地盤を持つスズキならではの決断だが、同時にスズキの日本市場に対する良心だろう。そのほかの装備も、コンパクトSUVの最後発として「あれがあれば良かったのに……」という声を極力なくす気概すら感じる。

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スズキの“高級車”は成功するのか?

最後に価格に関して。フロンクスの価格は、254万1000円(FF)と273万9000円(4WD)となっており、トヨタからのOEMであるミニバン「ランディ」を除いてフロンクスはいま日本のスズキのラインアップで最も“高級な車”となっている。

海外ではフロンクスよりも大型で高価なモデルも存在し、スズキの関係者は「ラインアップ上たまたまそうなった」と否定したが、個人的には国内市場におけるスズキのフラッグシップとしての役割も求められるように感じる。上手くいけば「低価格」というスズキのイメージを払拭できるかもしれないのだ。

走りは別稿に譲るとして、実車を見た限り内外装の質感やナビや先進安全技術といった標準装備の内容を含め、コスパは非常に高くライバルと比べ高価とは言えないし、そもそもライバルはもっと高価なものもある。しかし内容的には適正でも、250万円という額面を高いと受け取られてしまうのが100万円台のモデルが多いスズキの辛いところだ。

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なお1グレード(FFと4WD)での展開に関し、フロンクスの主査を務めた商品企画本部の森田祐司氏は、「(インドからの輸入ということもあり)供給を安定させるということと、フロンクスのコンセプトをしっかりと伝えるという意味で1グレードにした」と説明してくれた。

フロンクスのインドでの販売は非常に好調のようで「市場の伸びが非常に急ということもあり、(生産する全てを)インドに供給すべきじゃないかという問題も出てきている」(鈴木社長)と言うほど、世界各地でタマの奪い合いだそう。

スズキの高級車として誕生した「キザシ」や、やや値段の高かった「バレーノ」の国内販売は振るわなかったが、激戦の国内コンパクトSUV市場の中で、スズキとしては高価格帯に位置するフロンクスの販売の行方に注目が集まる。

なお、月販目標1000台に対し事前受注は早くも9000台を突破。若年層といったこれまでスズキがなかなかリーチできなかった層の引き合いも多いそうで、どうやら三度目の正直となりそうだ。

(終わり)

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