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【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか ...

2024-10-31 11:45| post: biteme| view: 900| コメント: 0|著者: 文:編集部

摘要: 1.まだまだ割高な車両価格 「BEV以外のモデルは全廃!」と大見得を切っていた欧州メーカーも、中国製BEVの大攻勢にあって内燃機関を存続させる姿勢に転じるなど、先の読めない昨今のEV界隈。日本では充電インフラ等 ...

【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか

1.まだまだ割高な車両価格

「BEV以外のモデルは全廃!」と大見得を切っていた欧州メーカーも、中国製BEVの大攻勢にあって内燃機関を存続させる姿勢に転じるなど、先の読めない昨今のEV界隈。

日本では充電インフラ等々の面でBEVに対して批判的な声も多いが、とはいえ、そんな中でもBEVに魅力を感じて前向きに検討中の方もいるだろう。そこでここではBEVを買って後悔しないために、押さえておきたいポイントを5点を挙げてみたい。

まずは、シンプルに車両価格が割高という点。例えば、世界的に人気が高いCセグメント(コンパクト~ミディアムクラス)のハッチバックで見ると、BEVの中では比較的安価な日産「リーフ」でさえ売れ線グレードだと444万8,400円(40kWh「G」グレード)の値札が与えられている。

国の補助金(現在は85万円)を差し引いても約360万円となり、これは同じセグメントのハイブリッド車であるトヨタ「カローラスポーツ」(272万6,500円・売れ線の「G」グレード)と比べて約90万円も高い。

なお、東京都ならさらに55万円の補助が上乗せされるため約300万円程度になる計算だが、それでもまだ30万円の差。購入資金にシビアな向きであれば、決して小さくはない開きだろう。

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#EV #BEV #電気自動車 #BEVが売れない #リーフ #カローラスポーツ

2.充電ステーションとGSの数を比較すると…

次に、なんだかんだいっても外出先での充電が面倒くさい。そもそも、ガソリンスタンドの給油は5分程度で終了するのに対して、急速充電は30分~1時間かかるのがふつうだ。また、スタンドは全国に約2万7,000箇所あるのに対して、急速充電器の数は約10,000基(※普通充電では満充電まで10時間以上かかってしまうこともザラなので、BEVをドライブ中などに充電する場合は急速充電器を利用するのが一般的)。

これだけ見てもかなりの差だが、ガソリンスタンドには給油機が複数あるのが普通だから、実際の使い勝手は相当違う。しかも、急速充電器は都市部や人口集中エリアに偏って設置されているため、地方在住の方や旅行者はなおさら不便だ。

いざ、充電器を見つけても、先客がいた場合は最大数十分も待つことになる。また細かなことだが、ガソリンスタンドは大抵屋根付きなのに対し、充電ステーションは屋根がないことも多い。

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3.長距離ドライブでは事前の充電計画が必要

充電の面倒くささと表裏一体だが、遠出に緻密な計画が必要となることもやっかいな問題だ。例えば、先に挙げたリーフの40kWh「G」グレードは航続距離(WLTCモード)が322kmとなっているものの、エアコンなどを使った場合の実走行可能距離は大体7掛けと言われており、230km弱がいいところ。電欠ギリギリの走行は精神的によろしくないので若干の余裕を見ると、片道100kmくらいまでが充電なしでのドライブの限界だろう。

加えて、ヒーターを使う冬はもっと走行可能距離が短くなる。となると、泊まりがけならほぼ確実に、日帰りでも多くの場合で継ぎ足し充電場所を探さなければならない。

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4.スマホやアプリが苦手な人には無理ゲー?

そして、人口集中エリアを外れると急速充電器の設置数が減ることも考えると、現状では行動が制約されてしまうのだ。

充電スタンドが情報弱者に厳しいことも付け加えておきたい。地方ではクルマが生活必需品になっていることを考えると、BEVとはいえ誰でもストレスなく使えることは大前提。にもかかわらず、充電スタンドはスマホやらアプリやら何やらで手続きしないと使いこなすことが難しいうえ、ほとんどの場所で現金払いには対応しない。

もちろん、手続をWebで完結させることでコスト削減になり、それにより充電代金を安く出来るというメリットは理解できる。ただ、インターネットやスマホを使いこなせない高齢者等の情報弱者にはハードルが高いと言わざるを得ないだろう。

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5.リセールバリューが下がる可能性

最後に、手放す際の要注意ポイントとして、リセールが悪いことも考えておく必要がある。一例で言うと、最初に挙げたリーフとカローラスポーツの価格ヒエラルキーは中古車では何と逆転する。

具体的には、5年落ち、走行距離4万km未満の認定中古車を検索すると、リーフの「G」グレードは車両本体価格138.0万円~167.9万円なのに対し、カローラスポーツの「G」グレードは同149.8万円~213.8万円となっているのだ。

当然、中古車価格と買取価格は連動するので、リーフオーナーは高く買って安く売るはめになっている可能性が高い。この現象はバッテリーの経年劣化というBEVの弱点が大きな要因と考えられ、オーナーにとっては頭の痛い問題だ。

…ということで、ネガばかり挙げるカタチになったが、おカネに余裕があり、充電は家で済ませて遠出もそれほどせず、ネットを使いこなせる人でないと、BEV購入はやめておいた方がいいかもしれない。

逆に言えば、これらが問題にならない人にとってはランニングコストが安く済むなどのメリットを享受できるはず。

次世代エネルギーの政策や自動車メーカーの対応が迷走しているとはいえ、今後各自動車メーカーが電動化比率を高めていくのは間違いないところ。そうしたなかBEV理解者が購入に踏み切ることで、段々とネガポイントが解消していくことは期待できるだろう。

<終わり>

写真:ステランティス、スバル、トヨタ、日産、BMW、ホンダ、三菱、メルセデス・ベンツ


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