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ジープ渾身の小型SUV「レネゲード」に海外試乗!

2015-2-13 16:40| post: biteme| view: 798| コメント: 0|著者: 文:九島 辰也/写真:FCAジャパン

摘要: ジープの新しい小型SUVに乗る ジープ・レネゲードである。このクルマが姿を表したのは2014年のジュネーブモーターショー。そしてその秋にはプロトタイプを一部の欧州メディアが走らせた。それから半年。ついに市販車 ...

ジープ渾身の小型SUV「レネゲード」に海外試乗!

ジープの新しい小型SUVに乗る

ジープ・レネゲードである。このクルマが姿を表したのは2014年のジュネーブモーターショー。そしてその秋にはプロトタイプを一部の欧州メディアが走らせた。

それから半年。ついに市販車のエンジンに火を入れることが許された。場所はサンフランシスコの南に位置する街サンノゼ。そこを起点におよそ150マイルのオンロード走行とクローズドエリアにおけるオフロード走行をテストした。

正統なジープの血統を受け継ぐ

サンノゼのダウンタウンで行われた“ガレージバー”でのプレゼンテーションによると、ジープはこのところ順調らしい。2014年の販売台数は前年比+39%。となれば自然とブランドディレクターのジム・モーリソン氏の表情も明るい。そんな状況下で生まれたのがこのレネゲードだ。その意味ではさらなる加速を期待するモデルといえよう。

ではその中身だが、シャシーフレームはフィアット側が先に開発した「500X」のそれを使う。といっても、もはやフィアットとクライスラーはひとつの会社なので、どっちがどうとはおかしな話だ。だが、デザインはすべてアメリカで行ったと語った。ジープらしさをしっかり受け継いでいることをアピールしたかったのだろう。確かに丸型ヘッドライトと7スロットのグリルがその血統を物語っている。

かつてのグレード名をモデル名に昇格

それじゃなぜこの名前がつけられたのか。それを商品企画の責任者であるエイドリアン・キャンペナウト氏に問うと、明確な答えが返ってきた。それはこうだ。「まったく新しいフレームや技術でつくられたものに伝統の名前をつけることで、新世代のジープを物語っている」のだという。確かにまったく新しいコンセプトでつくられたものに新しくネーミングをしたら、ジープである意味合いは薄くなる。なので、ジープ伝統の名で中和させようというのだ。

ちなみに、レネゲードは70年代のジープ・CJ7に付けられていたことで知られるグレード名で、それを二世代前のKJ型チェロキーで復活させた。つまり、かつてのグレード名がモデル名に昇格されたこととなる。アメリカ車にはよくあるパターンだ。

悪路走破性に長けた「トレイルホーク」もラインナップ

それじゃハードウェアはイタリア車なのかといえばそれはない。オフロードに必要な前後のアングルや4WDシステムとそれを生かす足回りの設定はジープが担当した。そりゃそうだ。ジープのバッジが付く以上、オフローダーの聖地たるルビコントレイルやモアブでの走行試験は欠かせない。

その意味で確固たる存在感を見せるのが「トレイルホーク」だ。チェロキーにもラインナップするこのオフロード性能を高めたグレードが期待通りの走りを体感させてくれる。今回のオフロードコースもそう。モーグルやダウンヒル、ヒルクライムで威力を発揮した。

その恩恵は、アクティブドライブローと呼ばれる電子デバイスがもたらす。スタンダードモデルにはないローレンジがギリギリのところで見事なトラクションを掛けてくれた。

オンロードの走りは“今どき”

試乗車のエンジンは2.4リッター直4の“マルチエア2”。つまり、下の部分はこれまでのジープエンジン(タイガーシャーク)だが、吸排気などを担うヘッドまわりはフィアットパワートレーン社の技術が用いられる。そしてトランスミッションは9速ATを採用。チェロキーに続く世界トップクラスの多段ギアが走りをサポートするわけだ。

これはオンロードでしっかり効果を発揮した。積極的に上のギアを使うため、エンジンの回転数は抑えられる。そのため室内が静かなばかりか、省燃費も期待できる。ただ、このトランスミッションは学習機能が働くため、いつも9速を使っているわけではない。今回も追い越しを繰り返していると、なかなかトップギアの9速には入ってくれなかった。

この他で感じたのはクイックなステアリング。昨今はアメリカのマーケットからの要望で、SUVもスポーティな味付けが増えてきた。その面ではしっかりリサーチはされている。乗り心地はこのクラスにしては明らかにいい。減衰圧の高いフロントダンパーがロールを抑え、挙動を安定させる。フロントはスタビライザーも効いていそうだ。連続するコーナーでは切り返しにおつりはなく、容易に向きを変えられる。

日本導入モデルはどうなる?

最後に室内が広いことも付け加えておこう。コンパクトに思える外観のイメージ以上に居住スペースはある。これなら街中の普段乗りも支障はないだろう。

エンジンは前述の2.4リッターの他に、1.4リッターの“マルチエア・ターボ”もあるが、そちらは6速MTとの組み合わせになるらしい。となると、日本導入モデルはどうなるのか? ディーゼルは? となるが、発売開始は第三四半期となるようなので、いままさに検討中といったところだろう。個人的にはトレイルホーク推し! だが、はたして結末はいかに……。

主要スペック

【 レネゲード 2.4 MultiAir2 Tigershark 】
全長×全幅×全高=4232×1886×1689mm
ホイールベース=2570mm
駆動方式=4WD
車両重量=1519kg
エンジン=2.4リッター直列4気筒SOHC
最高出力=180ps/6400rpm
最大トルク=237Nm/3900rpm
トランスミッション=9速AT
日本導入時期=2015年秋ごろ


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