CX-30はモデル末期。次期型登場は時間の問題2024年7月、マツダはコンパクトクロスオーバーSUVの「CX-30」の商品改良をおこないました。 今回の商品改良ではグレード体系の刷新にくわえ、メーカーセットオプションの見直しやコネクティッドサービスの機能拡充、室内安全装備の強化などがおこなわれています。 一方、CX-30そのものは2019年に登場してからおよそ5年が経過しており、そろそろ次期型の登場が気になるタイミングとなっています。 >>モデル末期に。現行CX-30やカローラクロスの画像を見る CX-30の次期型は、いつどのようなかたちで登場すると見られるのでしょうか? >>【黒パッケージがカッコいい】マツダのコンパクトSUV「CX-30」改良でさらに熟成。約276万円より 【マツダ CX-30】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら 次期CX-5搭載のハイブリッドが次期CX-30にもマツダの販売店関係者は、CX-30の次期型について次のように話します。 「2024年9月現在、CX-30の次期型についてマツダからの公式なアナウンスはありません。 しかし、CX-30の昨今の販売状況を考えると、販売店としてはできるだけ早く次期型が登場してほしいというのが本音です。 『CX-3』と『CX-5』の中間に位置する絶妙なサイズ感が魅力のCX-30ですが、価格が中途半端というご意見をいただくことが少なくありません。 >>モデル末期に。現行CX-30やカローラクロスの画像を見る そのため、ご予算に余裕のあるお客様はCX-5を、逆にコストパフォーマンス重視のお客様はCX-3を選ぶといったように、マツダのSUVラインナップのなかで若干の食い合いが起こってしまっています。 一方、あくまでウワサレベルですが、次期CX-30はマツダ製のハイブリッドシステムが搭載されると言われています。 もしそれが事実だとすれば、次期CX-30が大きな武器を手に入れることになりそうです。 ただ、新しいパワートレインはCX-5から先に投入されると思われます。次期CX-5の登場は早くて2025年度以降と見られるため、次期CX-30の登場までもう少し時間がかかるのではないでしょうか」 >>マツダの人気SUV「CXシリーズ」、それぞれの〇と×。“いま買い”はこれ! 【マツダ CX-3】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら マツダ製ハイブリッドの中身はどんなシステム?マツダの毛籠勝弘社長は、2024年5月におこなわれた決算発表会見において、次期CX-5に「マツダ製のハイブリッドを搭載する計画」があることを明言しました。 各種規制への対応やユーザーのニーズを考えると、ハイブリッド(ストロング・ハイブリッド)の搭載は既定路線ではありましたが、マツダが公式に発表したのはこれがはじめてです。 その詳細については不明ですが、ハイブリッドシステムの大部分はトヨタから技術提供を受けるものと考えられます。 つまり、基本的な部分はトヨタのハイブリッドシステムに準じる可能性が高そうです。 当然、「マツダ製のハイブリッド」は次期CX-5以外にも搭載されることは確実です。そして、その筆頭候補が次期CX-30と目されているわけです。 一方、一部にはCX-30が消滅するという可能性も指摘されています。 しかし、これは「次期CX-30が、次期CX-5と同様のハイブリッドシステムを搭載する」という情報が拡大解釈された結果、「次期CX-30は次期CX-5に統合される」というウワサが生まれたものと考えられます。 マツダのグローバルにおける販売台数を見ると、1位がCX-5、2位がCX-30となっており、この両車でマツダの販売台数のおよそ半数を占めています。 このような状況のなかで両車を統合するメリットは見当たらないため、このウワサが現実のものとなる可能性はなさそうです。 >>モデル末期に。現行CX-30やカローラクロスの画像を見る >>【291万円】8年目でもマツダで一番売れているCX-5! 最安グレード「20S スマートエディション」はアリか? 【マツダ CX-5】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら 次期CX-30は北米市場に合わせてカロクロ化するでは、次期CX-30はどのようなものになると考えられるのでしょうか? ある業界関係者は「北米市場の動向が大きく影響する」と指摘します。 「これまでのマツダは、日本国内と欧州市場がメインという印象の強い自動車メーカーでしたが、近年では北米市場での販売台数を大きく伸ばしています。 CX-30についても、現在では日本国内や欧州市場よりも北米市場のほうが好調です。 マツダとしては、EVシフトが顕著な欧州市場よりも、内燃機関車が根強い北米市場のほうが戦いやすいという側面もあると思います。 いずれにせよ、このトレンドはしばらく続くと思われるため、次期CX-30はより北米市場向けの印象が強いモデルになる可能性が高そうです。 たとえば、全幅はもう少し大きくなり1820m前後となったり、全体のシルエットがよりマッシブ(男性的)なものとなったりするかもしれません。 また、北米市場ではあまり人気のないクリーンディーゼルについては、次期CX-30では廃止される可能性もあります。 誤解を恐れずに言えば、「トヨタ カローラクロス」に近いモデルになると予想します。 >>モデル末期に。現行CX-30やカローラクロスの画像を見る もちろん、内外装のデザインはマツダらしい上質なものになると思いますし『人馬一体』と言われる走りについても妥協されることはないでしょう。 少なくとも、現在のCX-30とは大きく印象の異なるモデルになる可能性は高そうです」 (終わり) >>【2025年登場】次期「カローラ」の主力は「カローラクロス」に。BEVとPHEVも追加か 【トヨタ カローラクロス】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら <写真:マツダ、トヨタ> |
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