STMOの理事長として豊田章男氏が登壇日産のモータースポーツブランド「NISMO(ニスモ)」が誕生40周年を迎え、記念レセプションを日産グローバル本社ギャラリーで開催しました。 記念レセプション会場には、日産の内田誠社長、日産モータースポーツ&カスタマイズの片桐隆夫社長のほかに、日産/ニスモのレジェンドドライバー、長谷見昌弘氏、星野一義氏、近藤真彦氏や、現役ドライバーの千代勝正選手と高星明誠選手、さらに、ニッサン・フォーミュラEの西川直志チーフパワートレインエンジニアが参列しました。 さらに、STMO(スーパー耐久未来機構)理事長である豊田章男氏も登場。豊田氏いわく「招待状はトヨタ自動車の会長宛ではなくSTMOの理事長としての招待」なのだとか。 豊田氏は「スーパー耐久は、N1耐久のときからニスモ、日産に支えられてきた。ニスモは当初からR32スカイラインGT-Rをプライベーター向けに供給しサポートしてきた。今ではGR、STI、マツダスピリットレーシング、HRCといったサブブランドがあるが、そうした流れを作ってきたのが日産とニスモだった」と、モータースポーツへの貢献に対し感謝の意を述べました。 >「ニスモのマシン大集合」フォトギャラリーはこちら 29戦を全勝した「GT-R伝説」1984年9月、モータースポーツ競技ユーザーのためのスポーツキット販売や、ユーザーサポートの窓口だった日産宣伝第3課大森分室の設備と建物を引き継ぎ、ニスモはスタートします。 日産追浜工場内にあった、特殊自動車実験課が行っていたレース車両開発業務も、ニスモが継承。その後、グループCカーによる全日本耐久レース選手権への出場、グループAカーによるツーリングカーレースにて、本格的なレース活動を開始します。 その中でも、R32スカイラインGT-RがデビューからグループAの選手権終了までの90年から93年にかけて“29戦全勝”という記録は、今でも「GT-R伝説」として語り継がれています。 その後もグループCカーや各種耐久レースやJGTC、スーパーGTなど、様々なレースでチャンピオンを獲得してきました。 (次のページへ) >「ニスモのマシン大集合」フォトギャラリーはこちら 日産グローバルギャラリーで10月15日まで展示ところで、みなさんは「ニスモ」と聞いて何を思い浮かべますか? 編集担当Kは、前のページでもご紹介したR32型「スカイライン GT-R ニスモ」です。 スカイライン GT-R ニスモは、グループAに参戦するためのホモロゲーション(レース参戦用に公認を取る)モデルとして500台限定で発売。 フロントバンパーに開けられた冷却用のエアインテークや、フロントグリルに追加されたエアロモール、トランクリップスポイラー、さらにはABS、エアコン、オーディオレスと、派手さはないものの、本物のオーラをまとったモデルでした。 会場には、そのレースモデル「スカイラインGT-R グループA カルソニック」のほかに、グループCカーや、ニスモのコンプリートカーなどが展示されていました。 日産グローバルギャラリーでは、10月15日までニスモ40周年記念特別展示を開催中。また、12月1日には40周年をテーマとして「ニスモフェスティバル at 富士スピードウェイ2024」が開催されます。ご興味のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。 ということで、記念レセプション会場となった日産ギャラリーで撮影したニスモのマシンたちをフォトギャラリーに集めましたのでチェックしてみてください! >>>「ニスモのマシン大集合」フォトギャラリーはこちら<<< <おわり> |
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