クラウンエステートは10月以降に後ろ倒しに2024年6月に発覚したトヨタの認証不正問題の影響で、新モデルの発売スケジュールも大きく変更となっているようです。 ここでは、販売店関係者などからの情報をもとに、発売スケジュールが見直しになったモデルとその現状についてまとめました。 2022年7月、新型クラウンシリーズが世界初公開された際、「クラウンエステート」の発売は「2023年度中」とされていましたが、その後は「2024年年央以降」とアナウンスされ現在に至ります。 >>クラウンエステートやアルヴェル、ハリアー、ノアヴォクの公式画像を見る 北米では2024年夏にクラウンエステート(現地名:クラウン シグニア)が発売されることが公式にアナウンスされているため、国内でもそう遠くないタイミングで発売されるものと見られていました。 実際、ある販売店関係者は「2024年7月の発表が予定されていた」と証言します。ただ、最新の情報では2024年10月以降の発売へと変更になったようです。 新型クラウンシリーズの「大トリ」を飾るクラウンエステートですが、度重なる発売延期はその販売台数にも少なくない影響を与えそうです。 >欧州高級ブランドより安そう! 「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目 【トヨタ クラウン(エステート)】>価格やスペックはこちら ハリアーのマイチェンは2025年までお預けに高級クロスオーバーSUVの先駆けとして知られる「ハリアー」も、認証不正問題の影響を受けているようです。 4代目となる現行のハリアーは2020年に登場し、2022年に一部改良がおこなわれています。 順当にいけば2024年の遅くない時期にマイナーチェンジがおこなわれると見られていましたが、2024年7月時点では具体的な動きはありません。 ある販売店関係者は「2024年夏にマイナーチェンジがおこなわれる予定だった」と話しますが、実際には2025年へとずれ込む可能性が高いといいます。 ただ、その要因は必ずしも認証不正問題にだけあるわけではなく、北米におけるハリアー(現地名:ヴェンザ)の不調など、さまざまな要素が複雑にからみあっているようです。 また、マイナーチェンジでは、内外装のデザインや各機能装備のアップデートにくわえて、これまで賛否両論のあったリアウィンカーの配置についても見直されると言われています。 >>クラウンエステートやアルヴェル、ハリアー、ノアヴォクの公式画像を見る >都会派SUV「ハリアー」がまさかの存続危機! マイチェン後倒しや北米不振の背景 >世界で一番売れるSUV「RAV4」は2024年に新型発表か。来年発売でキープコンセプト 【トヨタ ハリアー】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら アルヴェルの庶民派グレードは夏登場のはずが延期に高級ミニバンの代名詞的存在として圧倒的な販売台数を記録している「アルファード」/「ヴェルファイア」も、実は認証不正問題の影響を少なからず受けているモデルのひとつです。 2023年6月に登場したアルファード/ヴェルファイアですが、最上級グレードである「エグゼクティブラウンジ」と上級グレードの「Z」を中心としたグレード展開となっており、先代で見られたようないわゆる「廉価グレード」は設定されていません。 一方、ごく最近までは販売店でも2024年夏頃にも「廉価グレード」が追加される見込みだったといいます。 >>クラウンエステートやアルヴェル、ハリアー、ノアヴォクの公式画像を見る ただ、認証不正問題の影響にくわえ、既存グレードでの販売が好調であることもあり、「廉価グレード」の追加は後ろ倒しされることになったようです。 また、プラグインハイブリッド車の追加や、4人乗り仕様の「スペーシャスラウンジ」の追加などもウワサされていましたが、それらについても現時点では不透明な状態が続いています。 ただ、プラグインハイブリッド車の追加自体はすでに公式にアナウンスされているため、遅かれ早かれ登場する可能性が高そうです。 >「アルヴェル」の“庶民派”グレード発売情報と、登場が遅れている理由 【トヨタ アルファード】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >【クルクル動かせる!】360ビューはこちら ノアヴォクのマイチェンも納車待ちの解消が優先2022年1月にフルモデルチェンジを果たした「ノア」/「ヴォクシー」は、2024年内にも初の一部改良がおこなわれると言われており、その内容は内外装のデザインのアップデートや新グレードの追加などがメインになると見られます。 >>クラウンエステートやアルヴェル、ハリアー、ノアヴォクの公式画像を見る ただ、ある販売店関係者「2024年内の一部改良は難しいのではないか」としたうえで、次のように続けます。 「ノア/ヴォクシーは、特にハイブリッド車の人気が高く、依然として1年程度の納期となっています。 認証不正問題の影響もありますが、そうした状態では一部改良を急ぐ必要がないのも事実です。 どちらかと言えば、まずは既存のお客様にしっかりと納車することを優先することが重要なのではないかと思います」 認証不正問題にかかわらず、一定の販売台数を記録し続けているノア/ヴォクシーですが、その影響は時間差で数字に現れることになるのかもしれません。 <終わり> >ミドルサイズミニバン「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか? 【トヨタ ノア】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >【クルクル動かせる!】360ビューはこちら <写真:トヨタ> 終わり> |
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