GRスープラ GT4が“EVO2”へと進化TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は8月22日、「GRスープラ GT4 EVO2」を発表した。 「スープラ」は、トヨタが販売するスポーツカーで、1978年の初代誕生以降、直列6気筒エンジンにFRというパッケージで支持されきた同社を代表するスポーツカー。現在販売されるのは2019年に登場した5代目となる。なお、初代、2代目は国内で「セリカXX」として販売されていた。 >>GRスープラ GT4 EVO2や歴代スープラを写真でチェックする 「GRスープラ GT4」は、スープラをベースに2020年に追加されたレース専用車で、世界で人気を博すGT4規格に準拠したモデル。累計販売台数は120台を超え、11の国や地域のGT4シリーズ戦や国際レースで勝利を重ね、アジア、アメリカ、ヨーロッパの3地域でクラス別シリーズチャンピオンになっている。 レースの現場でクルマ鍛え「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を進めるTGRだけに、2023年にはブレーキ、ハンドリング、エンジンのパフォーマンスを向上させた「GRスープラ GT4 EVO」へと進化。様々な経験レベルのドライバーにとって運転しやすいクルマに仕立てた。 ◎あわせて読みたい: 来年1月に市場投入、価格は約3000万円今回登場したEVO2では、レースで得られたフィードバックを反映する「ドライバーファーストのクルマづくり」を進めパフォーマンスや信頼性、操作性をさらに高めたという。 具体的には、ABSのマップをきめ細やかに再チューニングしたほか、ソフトウェアのアップデートで回転数制御を見直しシフトダウン時間を短縮することでブレーキング時の減速コントロール性を改善し、コーナリングスピードを高めているという。 さらに、エンジン、ブレーキ、ドライブトレーンの冷却性能の向上に加え、コックピット温度の最適化を図ることで、過酷なコンディションでも運転しやすく高いパフォーマンスを維持し続けられようにしたそうだ。 >>GRスープラ GT4 EVO2や歴代スープラを写真でチェックする GRスープラ GT4 EVO2は2025年1月の「IMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ」の第1戦で世界デビューする予定。 欧州での販売価格は20万2000ユーロ(約3000万円)で、日本・アジアでの販売及びカスタマーサポートは、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントが担当する。 ◎あわせて読みたい: スペック・諸元(終わり) >>GRスープラ GT4 EVO2や歴代スープラを写真でチェックする ◎あわせて読みたい: |
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