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欧州がお得意の“二枚舌”で次々に「BEV万歳!」撤回の台所事情。モデル戦略にも異変が起きる ...

2024-7-22 07:00| post: biteme| view: 559| コメント: 0|著者: 文:編集部

摘要: 欧州BEV市場は見通しの甘さが次々に露呈中 ほとんどの自動車メーカーがバッテリー電気自動車(BEV)一本に絞り込んでくるかと見られた欧州市場だが、ここにきて安価な中華BEVの大量流入がきっかけとなり、にわかに雲 ...

欧州がお得意の“二枚舌”で次々に「BEV万歳!」撤回の台所事情。モデル戦略にも異変が起きる

欧州BEV市場は見通しの甘さが次々に露呈中

ほとんどの自動車メーカーがバッテリー電気自動車(BEV)一本に絞り込んでくるかと見られた欧州市場だが、ここにきて安価な中華BEVの大量流入がきっかけとなり、にわかに雲行きが怪しくなっている。

そもそも欧州メーカーが「BEV万歳!」となった背景には、ハイブリッドや内燃機関の高効率化で先行する日本車をお得意のルールメイキングで追い落としたいという思惑が見え隠れしていた。

このキャンペーンに乗った主力経済誌などはこの10年ほど、折に触れてはトヨタが「ガラパゴスハイブリッド」などと揶揄する記事を掲げてきたのは読者も良くご存知だろう。

一方で、トヨタはここへきて「マルチパスウェイ」の名のもとにハイブリッド(HV)、BEV、燃料電池(FCV)を組み合わせたパワートレーンの全方位戦略を打ち出しており、日に日に「先見の明あり」と評価を高めている。

そこで今回はにわかに暗雲が垂れ込み始めた欧州BEV事情と、実は変わり身の早さでも定評のある欧州メーカーの方針転換について、最新モデルの動向を見ながら見渡してみたい。

まず、最近飛び込んできた欧州での“BEV低迷”を象徴するニュースが、フォルクスワーゲングループがベルギー工場の閉鎖を検討しているというニュースだ。

この工場では高級電動SUVのアウディ「Q8 e-tron」が生産されており、もし本当に閉鎖が実行されれば欧州に立地する工場を閉じるのはメーカーとして初となる。

こんな暗いニュースが出てくるのも世界的にBEV販売が伸び悩んでいるためで、特にインフレの長期化に加え補助金削減というダブルパンチから地元欧州での不振は深刻のようだ。

加えて、Q8 e-tronは日本国内でのスタート価格が1000万円超というプレミアムモデル。

どうやら高額のBEVほど売行きは芳しくなく、主力のBEVモデルである「ID.4」の投入など、日本でも電動化を推し進めるフォルクスワーゲングループだが、テスラ「モデルX」などと比べ見かける機会の少ないQ8 e-tronの国内販売は風前の灯火かもしれない。

>>【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち

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新型フィアット500の“ハイブリッド版”も秒読み?

「2030年までに年間500万台のBEV販売」という野心的な目標を“表向きには”堅持しているステランティスも、実際には悪戦苦闘しているようだ。

その証拠がつい先日発表された、新型フィアット「500」へのハイブリッドバージョンの追加だ。

当初BEVの「500e」のみとされていたラインナップに後からハイブリッドを追加してくる背景には、深刻な販売不振と根強い先代ガソリンモデルへの需要に対応せざるを得ない台所事情が見え隠れする。

いまだ大人気の先代モデルは2024年5月に日本国内での終売が発表となったが、もう少し待てば新型のHV仕様が導入されるのはほぼ確実で、ある意味ファンにとっては、今後の欧州車にも使いやすいエンジン車やハイブリッド車の選択肢が残されるという意味で、歓迎すべき状況になってきたとも言えるだろう。

これは例えば、同じステランティス傘下の米クライスラーから先日登場した高性能スポーツモデルの新型「ダッジ チャージャー」もご同様。確かにBEVも設定されるが、V8ではないものの、V6ツインターボの純ガソリン車が設定されている。

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高級車やスポーツモデルにもエンジン回帰の動き

名門メルセデス・ベンツもEV戦略は迷走気味だ。今年2月には「2030年にすべてのモデルをBEV化」という強気の目標を撤回したばかりだし、BEV「EQ」シリーズの大型車種向けに開発中だった新型プラットフォームも計画が見直されたようだ。

経営陣は「転換期には山も谷もある」と方針変更を正当化しているが、エンジン開発も一転して継続し、様々なパワートレ-ンのラインナップを揃えるという戦略は“トヨタの二番煎じ”と言われても仕方ないだろう。

日本で販売中のフラッグシップBEV「EQS」についても、マイチェンを機に内燃機関モデルの「Sクラス」と似たフロントフェイスになるようだから、経営陣の内心はBEVへの勇み足を後悔しているというのが実態ではないだろうか。

>>アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?

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欧州の勝者はBMW。エンジンもEVもやるが正解

こうして多くのメーカーが苦しむ中、比較的上手く立ち回っているのがBMW。

同社は「2030年までにEV販売台数の割合を少なくとも50%にする」という目標を掲げてはいるが、エンジン開発も継続する姿勢を示しており、各地域の実情に応じてパワートレーンをラインナップする方針だ。

これはトヨタと同じ全方位戦略と言えるが、注目すべきはBMWがトヨタに先んじてこの方針を打ち出していたこと。

もちろん、BMWグループの販売台数はトヨタの4分の1程度だから、より小回りが効くということはあるが、その戦略眼はなかなかにしたたかと言える。

現行ラインナップを見ても基本的に同じ車台で内燃機関車とBEVを作り分けており、新型MINIも最初から内燃機関モデルを取りそろえるなど対策は万全。

日本のファンとしては「2030年代初頭に完全BEVブランド化」が掲げられているMINIの先行きが一番気になるだろうが、BEVの潮目変化にも敏感だろうから、案外簡単に“君子豹変”して内燃機関モデルが存続するかもしれない。

こうして欧州メーカーの動向を探ってみると、改めて一時の潮流に左右されないトヨタの堅実性が浮き彫りになる。

石橋を叩いて渡る日本人気質の大金星というのは褒め過ぎかもしれないが、日本メーカーがBEV戦略で後れを取ってガラパゴスになると吹聴して回った大手経済メディアなどは、今の流れにどんな言い訳を用意しているのだろうか?

<終わり>

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