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「アメリカで軽トラが人気!」に見る“日本凄い”説のバカバカしさ。農家の下駄は本当にブレーク中? ...

2024-6-17 11:30| post: biteme| view: 240| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: アメリカで中古の軽トラが新車以上の価格に? 日本独自の規格である軽自動車は、日本の道路事情に合わせたコンパクトなサイズのボディに高い機能性を持たせ、さらには日本車らしい耐久性も兼ね備えた、唯一無二のク ...

「アメリカで軽トラが人気!」に見る“日本凄い”説のバカバカしさ。農家の下駄は本当にブレーク中?

アメリカで中古の軽トラが新車以上の価格に?

日本独自の規格である軽自動車は、日本の道路事情に合わせたコンパクトなサイズのボディに高い機能性を持たせ、さらには日本車らしい耐久性も兼ね備えた、唯一無二のクルマです。

そして、その軽自動車の「らしさ」を極限まで追求した軽トラックは、ある意味で日本の自動車産業を象徴する存在となっています。

そんな軽トラックが今、海外、特にアメリカでひそかな人気を得ているというニュースをしばしば見かけます。

そこでアメリカの中古車検索サイトを見ると、たとえば、「ホンダ アクティトラック」の程度の良い個体には1万ドル(約150万円)を超える価格が付けられています。

これは新車価格を超える水準です。

なぜ、このようなことが起こっているのでしょうか?

【ホンダ アクティトラック】

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中古軽トラが輸出される理由も「25年ルール」

そもそも、軽自動車は日本国内での使用を想定して開発されたものであり、海外で販売された事例は皆無です。

また、アメリカでは右ハンドル車の走行が難しいことが知られています。

より正確に言えば、右ハンドル車であるから走行ができないと言うわけではなく、右ハンドル車のニーズがほとんどないアメリカにおいて、自動車メーカーがあえて右ハンドル車でアメリカの基準を満たすモデルを開発・生産するメリットがないため、どの自動車メーカーもアメリカ向けの右ハンドル車を設定していないというのがその理由です。

一方、アメリカには生産開始から25年以上が経過したモデルに対して、各種規制を大幅に緩和するという、いわゆる「25年ルール」と呼ばれるものが存在しています。

この制度を利用することで、アメリカ国内でも右ハンドル車(=日本国内専売車)の走行が比較的容易になります。

「25年ルール」は、「日産 スカイラインGT-R(R32)」などといった、当時は日本国内でしか販売されていなかった国産スポーツカーの中古相場が高騰したことで、多くの人に知られるようになりました。

2024年現在、1999年以前に生産されたモデルがこの「25年ルール」の対象となります。話題となりやすいのは国産スポーツカーですが、軽トラックをふくむ軽自動車もその対象となるため、一部のモデルの相場は上昇傾向にあるようです。

【日産 スカイラインGT-R】

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農園のミニ・ピックアップとして使われているが…

しかし、アメリカにおける軽トラックの人気を支えているのは「25年ルール」だけではないようです。

実は、アメリカに渡る軽トラックのほとんどが、中央部を中心とした農業地帯のユーザーに利用されていると言われています。

広大な土地を誇るアメリカの農家たちは、おもにフルサイズのピックアップトラックを利用していることがほとんどです。

一方、農園内のちょっとした移動や機動力を要する場所では、よりコンパクトなピックアップトラックが求められるケースもあります。

そうした際、日本の軽トラックは「ミニ・ピックアップトラック」として有用と感じるユーザーもいるようです。

また、アメリカではホンダが一定のブランド力を誇っており、信頼性の高さは折り紙付きであることから、スズキやダイハツよりもホンダの軽トラックの人気が高いとされています。

【ダイハツ ハイゼットトラック】

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結論・“軽トラ人気説”はフェイクに近い妄想!

軽トラックは、スーパーカーのような派手さこそないものの、日本の自動車産業が生み出した「名車」であることは間違いありません。

そんな軽トラックが自動車発祥の地であるアメリカで評価されるのは、日本のユーザーにとっても誇らしいことです。

しかし、物事を冷静に見つめる必要があるのも事実です。

近年、一部のメディアなどで「アメリカで軽トラックが大人気」と報じるケースが見られますが、実際にはかなり誇張された表現であることに注意しなければなりません。

いくらかの軽トラックがアメリカへと渡っていることは事実ですが、その規模は数十台から数百台程度であって、アメリカ全体から見ればごくわずかです。

たとえば、日本でも正規販売されていないアメリカ車などが並行輸入されるケースはめずらしくありませんが、だからといって「日本でアメリカ車が大人気」ということにはなりません。

現状、軽トラックはアメリカの一部のマニアが「シャレ」で並行輸入しているのが実態であり、アメリカの多くのユーザーにとっては関心すらありません。

また、「日本では値の付かないような個体でも、アメリカでは高く売れる」といった煽り文句も散見されますが、実際にはそういったケースは皆無です。

一見、新車価格を超える価格で販売されているように見えても、輸出に関する諸費用や円安による為替差損を考慮すると、決してプレミア価格というわけではありません。

もちろん、非常に程度の良い個体であれば、相応の価格で輸出することは可能かもしれません。

ただ、それほどの個体であれば、国内でも十分に高値で取引されるはずです。

軽トラックのニーズがもっともあるのは、言うまでもなく日本国内です。

アメリカへと輸出するという「夢」に、過度な期待は禁物です。

<終わり>

【ズキ キャリイトラック】

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<写真:トヨタ、日産、ホンダ、三菱、ダイハツ>


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