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【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】 ...

2024-5-26 17:15| post: biteme| view: 687| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:SUBARU、編集部

摘要: スバルが新たなレーシングカーを発表。その中身とは? スバルは、5月24日から26日に行われる「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース(以下、富士24時間 ...

【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】

スバルが新たなレーシングカーを発表。その中身とは?

スバルは、5月24日から26日に行われる「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース(以下、富士24時間レース)」の会場で、スーパー耐久シリーズに参戦予定の新型車「HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT(以下:ハイパフォーマンスX)」を公開した。

今回公開されたハイパフォーマンスXは、4ドアセダンのボディに、レース用にチューニングした水平対向ターボエンジンを搭載。駆動方式は、スバル伝統の「シンメトリカルAWD」を採用する。

スバルは2022年より、FRスポーツカーの「BRZ(Team SDA Engineering BRZ CNF Concept)」でスーパー耐久シリーズに挑戦。カーボンニュートラル燃料(CNF)を使用し、車両のハード・ソフト両面を磨きながら、モータースポーツで求められるアジャイルな開発を通じエンジニアの育成を図ってきた。また、トヨタ「GR86」との“ガチンコ対決”もS耐に見どころとなっていた。

今回公開されたハイパフォーマンスXは、次戦である第3戦オートポリスラウンドより投入される新型車。見た目はどこから見ても同社の4ドアスポーツカー「WRX S4」だが、スバル曰くこの車両はWRX S4ではないという。一体どういうことなのだろうか? 現地で開かれたトークショーでその詳細を聞いた。

>>ハイパフォーマンスXの画像をチェックする

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名前に込められた意味とは?

現在のS耐は、トヨタが「走る“公開”実験室」と呼ぶなど、自動車メーカーが次世代モデルの開発の場として機能しているご存じの通り。

チーム代表を務める本井雅人氏は、「WRX S4の部品やシステムを多く利用している」と認めるものの、この車両の目的は「WRX S4の次世代車両の開発」ではないそうだ。

「いま積んであるものは市販車に近いが、まずベース状態をきちんと抑える。(今後は)エンジン車としてだけではなく、バッテリーEV(BEV)にも活かせるような駆動系を作っていく。大きな技術開発をして、近い将来のスバル車に織り込む実験車。毎戦進化していく(本井氏)」

つまりこの車両は“未来のハイパフォーマンスモデルの実験車両”という位置付けで、今回公開されたのはWRX S4の皮を被った言わば“第1形態”。なので、名前には「WRX S4」の文字が一切ない。ひょっとすると、今後レースを戦っていく上で、どこかで見た目がガラッと変化することもあるかもしれない(?)。

なお本井氏によると「HPX」は大人の事情で使えないそうで、現在略称を絶賛募集中。開発陣はSNSでの反響もチェックしているそうなので、我こそはという読者諸兄は、ぜひSNSに略称を投稿してみてはどうだろう。

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ハイパフォーマンスな水平対向ターボを開発中!?

公開されたスペックは次のとおり(詳細はフォトギャラリー22枚目)。

スペック
全長×全幅×全高:4670×1865×1425mm
ホイールベース:2675mm
エンジン:FA24 2.4L DOHC直噴ターボ“DIT”
最高出力:300PS以上
最大トルク:400Nm以上
燃料:CNF
駆動方式:AWD(常時全輪駆動)
ミッション:MT

現在は、極力量産部品を使いながらいかにレースを戦うか、という段階だそうで、クルマもまだ組み上がったばかり。今回の富士24時間レースから投入したかったというのが本音だが、残念ながら間に合わなかったそうだ。

「カーボンニュートラルへのチャレンジという意味では、NAよりもターボの方が圧倒的にハードルが高い。それでも、いま積んでいる量産車よりもハイパフォーマンスなエンジンを作りたい(本井氏)」

現在の仕様は、全日本ラリーに投入されたソフトウェアなどを採用し、アンチラグ制御などが入っている状態だという。開発は全日本ラリーの車両ともリンクしており、ラリーとS耐の両方で開発することで相乗効果を狙っていく。なお、スバルのターボ車両らしく、ボンネットのエアインテークもしっかり健在である。

また今後は航空機部門とも連携し、空力面での開発も進めていくそうだ。

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スバルらしい走りのために

駆動系に関しては、スバル伝統の「シンメトリカルAWD」を採用するが、気になるのは本井氏の「バッテリーEVにも活かせるような駆動系を作っていく」という発言。

「BEVはすごく緻密に色々な制御ができる。その先行開発をこのクルマでガッチリやろう、それが1つ。それから、BEVになるとクルマが大きく重くなるので、より大きくて重いクルマで、四輪を使って効率的に走るということをこのクルマで突き詰めていければ、スバルらしいBEVが作れると確信してやっている(本井氏)」

つまりこの車両は、スバルの持つ「水平対向ターボエンジン」と「四輪駆動制御」という2つのアセットを、レースの現場でアジャイルに進化させ、いち早くユーザーに届けるという使命を担っているというわけだ。

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今回の富士24hレースで「BRZ」は勇退。フロントサスペンションのクロスメンバーを新造するなど、最後までアップデートをやめなかった。

「24時間(レース)にとって何が1番いいんだろう、というのをチームみんなで決めて、その仕様を織り込んで、さらに新しいアイテムも投入して絶対ノーミス走り切ってやろう、そんな意気込みでチャレンジしている(本井氏)」

気になるGR86とのガチンコ対決の行方は、BRZの勝利。スバルが最後に一矢報いたカタチとなった。なお、BRZでの挑戦はここで一区切りを迎えるが、S耐で開発されたものが7月14日に開催される「FUJI 86/BRZ STYLE 2024」でユーザーにお披露目されるそうだ。

レースで揉まれたエンジニアが必死に作ったモノが市販車にフィードバックされ、それが我々ユーザーが買うクルマへと繋がる。人もクルマも進化し、ユーザーが歓べる好循環がS耐では生まれている。

(終わり)

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