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GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果 ...

2024-6-11 11:45| post: biteme| view: 276| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン

摘要: アイオニック5 Nが日本発売 6月5日にヒョンデ「アイオニック5 N」がついに発売された。昨年秋に行われたラリー・ジャパンで日本初公開され、東京オートサロン2024などでも一般にお披露目されており、満を持しての日 ...

GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果

アイオニック5 Nが日本発売

6月5日にヒョンデ「アイオニック5 N」がついに発売された。昨年秋に行われたラリー・ジャパンで日本初公開され、東京オートサロン2024などでも一般にお披露目されており、満を持しての日本導入である。

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アイオニック5 Nとは、同社の電気自動車(BEV)「アイオニック5」をベースとしたハイパフォーマンスモデル。車名に付く「N」とは、ヒョンデの高性能モデルに付けらるブランド名で、BMWの「M」やメルセデス「AMG」などに相当するもの。「N」の由来は、発祥の地である韓国「ナムヤン(南陽)」で生まれ、ドイツ「ニュルブルクリンク」で鍛えられたブランドを意味するという。

これまでヒョンデは、「コーナー・ラスカル(※コーナーを楽しむヤツといった意味)」、「レーストラック・ケイパビリティ」、「エブリディ・スポーツカー」の3つをNブランドの軸とし、WTCR(世界ツーリングカーカップ)やWRC(世界ラリー選手権)に挑戦してきた。

日本ではまだまだ馴染みが薄いヒョンデだが、2022年には世界販売台数でトヨタ、VWに次ぐ3位(配下のKIAを含む)となっており、アイオニック5 Nはそんなグローバルメーカーであるヒョンデのブランドリーダー的なポジションなのである。

ちなみに、アイオニック5 Nは2024年のワールド・パフォーマンス・カー・アワードに輝き、ベースとなったアイオニック5はワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・エレクトリック・ビークル、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの3冠に輝いた華々しい実績を有している。

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愚直に走る楽しさを追求した数々のギミック

エクステリアはアイオニック5をベースに、アクティブエアフラップを備えたフロントバンパーやサイドシル、専用デザインのリヤバンパーやディフューザー、リアスポイラーや21インチ鍛造ホイールなどを装備。インテリアでは、本革巻ステアリングホイールやセミバケットシートなどを装着するなど、ハイパフォーマンスモデルの王道的チューニングが施される。

ヒョンデ自身、アイオニック5 NをハイパフォーマンスEVと形容するだけあって、スペックもなかなかのキレっぷりだ。

前後にモーターを搭載したAWDで、出力はフロント175kW、リア303kWで合計448kW(609馬力)を発揮。「N グリン ブースト」を使用すると、最高出力が478kW(650馬力)まで高められるBEVならではのギミックも備えている。ちなみに「Grin(グリン)」とは「ニヤリ」といった意味。思わず口角が上がってしまう加速感といったところか。

そのほかにも、BEVにもかかわらずシフトチェンジを擬似的に感じられる「N e-シフト」やエグゾーストノートをスピーカーから流しドライバーを刺激する「N アクティブ サウンド+」、アクセルオフで瞬時に0.4Gもの減速力を発揮させ、フロントに荷重移動させることでタックインを誘発させる「N ペダル」や、トルク配分をドライバー自ら調整する「N トルク ディストリビューション」なども搭載する。

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極めつけは「N ドリフト オプティマイザー」だ。

前後輪駆動比率と車両制御を最適化するいわゆる“ドリフトモード”で、最新モデルでありながら愚直に走りの楽しさを追求し、クラシカルなクルマ好き・走り好きへのアピールに余念がない。

ヒョンデ・モビリティ・ジャパンの趙(チョ)社長も「ハイパワーだけでない、本当の意味でのハイパフォーマンスEVとはなんなのか、アイオニック5 Nはその答えの1つ」と強調し、事前に行われた一般ユーザー向け体感イベント「Nトラックデイ」では参加者から「こんな電気自動車初めて!」と高い評価を得ているという。

ちなみに、84kWhのリチウムイオン電池を搭載し、一充電あたりの走行距離は561km(WLTCモード)と実用的な一面も持ち合わせている。

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GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ

せっかくなので、国産スポーツカーの雄で次期型はBEVになるという噂の日産「GT-R NISMO」と、BEVのハイパフォーマンスモデル「アリア NISMO(B9 e-4ORCE)」でスペックを比べてみると、アイオニック5 Nのキレっぷりとコストパフォーマンスの高さがよくわかる。

<アイオニック5 N>
最高出力/最大トルク:650馬力/770Nm(N Grin Boost使用時)
車重:2210kg
価格:858万円(税込)

<GT-R NISMO>
最高出力/最大トルク:600馬力/652Nm
車重:1720kg
価格:3008万5000円(税込)

<アリア NISMO B9 e-4ORCE>
最高出力/最大トルク:436馬力/600Nm
車重:2220kg(プロパイロット2.0仕様)
価格:944万1300円(税込)

もちろん、バッテリーの劣化や海外で報告されている発火問題、充電設備の脆弱性やサービス工場不足など、長期保有する上でのリスクも確かに存在するが、スペックだけで言えばもはやGT-R NISMOにも全く引けを取らないレベルなのである。

考えてみれば、休日の新大久保は若者でごった返し、紅白歌合戦で韓国のアイドルグループがキレッキレのダンスと歌を披露する現代の日本において、若者から見ればクルマだけが嫌韓されるのもおかしな話であろう。

ブランドリーダーとして、アイオニック5 Nの日本導入は、静かだが実は大きなインパクトなのかもしれない。今すぐ何かが劇的に変わらなくても、Nの日本上陸で5年後10年後の日本の景色は変わってくる可能性がある。多くの人の手に収まるスマートフォンのチップだって、今やほとんどが韓国メーカー製なのだから。

筆者的には、そんな強力なライバルに触発され、国内メーカーからも世界を驚かすモデルが登場することを願うばかりだ。そうして技術が進歩し業界が発展していくのが、健全な世の中であろう。

「このクルマに乗った方全員が笑顔でクルマを降りてきてくれた(趙社長)」

古い価値観に縛られているクルマ好きこそ、乗ればアイオニック5 Nの走りの魅力が一番よくわかってしまうというのはなんとも皮肉な話ではないだろうか。

(終わり)

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