北米ではめちゃ売れてるんです北米トヨタが先日、今春発売予定のミディアムセダン「新型カムリ」の価格を発表しました。価格は2万8400ドルから3万6125ドル。 1ドル150円で換算すると、426万円から542万円と高価に感じますが、北米における同クラスのセダンの中では妥当な価格帯と言えます。 昨今、セダン不毛の地と化した日本市場においても、孤軍奮闘していたカムリでしたが、とうとう昨年末に国内での生産が終了。2023年の国内の販売台数は約5000台でした。 一方、カムリは世界各国で販売されているグローバルカーであり、特に北米市場では2023年も全体で8位、SUVを除いた部門では1位と安定した人気を誇っています。その販売台数は北米だけでなんと約29万台/年…。 >この記事のフォトギャラリーはこちら |あわせて読みたい| >>先代 10代目カムリの価格やスペックはこちら 徐々に車格を上げていったカムリカムリの系譜を辿ると、初代は1980年に2ドアクーペ「セリカ」のセダン版「セリカカムリ」として登場しました。当時の2代目「カリーナ」の4ドアセダンとは姉妹車関係にありました。 2代目以降から海外市場への輸出が始まり、6代目以降は海外市場向けを主軸とした大型化が進行。世代を重ねるごとに車格が向上していきました。 現行型は11代目。10代目をベースに、プリウスやクラウンにも採用されている「ハンマーヘッド」デザインを採用。グリルまわりもレクサスのスピンドルグリルを彷彿とさせ、一言でいえば「スタイリッシュなセダン」に進化しています。 北米のグレードは4種類。「LE」と「XLE」はコンフォートタイプ、「SE」と「XSE」はスポーティタイプとして設定されています。 LEとSEには7インチのディスプレイメーター、XLEとXSEには12.3インチのフルディスプレイメーターが搭載されています。 新型はパワートレーンはハイブリッドのみとなり、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンに最新の第5世代トヨタハイブリッドシステムを組み合わせ、システム最高出力はFFが225馬力、AWDが232馬力を発生。AWDシステムはオンデマンドの電動式です。 男前な面構えとスタンダードなセダンフォルムの組み合わせ、まさに理想のセダンと言える新型カムリ。セダン好きの編集担当Kも、その魅力にグッときております。しかし、大変残念ながら国内導入の予定は今のところありません…(泣)。 ということで、新型カムリのフォトギャラリーをご用意しました。国内導入を妄想しながら、ぜひご覧ください! >この記事のフォトギャラリーはこちら <おわり> |あわせて読みたい| >>バブル期に登場した4代目カムリの価格やスペックはこちら |
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