ランクル250とディフェンダー、なんとなく似てる?
「ランドクルーザー 250」(以下、ランクル250)が発売されました。従来の都会派路線から一転し、いかにも「オフローダー」らしいフォルムでありながら、モダンさも持ち合わせたスタイルに心を奪われた方も多いのではないでしょうか。 ランクル250のデザインを初めて見たとき、どこかで見たことがあるような、不思議な感覚を覚えた方はいませんでしたか? 編集Kが真っ先に思い浮かんだのは、2019年に発売されたランドローバー「ディフェンダー」でした。 モダンでありながらどこか懐かしさを感じさせ、オフロード車らしい力強さも兼ね備えたアイコニックなディフェンダー。その雰囲気は、ランクル250にも通ずるところがありそうです。 そこで今回は、価格の近い「ディフェンダー110 S」(ディーゼル)と「ランクル250 ZX」(ディーゼル)を徹底比較します。 >この記事のフォトギャラリーはこちら |おすすめの記事| >走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ >ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身 >>ランドローバー ディフェンダーの価格やスペックはこちら >>ランドローバー ディフェンダーのユーザーレビューはこちら >>ランドローバー ディフェンダーの中古車情報はこちら >>トヨタ ランドクルーザー250の価格やスペックはこちら >>トヨタ ランドクルーザー250のユーザーレビューはこちら >>トヨタ ランドクルーザー250の「みんなの質問」はこちら 円安の影響でディフェンダーの価格上昇が止まらない?
最初に価格とスペックを比較していきます。 ■価格 価格が近いといっても、ディフェンダー110 Sとランクル250 ZXの価格差は約120万円…。決して小さくありません。 しかし、2019年の日本発売当時のディフェンダー S(ディーゼル)の価格は754万円でした。円安がここまで進んでいなければ、ディフェンダーの価格はランクル250 ZXともっと近かったかもしれません。 ・ランクル250 ZX:735万円 ・ディフェンダー110 SE:856万円 ■ボディサイズ ディフェンダーのほうが全長+20mm、全幅が+15mm、全高が+35mm大きく、さらにスペアタイヤを装着した状態では全長が5mを超えます。 ・ランクル250 ZX:全長4925×全幅1980×全高1935mm、ホイールベース2850mm ・ディフェンダー110 S:全長4945×全幅1995×全高1970mm、ホイールベース3020mm(全長はスペアホイール非装着時) ■最小回転半径 ディフェンダーのほうがホイールベースが若干長いためか、やや大きくなっていますが、ほぼ同じといっていいでしょう。 ・ランクル250 ZX:6.0m ・ディフェンダー110 S:6.1m ■最低地上高 最低地上高はほぼ一緒。さすが本格オフローダーの余裕です。 ・ランクル250 ZX:225mm ・ディフェンダー110 S:226mm/227.6mm(コイルサスペンション) ■車両重量 ディフェンダーのほうが40kg重たいです。 ・ランクル250 ZX:2410kg ・ディフェンダー110 S:2450kg(コイルサスペンション式) ■ラゲッジスペース容量(2列使用時) ディフェンダーのほうが大容量となっています。 ・ランクル250 ZX:408L ・ディフェンダー110 S:743L >この記事のフォトギャラリーはこちら |おすすめの記事| >【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上 >CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い >>トヨタ ランドクルーザープラドの価格やスペックはこちら >>トヨタ ランドクルーザープラドのユーザーレビューはこちら >>トヨタ ランドクルーザープラドの中古車情報はこちら 3L 直6ディーゼルの強大なトルクも魅力的
引き続きスペック関連と、その他の比較です。 ■パワートレーン 2.8L 4気筒ディーゼルターボを搭載し、500Nmという強大なトルクを誇るランクル250ですが、ディフェンダーは3L 6気筒の大排気量エンジンを搭載し、最大トルクは650Nmとランクル250を上回る高出力を発揮します。 ・ランクル250 ZX:2.8L 直列4気筒ディーゼルターボ+8速AT (最高出力204ps/最大トルク500Nm) ・ディフェンダー110 S:3L 直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド+8速AT (最高出力300ps/最大トルク650Nm) ■燃費(WLTCモード) 燃費はランクル250に軍配が上がりますが、ディフェンダーもエンジンスペックを考えると悪くはありません。 ・ランクル250 ZX:11.0km/L ・ディフェンダー110 S:9.9km/L ■先進安全装備 この領域は最新モデルであるランクル250が優勢。渋滞時にハンズオフ運転を可能にする「アドバンストドライブ」や、歩行者の横断や飛び出しの可能性を検知してドライバーに警報する「プロアクティブドライビングアシスト」など、最新の安全運転支援機能が搭載されています。 とはいえ、ディフェンダーが全く劣っているというわけでもありません。衝突回避系の機能やアダプティブクルーズコントロールなど、安全運転支援機能はランクル250とほぼ同等の装備が搭載されています。 ■エクステリア&インテリア どちらも本格オフローダーでありながら、ディフェンダーとランクル250は、まさに似て非なるキャラクターと言えるのではないでしょうか。 ランドローバー一族の血を受け継いだディフェンダーは、オリジナル・ディフェンダーのDNAをモダンでクリーンなデザインに仕立て直した、上質で洗練された印象があります。 一方、どこへでも行き、生きて帰ってくることを使命とするランクル一族の血を受け継ぐ250は、モダンでありながらも、プロユースのギアのような無骨さを持ち味としています。 ということでみなさんはどちらがお好みでしょうか。両者の違いを写真でチェックしてみてください! >この記事のフォトギャラリーはこちら <おわり> |おすすめの記事| >【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から >【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!? >>トヨタ ランドクルーザー70の価格やスペックはこちら >>トヨタ ランドクルーザー70のユーザーレビューはこちら >>トヨタ ランドクルーザー70の中古車情報はこちら >>トヨタ ランドクルーザー300の価格やスペックはこちら >>トヨタ ランドクルーザー300のユーザーレビューはこちら >>トヨタ ランドクルーザー300の中古車情報はこちら |