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アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?

2024-5-16 11:45| post: biteme| view: 183| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: HV好調で「EVブームは終わった」のか 2024年5月8日、トヨタは決算発表をおこない、2023年度の営業利益が5兆3529億円となったことを明らかにしました。この数字はトヨタとして過去最高益であることにくわえ、日本企業 ...

アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?

HV好調で「EVブームは終わった」のか

2024年5月8日、トヨタは決算発表をおこない、2023年度の営業利益が5兆3529億円となったことを明らかにしました。

この数字はトヨタとして過去最高益であることにくわえ、日本企業として初となる「5兆円超え」となりました。

トヨタは、北米をはじめとしたグローバルにおけるハイブリッド車(HV)の好調が、この業績をけん引したと説明しています。

また、5月10日には、ホンダも2023年度が過去最高益であったことを発表し、北米におけるHVの好調がその一因となったことを明らかにしています。

一方、HVの躍進の影で、北米や中国をはじめとするいくつかの市場でBEVの販売台数が鈍化しています。

こうした状況をうけて、インターネット上には「EVブームは終わった」「HVが最適解」といったコメントが多く見られますが、果たしてそれは事実と言えるのでしょうか?

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EV派もガソリン車派も「正しい」

現在、EVを取り巻く議論は非常に混沌としていますが、その最大の理由は、クルマが人々の生活に根ざしたごく身近なものでありつつ、エネルギー政策や雇用政策に関わる政治的に重要な要素でもあるためです。

たとえば、「国家百年の計」という言葉があるように、政策を考える際にははるか未来の姿をイメージすることが肝要です。

一方、一般的なユーザーのほとんどは、数十年先の未来よりも、「いま」のほうが重要です。

これを、日本におけるEVを取り巻く議論について当てはめてみましょう。

ガソリンの元となる原油のほぼ全量を輸入に頼っている日本にとって、EVを推進することは石油依存から脱却するという大きなメリットがあります。

そのため、これまでの日本ではいわゆる「エコカー減税」を筆頭に、ガソリンをできるだけ使わないクルマの販売を促進する政策をとってきたわけです。

一方でいま現在の日本は、先人たちの努力によって非産油国でありながら世界で最もガソリンスタンドが充実した国となっています。

その結果、多くのユーザーにとっては、わざわざBEVに買い替えたり充電スポットを探したりするより、ガソリンスタンドで給油するほうが手軽です。

石油に依存している状況が、日本の将来を考えたときに危険であることは言うまでもありません。しかし、現状は石油を利用するほうがメリットが多いのも事実です。

つまり、現在の日本においては、EVを推進するのも、ガソリン車(内燃機関車)を支持するのもどちらも「正しい」のです。

ただ、それぞれの立脚点、簡単に言えば「重視していること」が異なるため、実際には議論が噛み合っていない例が多いようです。

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混沌とした時代のクルマ選びに重要なのは…

自動車業界関係者の多くは、将来的にはBEVが主流となると見ているようです。

ただ、ここでいう「将来」とは少なくとも十年単位の話であり、向こう数年という話ではありません。

具体的なタイミングについては、世界各国の情勢に大きく依存するため、自動車業界の関係者であっても予測することは難しいというのが実際のところです。

にもかかわらず、一部の自動車メーカーやメディアでは、より近い将来にBEVが中心となるかのように喧伝している例が散見されます。

ただ、少なくとも日本においては、ある日突然ガソリン車(内燃機関車)に乗ることが禁じられるということはありえません。

もちろん、ガソリンスタンドが減少傾向にあることを考えると、ガソリン車(内燃機関車)に乗り続けるよりもEVに乗り換えるほうがメリットがあるというユーザーがじょじょに増えていくと予想されます。

しかし、そのタイミングはユーザーによってまちまちであることは言うまでもありません。

逆に言えば、その時がくるまで、無理にEVを選ぶ必要はないということです。

日本をふくむ多くの国がEV推進政策を採っていることを考えると、将来的にはEVが主流となるのは既定路線であり、その意味で、EVは決して一時の「ブーム」ではありません。

一方、実際にEVを選ぶかどうかを判断するのは、ひとりひとりのユーザー自身です。

クルマを選ぶ基準はユーザーによって千差万別です。そのため、すべてのユーザーにとって「最適解」と言えるクルマは存在しません。

であるならば、どのようなクルマを選んでも、それを他人が否定することはできないはずです。

たしかなことは、自身のライフスタイルに合ったクルマを選ぶことがクルマ選びの「最適解」であり、それがどのようなパワートレインであるのかは本質的には重要ではないということです。

EVを取り巻く議論が混沌としているからこそ、自身がクルマになにを求めるのかを明確にすることがなによりも大切です。

<終わり>

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<写真:トヨタ>


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