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スバル ソルテラで550km長距離ドライブ 走りや充電…使って感じたあれやこれ

2024-3-28 11:45| post: biteme| view: 982| コメント: 0|著者: 文:伊達軍曹/写真:編集部

摘要: 2023年10月の改良でステアリングがオーバル形状に 昨年10月に一部改良が行われたスバル「ソルテラ」に、1泊2日のスケジュールで試乗した。本稿では「改良型ソルテラがどんなクルマだったか」と「BEV(フル電気自動車 ...

スバル ソルテラで550km長距離ドライブ 走りや充電…使って感じたあれやこれ

2023年10月の改良でステアリングがオーバル形状に

昨年10月に一部改良が行われたスバル「ソルテラ」に、1泊2日のスケジュールで試乗した。本稿では「改良型ソルテラがどんなクルマだったか」と「BEV(フル電気自動車)で行く比較的長距離のドライブは(充電の面で)どうだったか?」について報告したい。

ご承知のとおり、ソルテラは2022年5月に注文受け付けが開始された、スバルとトヨタが共同開発したSUVタイプのBEV。駆動方式はFWDとAWDの2種類で、AWDには2モーター方式のパワートレインが採用されている。

駆動用バッテリーの総電力量は71.4kWhで、FWD車のフロントモーターは最高出力150ps/最大トルク266Nm。AWD車はフロントに同80ps/同169Nm、リアにも同80ps/同169Nmのモーターを搭載する。各グレードのWLTCモードによる一充電走行距離は下記のとおりだ。

・ET-SS(FWD)|567km
・ET-SS(AWD)|542km
・ET-HS(AWD)|487km

今回の試乗車両はET-SS(AWD)である。

そして2023年10月25日に行われた一部改良では「スバル セーフティ センス」の機能が拡充され、一定の条件下で40km/h以下でのハンズフリー運転が可能になるなどの進化を遂げた。

またステアリングホイールの形状がそれまでの円形からオーバル形となり、ステアリングの向こう側にあるメーターの視認性が向上。同時にステアリングのセンサーがタッチセンサー式に変わったため、ACC作動時にステアリングを「握る」必要がなくなった。

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令和のクラウンロイヤルか在日キャデラックか

そんな改良型ソルテラで、まずは首都高速という名のタイトなワインディングロードへ繰り出すと――決して悪くはないのだが、車両重量2tの、さほど小柄ではない車体がどんぶらこ~、どんぶらこ~とコーナリングのたびに揺れる感触があり、初見の段階ではあまり心地良いとは思えなかった。

だが不思議なもので、乗っているうちに「どんぶらこ感」に身体と心が慣れていく。そして緩やかなカーブが連続するカントリーサイドの高速道路を走る頃には、ソルテラの「ソフトではあるが、きわめて安定している」という乗り味が逆に気持ちよく感じられてくる。

そして高速道路を降り、比較的タイトな山坂道をゆったりめに走り始めた頃には、このニュアンスの虜になっていた。

ソルテラの乗り味とは、「令和のクラウン ロイヤル」というか「在日キャデラック」というか、そういったものに筆者には感じられた。

タイトでスポーティなニュアンスを求める人には向かなそうだが、そういったものはすでに卒業したドライバーが穏やかで上質なドライブフィールを感じながら、各地の名勝や有名な温泉宿、あるいはゴルフ場などを目指すための乗り物としては、ベストに近い乗り味であるように思う。BEVなので、当然ながら車内はきわめて静かであるし。

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ハーマンカードン付きを推したい

とはいえせっかく車内が静かなのに、ソルテラの純正オーディオは正直今ひとつな音質だった。

これではせっかくのBEV環境を生かすことができない。そのため、もしも今後ソルテラを買うという人を見かけたならば、筆者としては最上級グレードである「ET-HS」を猛烈にプッシュしたい。

ET-HSの車両価格はET-SS(AWD)より44万円高いが、ET-HSであれば「ハーマンカードンサウンドシステム(専用11スピーカー)」が標準装備。

筆者の私物自家用車にもこれと同じものが付いているが(※正確に言うとサブウーファーは付いてませんが)、音はかなりいい。そして静かなBEVであれば、その本領はより発揮されることだろう。

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説明の順番が前後してしまい恐縮だが、高速道路などでドライブモードを「Sport」にした際のソルテラは相当速い。

穏やかなニュアンスであることに変わりはないが、時おりSportモードに入れてやれば、この車の本領のようなものを存分に堪能できるだろう。ソルテラは「単に穏やかなだけの車」では決してないのだ。

またオーバル型に変わったステアリングホイールは操作時に違和感を覚えることはなく、ただただメーターが見やすくなったという良い影響しかない。そしてアクセルを戻した際の減速度の強さを4段階で調節できる「パドルスイッチ」は相変わらず、山坂道や首都高速においてはきわめて便利である。

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片道200km~300kmの範囲であれば問題なし

では、「BEVで行く比較的長距離のドライブは(充電の面で)どうだったか?」に移ろう。

東京・恵比寿のスバル本社ビルを出た筆者と編集Kは、そこから約230km先にある群馬県の四万温泉を目指した。

ソルテラ(ET-SS/AWD)のWLTCモードによる一充電走行距離は542kmであるため、計算上は途中で急速充電をせずとも難なくたどり着けるはず。下手をすれば帰路も充電なしで帰京できる可能性すらあるだろう。

だがスバル本社ビルを出る際にメーターパネルを見ると、バッテリー残量100%に対して、航続可能な予想距離は387kmとの表示。「……WLTCモードとずいぶん違うやんけ」とは思うが、まぁ230kmぐらいなら余裕で走りきれるだろう。たぶん。

そして結果はそのとおりで、約230km走って四万川沿いの宿に到着した際のバッテリー残量は「26%」との表示。けっこう余裕であり、スバルから参考として事前に教えられた「途中途中のポイントにおける予想バッテリー残量」とも、その都度おおむね合致していた。

そのため途中で急速充電をする必要性はいっさい感じず、またBEVで遠くへ行く際に特有の「バッテリーの残量表示を見ると胃が痛くなる」という現象も発生しなかった。

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現状、ソルテラぐらいの車格のBEVであっても、さすがに「東京から鹿児島まで1300km走ります!」みたいな無駄にレアな使い方をするには、約30分間の急速充電を何度も行う必要がある。はっきり言って面倒くさいし、かったるい。やりたくない。

だが片道200kmか300km程度の旅、つまり多くの人が日常的に行う“小旅行”であれば、何ら問題もストレスもなしに使うことができる。まぁ旅先の宿に200Vの普通充電設備があることがマストにはなるが、パワフルで静かでスムーズなBEVでちょっとした旅に出るという行為は、きわめて愉快なものであった。

2030年以降、仮にBEVだらけの世の中になったとしても、私は「車がある生活」を今とほぼ同様に楽しめるのだろう。

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東京都在住であれば110万円のCEV補助金アリ

筆者のイチ推しグレードである「ET-HS」は車両価格715万円となかなかお高いが、購入に際しては国からのCEV補助金65万円(※2024年4月以降の場合)と、例えば東京都にお住まいであれば45万円のZEV補助金が出る。

つまり計110万円の補助金があるということで、ET-HSの実質的な車両本体価格は605万円ということになる(※東京都民が2024年4月以降に購入する場合)。

これでももちろん高いは高いが、ある種のユーザーには楽勝な金額であるはず。そんな「ある種の人」には、ソルテラはかなりナイスな選択肢であるように思う。

<おわり>

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