日本を支えるプロボックスが一部改良トヨタは4月5日、「プロボックス」を一部改良し発売した。 プロボックスは、2002年に発売された商用バンで、2014年には大幅なマイナーチェンジを敢行。さらに2018年には、時代の要請にあわせハイブリッドモデルを追加するなどの改良を重ねてきたが、基本的には22年前の設計がベースとなるトヨタきってのご長寿モデル。 なお、姉妹車として装備を充実させた「サクシード」も当初ラインアップされていたが、こちらは2020年に生産を終了し、現在ではプロボックスに統合されている。 また最近では、ダイハツの不正問題の煽りを受け、ダイハツ京都工場で委託生産されていたプロボックスも一時生産・出荷停止に追い込まれるなど、混乱が生じていた。 ◎あわせて読みたい: 【プロボックス】 バックモニター標準装備の理由は?改良内容は、「バックモニター内蔵自動防眩インナーミラー」を標準装備するのみだが、これは2024年5月から、継続生産車も「後退時車両直後確認装置」が義務化されることへの対応によるもの。 なお、価格は全グレードで3万8000円の値上がりとなっている。 <グレードと税込価格> ■ハイブリッドモデル(2WDのみ) ◎あわせて読みたい: 【プロボックス】 次世代モデルはどうなる?トヨタは2月12日の生産・出荷再開の際、「お客様からお叱りや厳しい声をたくさんいただきましたが、次第に、日常生活や仕事に必要であり、早い再開を望むなど、厳しくも温かい声をいただけるようになりました」と発表した。 近年では、キャンプやアウトドアブームの中、リフトアップカスタムが話題になるなど、登場から22年経った今でも、年間4万台程度を安定的に販売するプロボックス。今回の生産・出荷停止では奇しくも、ビジネスの現場だけでなく、日常使いにおいても必要不可欠な存在であることを改めて見せつける格好となった。 ネットでは「ハイエース」などと同様、新型の予想イラストが出回るなど次世代モデルの登場を望む声も根強く、社会やビジネス現場からの声次第では、電気自動車(BEV)モデルの登場にも期待がかかる。 新時代の2代目プロボックスは登場するのか? にも引き続き注目だ。 (終わり) ◎あわせて読みたい: 【プロボックス】 |
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