今では希少なレース参戦用ベース車！ スバル BRZ「Cup Car Basic」発表

昨年の改良で6速MTにもアイサイトを搭載

スバルは、「BRZ（ビーアールゼット）」の「トヨタ ガズー レーシング GR86／BRZカップ」参戦用グレード、「Cup Car Basic（カップ カー ベーシック）」を4月8日に発表した。価格は370万400円でトランスミッションは6速MTのみのみ設定。

BRZは、スバルとトヨタが共同開発したスポーツカーで、トヨタ「GR86」は姉妹車。近年では数少なくなったフロントエンジン、リアドライブ（FR）を採用し、エンジンはスバルの水平対向4気筒2.4Lエンジンを搭載する。最高出力235ps、最大トルク250Nmを発揮し、標準グレードのトランスミッションは6速MTと6速ATから選択できる。

2023年9月の改良では、運転支援システム「アイサイト」を6速MT車にも搭載し、スポーツグレード「STI Sport」を追加するなど、いくつかの変更が行われた。

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専用装備の架装はSTIでおこなわれる

カップ カー ベーシックは、6点式シートベルト用アイボルトや空冷式のエンジンオイルクーラーなどを専用装備するとともに、レース参戦向けベース車両として、各種装備の仕様を最適な設定とした。また、アイサイト標準装備化により、ロールケージの形状が変更されている。

カップ カー ベーシックの販売はスバルでおこない、専用装備はスバルテクニカインターナショナル（STI）で架装される。

カップ カー ベーシックの専用装備は以下の通り。
・ロールケージ（6点式+サイドバー付き）
・6点式シートベルト用アイボルト（運転席）
・SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグ取り外し、キャンセラー装着
・フロアマット（ロールケージ専用）
・エンジンオイルクーラー（空冷式）
・エンジン封印
・リヤデフ冷却フィン（フィン付デフキャリア）

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＜おわり＞

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