北米でトヨタ新型4ランナーが発表4月9日(現地時間)、トヨタは北米で新型「4ランナー」を発表した。 4ランナーはトヨタが北米で販売するミドルサイズのクロスカントリー車。初代は1983年にデビューし、日本でもRVブームの中「ハイラックスサーフ」として一世を風靡したモデルである。 今回発表された新型4ランナーは6代目に当たり、「ランドクルーザー300」や「ランドクルーザー250」などに採用される最新のプラットフォーム「TNGA-F」を採用。ラダーフレーム車ならではの高いオフロード性能と、オンロードでの快適性を両立したという。 エクステリアでは、「ラップオーバー」と呼ばれるクォーターガラスやロールダウンリアウィンドウなど、4ランナーのヘリテージを活用しつつ、砂漠のオフロードレースからのインスピーレーションを取り入れることでアグレッシブかつタフな印象に仕上げている。 インテリアでは、8インチまたは14インチのタッチスクリーンディスプレイを採用し、大型の操作ダイヤルなどオフロードモデルとして重要な操作性も確保。「ワイヤレス Apple CarPlay」や「Android Auto」にも対応したほか、ワイヤレス充電なども備えるなどモダンにアップデートされている。 ◎あわせて読みたい: >新型4ランナーの写真はこちら 【ハイラックスサーフ(過去モデル)】 2.4Lターボハイブリッドもラインアップ新型4ランナーは、2.4L直列4気筒ターボエンジンに48馬力の電気モーター、8速ATを組み合わせた「i-FORCE MAX ハイブリッド」を採用する。このハイブリッドシステムは、ラダーフレーム車に求められる高い耐久性を備えながら、歴代4ランナーでは最強となる最高出力326馬力/最大トルク630Nmを発揮する。 そのほか、最高出力278馬力/最大トルク430Nmを発揮する2.4L直列4気筒ターボエンジンに8速ATを組み合わせたコンベンショナルな仕様もラインアップする。 また、悪路での設地性を高める「スタビライザーバー・ディスコネクト・メカニズム」や「アクティブ・トラクション・コントロール(A-TRAC)」、「マルチテレインセレクト」や「ダウンヒル・アシスト・コントロール」といった機能を装備することで、高い走破性を確保。アプローチアングルは32度、デパーチャーアングルは24度を確保する。 さらに、レーダークルーズコントロール(全車速対応)や「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」などを備えた最新の「トヨタ・セーフティ・センス 3.0」も搭載され、現代のモデルに求められる高い安全性も備えている。 ◎あわせて読みたい: >新型4ランナーの写真はこちら 【ハイラックスサーフ(過去モデル)】 無骨な「トレイルハンター」を設定、日本復活論も新型4ランナーは、9つもの多彩なグレードをラインアップするのもポイントだ。 注目は「トレイルハンター」で、ARB社のオールドマンエミュー 2.5インチ鍛造ショックやルーフラックなどを備え、ロックレールやスキッドプレート、大径オールテレインタイヤを装着することで“オフテイスト”をアップ。さらに、i-FORCE MAX ハイブリッド用のハイマウントエアインテークや、ブロンズの「TOYOTA」ロゴが輝くヘリテージグリル、20インチLEDライトバーなども装備する。 また、ブラックのスタイリングやヘッドアップディスプレイなどを備えたハイエンドグレード「プラチナム」も用意される。 生産はランドクルーザー250と同じ田原工場で行われ、北米の販売は今秋を予定している新型4ランナー。現在のところ日本導入の情報はないが、ティザー画像が公開された際ネットでは、日本導入希望の声も多かった。 現在日本にはピックアップトラックの「ハイラックス」が導入されており、ランドクルーザーシリーズの人気も非常に高い。さらには、こちらもRVブームで一世を風靡した三菱「パジェロ」復活のウワサもあり、マーケットからの要望次第ではハイラックスサーフも日本復活……なんて期待をしてしまうユーザーも多いのではないだろうか。 (終わり) ◎あわせて読みたい: >新型4ランナーの写真はこちら 【ハイラックスサーフ(過去モデル)】 |
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