フリード現行モデルはいまだに売れているが…広い室内空間と取り回しの良さを両立させたコンパクトミニバンは、おもにファミリー層を中心に高い人気を誇っています。 事実上、「トヨタ シエンタ」と「ホンダ フリード」の一騎打ちとなっているこのカテゴリーですが、2023年における新車販売台数ランキングを見ると、シエンタは3位、フリードは10位にランクインするなど、シエンタがフリードをリードしていることがわかります。 一方、シエンタは2022年にフルモデルチェンジを果たしているものの、フリードは2016年の登場からすでに7年以上が経過しています。 にもかかわらず、「ヴェゼル」や「フィット」を押しのけて、ホンダの最量販モデル(軽自動車をのぞく)となっているのは、まさに驚異的というほかありません。 そんなフリードに、ついにフルモデルチェンジがおこなわれるとの情報が入ってきました。 >2024年も話題の新型車が続々スタンバイ中。現時点で確定! の新型モデルをおさらい 【フリード】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら 予約開始は6月、ティザーサイトは秒読みか関係者などからの情報を総合すると、発売時期は2024年夏が濃厚と見られています。 フリードのターゲット層を考えると、夏のボーナス商戦に間に合わせることは確実です。 そう考えると、2024年6月ころには予約が開始されると考えられます。 また、近年のホンダはかなり早い時期からティザーサイトをオープンさせる傾向があるため、2024年春ころにはデザインやスペック、グレード構成、価格などが明らかにされる可能性が高そうです。 つまり、もうすでに次期フリードの輪郭は見えつつあるのです。 【シエンタ】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら 独自のハイブリッド「e:HEV」搭載は確定まず、ボディサイズについては現行モデルの全長4265mm×全幅1695mm×全高1710mmを踏襲することは確実です。 競合となるシエンタが先代とほぼ同じボディサイズを死守していることにくわえ、「N-BOX」や「ステップワゴン」とのバランスを考えると、フリードのボディサイズを変更するという選択肢はなさそうです。 さらに、パワートレインにホンダ独自のハイブリッドシステムである「e:HEV」が搭載されることも確定的です。 それにともない、WLTCモード燃費は25km/L程度になると見られます。 また、シエンタ同様に純ガソリンエンジン車も設定される見込みです。 【ホンダ N-BOX】>価格やスペックはこちら >価格やスペックはこちら 次期フリードのエクステリアデザインに懸念?エクステリアデザインについては、現時点では完全にベールに包まれています。 フリードのターゲット層や価格帯を考えると、いわゆる「オラオラ系」や「スポーティ系」のデザインを採用することは考えにくそうです。 近年のホンダのトレンドから逆算すれば、フィットやステップワゴンの「エアー」のような、シンプルかつクリーンなテイストになる可能性は高そうです。 しかし、そうしたデザインを採用したフィットやステップワゴンの「エアー」の販売状況は決して好調とは言えないのも事実です。 かといって、現在のホンダにおいてそれ以外の路線が採用されるとも思えません。 おそらく、「シンプル&クリーン系」のデザインになると見られますが、ほかのモデルから得られたフィードバックがどのように活かされるのかに注目が集まります。 一方、最近のホンダ車に見られる、自宅のリビングのような居心地の良さを感じるインテリアはおおむね好評であるため、同じコンセプトが採用される可能性が濃厚です。 シエンタのインテリアはややチープさを感じることもあり、この点については次期フリードの大きな強みとなりそうです。 【フィット】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら 新型はシエンタを徹底的に研究して登場する現時点では、次期フリードについて明らかとなっていることは決して多くはありません。 ただ、ひとつ言えるのは、次期フリードがコケたらホンダはかなりの苦境に立たされるということです。 ホンダの国内販売を見ると、かなりの台数をN-BOXに依存していることがわかります。 N-BOXが優れたモデルであることに疑う余地はありませんが、経営面から考えるとこれ以上の「一本足打法」は避けたいでしょう。 2023年12月に復活を果たした「オデッセイ」や2024年春に登場予定の「アコード」は、多くの販売台数が期待できるモデルではありませんし、フィットやステップワゴン、あるいはヴェゼルが低迷していることを考えると、次期フリードにホンダの未来が託されていると言っても過言ではありません。 この点はホンダも重々承知のようで、次期フリードは事実上唯一のライバルであるシエンタを徹底的に研究し、なおかつ万全の供給体制をもって発表されると言われています。 【ステップワゴン】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら N-BOXに続きスマッシュヒットなるか「失敗は許されない」、それこそがフリードのフルモデルチェンジが後ろ倒しになり続けた最大の理由であると目されます。 いずれにせよ、次期フリードが相当に「気合の入ったモデル」となることは確実です。 かつてのオデッセイやフィット、N-BOXがそうであったように、ホンダは苦境に立たされたときに「スマッシュヒット」を叩き出す傾向があります。 次期フリードでホンダの底力が見られるのかどうか、秒読みに入った新型フリードの全貌に期待しましょう! 【ヴェゼル】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら >価格やスペックはこちら <終わり> <写真:ホンダ、トヨタ> 終わり> |
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