ただでさえ貴重なプレミアムクラスの国産ワゴンSUVブームもいいけど、キャンプなどのアクティビティにおける“影の実力派”と言えば、5人の乗員に加えてテントなどのギアが満載できるステーションワゴン! とお考えのみなさんこんにちは。今回は発売に向け期待が高まる「クラウンエステート」の“今わかる情報”まとめと、北米サイトのロケーション画像や、エステートの方向感がわかる開発時のデザインスケッチなどもあわせてご紹介します。 クラウンエステートは3月に日本で発売される予定だったのですが、残念なことに今年6月以降への延期が決まり、購入検討中だった人はやや肩透かしを食った格好に。トヨタ公式によれば、「お客様へより良い商品をお届けできるよう、更なる車両の作り込みを行っております」とのことで、仕上がりに期待して待ちたいところです。 2007年に販売終了となった11代目クラウンに設定されたステーションワゴン以来となるばかりでなく、昨今ではワゴンに強いスバルの「アウトバック」(写真43~45枚目)と「レヴォーグ」(写真46~48枚目)を除けば、あとは2024年4月に販売終了が決まっている「マツダ6ワゴン」(写真49~50枚目)しか、国産プレミアムクラスのステーションワゴンの選択肢はありません。 <公開されているクラウンエステートのスペック> >>クラウンクロスオーバーのカタログ情報はこちら 2.5LのHVとPHEVが有力。500万円台前半~を予想ちなみに2024年夏発売予定とされる北米トヨタの公式サイトにはもう少し詳しい情報が載っていて(北米でのモデル名は「クラウン シグニア」)、ハンズフリーのパワーゲートや、後席の6:4の分割可倒機構、荷室ゲート側からの後席折り畳み操作が可能などとありますが、このクラスのワゴンであれば標準装備は当然の内容といったところ。 一方、同サイトによれば後席を折りたたんだ状態のカーゴスペース奥行は約2m(6.5フィート)と流石の余裕で、アウトバックの1820mmを大きく上回ります。クラウンで車中泊する人がどれほどいるかは不明ながら、大柄なユーザーでもゆったりと車中泊を楽しめそうですね。 日本向けのパワートレーンの詳細は公開されていませんが、ハイブリッドとPHEVの2本立てであることは予告済み。これまた北米版シグニアの場合、搭載されるのは2.5Lハイブリッドでシステム出力は243PSとあり、これは日本向けのクラウンシリーズ(クロスオーバー/スポーツ/セダン)に搭載されるユニットと同様と見て良さそうです。 また、PHEVについても他に選択肢がないことから、「クラウンスポーツ」や「RAV4」のPHEVモデルが搭載する2.5L PHEV(システム出力306ps)で決まりではないでしょうか。 最後に価格ですが、北米での予想は600万円台後半~が支配的。ただし構成的に近いと思われる「クラウンクロスオーバー」も約620万円~と、あちらではかなり上級グレード寄りの展開です。 日本のクラウンクロスオーバーの価格が400万円台前半~と考えると、クラウンエステートがやや上級志向のラインアップだとしても500万円台前半~のスタートを期待したいところですが、果たしてどうなるでしょうか! (終わり) >>クラウンクロスオーバーのカタログ情報はこちら |
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