新型アルファード/ヴェルファイアをめぐる2つのウワサ2023年6月に登場した「トヨタ アルファード/ヴェルファイア」は、発売直後から多くの受注が殺到するなど、「キング・オブ・ミニバン」の名に恥じない人気を見せています。 そんなアルファード/ヴェルファイアに対して、早くも新グレードの追加がウワサされています。 ネットに流れるウワサをまとめると、「アルファードに廉価グレードが追加される」というものと「ヴェルファイアに最上級グレードが追加される」というものの2つが主流となっているようです。 登場時期についてはバラツキがありますが、おおむね2024年5月~6月頃としているものが多いようです。 果たして、このウワサは事実なのでしょうか? その真相を探ってみました。 次ページへ>>>>ヴェルファイアってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら アルファードには手頃な「G」が追加される?まずは、「アルファードに廉価グレードが追加される」というウワサについてみてみましょう。 このウワサの根拠となっているのは、新型アルファード/ヴェルファイアのグレードは上級のものにかたよっており、先代に設定されていた「X」や「S」などの手頃なグレードが設定されていないことにあるようです。 新型アルファード/ヴェルファイアのグレード構成を見ると、最上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」と、ミドルグレードの「Z(アルファード)」および「Zプレミア(ヴェルファイア)」というラインナップとなっており、いわゆる「廉価グレード」の設定はありません。 実は昨年6月の発表時に吉岡主査が時期などは未定としながらも「廉価グレード」の追加を予告していたことから、半導体不足などが解消に向かっている2024年の遅くない時期にグレード追加が行われることは、自然な流れと見ることもできます。 >>【クルクル動かせる!】アルファードの360ビューはこちら 実際、トヨタ関係者などからの情報を総合すると、今回のウワサは限りなく真実に近いようです。ただし、いわゆる「廉価グレード」ではなく、あくまで装備を調整した手頃なグレードとなるようです。 その参考となるのが、新型アルファード/ヴェルファイアに設定されたウェルキャブ(福祉車両)仕様の「サイドリフトアップチルトシート装着車」です。 「サイドリフトアップチルトシート装着車」は、公式サイト上ではグレード「G」と表記されており、フロントグリルがメッキ加工の施されていないブラック基調のものとなっていたり、シートがファブリックと合成皮革のコンビネーションシートとなっているなど、内外装のデザインや装備が「エグゼクティブラウンジ」や「Z」および「Zプレミア」とは明確に異なります。 この「サイドリフトアップチルトシート装着車」と同等の機能装備をもつ「G」と呼ばれるグレードが追加されることが濃厚です。 価格は480万円前後になると見られることから、「ノア/ヴォクシー」の最上級グレードと比べても決して割安とは言えません。 >>【クルクル動かせる!】ノアの360ビューはこちら ただ、現在のアルファード/ヴェルファイアのラインナップから見ると手頃であることは間違いなさそうです。 次ページへ>>>>アルファードってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら ヴェルファイアの「最上級グレード」はPHEVか次に、「ヴェルファイアに最上級グレードが追加される」というウワサについて見てみましょう。 トヨタは、新型アルファード/ヴェルファイアの発表に際して、プレスリリースに「今後、プラグインハイブリッド車(PHEV)も投入を予定しています」と添えています。 近年のトヨタにおけるPHEV車の位置付けを見ると、機能装備を充実させた最上級グレードであることが多く、もし新型アルファード/ヴェルファイアにPHEV車が設定されれば、それは必然的に最上級グレードであるというのが、このウワサの根拠となっているようです。 >>もはやセダン不要。アルファードとヴェルファイア、知っておきたいグレードごとの走りの違い 一方、ヴェルファイアに限定されている理由は、2023年10月から11月にかけて開催されたジャパン・モビリティ・ショー2023にあるようです。 新型アルファード/ヴェルファイアの生産を手掛けるトヨタ車体は、このショーでヴェルファイアの4人乗り仕様である「スペーシャスラウンジ コンセプト」を出展しました。 一見するとヴェルファイアをベースにした特装車ですが、よく見ると「PHEV」のバッジを確認することができ、実際に充電口と思われるものも備わっていました。 このことから、今後登場するであろうヴェルファイアのPHEV車に最上級グレードとして4人乗り仕様が設定されるのではないかとウワサされています。 トヨタ関係者からの情報によれば、このウワサについても限りなく事実に近いと言えるようです。 ただし、あくまでも最上級グレードとしてPHEV車が追加されるというのみであり、「4人乗り仕様」という点が実現するかどうかは不透明であるのが実情のようです。 ちなみに、プレスリリースでは、新型アルファードとヴェルファイアの両方にはPHEVが設定されない(どちらかのみに設定される)可能性も読み取ることができます。 また、双方にPHEVが設定された場合でも、それぞれのキャラクターの違いに合わせたチューニングが施される可能性が濃厚です。 次ページへ>>>>ノアってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら 追加グレードの発表は6月~7月が濃厚ここまでを整理すると、それぞれのウワサはおおむね事実ですが、より正確に言えば「アルファードに『G』と呼ばれる手頃なグレードが追加される」「ヴェルファイアに最上級グレードとしてPHEV車が設定される」ということのようです。 では、それぞれの登場時期はいつ頃が予想されるのでしょうか? 具体的な発表時期については不明ながらも、現時点で2024年8月までの生産枠はほぼ埋まっているとされていることから、追加グレードの生産はそれ以降になると考えられます。 多くの場合、新型車の発表から1~2か月後に生産が始まることから、追加グレードの発表は2024年6月~7月となることが濃厚と見られます。 >>ヴォクシーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら >>アルヴェルの廉価グレード「G」は400万円台で来年登場? 装備なども予想! <終わり> <写真:トヨタ> 終わり> |
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